サイボーグ探偵真理絵(Cyborg detective MARIE)(6/17)縦書き表示RDF




ど派手なアクションをどうぞ。


サイボーグ探偵真理絵(Cyborg detective MARIE)
作:Daisy Katsura



黒崎家再び


[標準語プログラムインストール中です。暫くお待ち下さい。]
部屋中にパソコンの音声・・・じゃなくて、サイボーグである私から音声が響いた。
今、標準語プログラムをインストールしている所。
[インストールが完了しました。ディスクを取りだして下さい。]
どうやら終わったみたいだ。
[カシャ!]
私は耳形のディスク挿入口を開いて取りだした。
(そうだ、ついでだからチェックディスクでエラーが無いか調べておこう。)
私は机の引き出しからチェックディスクを引っ張り出して耳にセットした。
[カシャ!]
挿入口が閉まる。
[グイイーン]
ディスクが回り出した。
[チェックディスク起動、作業が終了するまでディスクを取り出さないで下さい。]
[グイイン、グイングイン、ビビ、ビーーーーーーー、ピヒューン]
[作業が終了しました。1個のエラーが検出されました。CPUの処理速度が低下しています。処理速度をUPします。]
[グイイン、グイン、グイグイ、ビーーーーーーーー、ピヒューン]
[作業が終了しました。ディスクを取りだして下さい。]
[カシャ!]
挿入口が開いた。
私はディスクを取りだして挿入口を閉じた。
(さて、一通り終わったし、新一君誘って遊びに行こうかな。)
私は携帯を取り出すと、新一君の携帯に電話を掛けた。
「もしもし、新一君?私、真理絵だよ。」
『はぁ?お前奥村じゃねえだろ。奥村は標準語喋んねえぜ。』
「鈍感だな、お前。ウチや、奥村や。これで文句あらへんやろ?」
『何だ、奥村か。』
「だから、最初からそう言ってるだろ・・・。」
『お前、標準語喋る様になってから性格も変わったか?』
「う、五月蠅えよ。と、兎に角、お前今日暇なら私の家来い。」
『誰が行くかよ。』
「来い。来なきゃ今すぐお前の家行ってぶっ飛ばす。」
[ぶつ、ツー、ツー、ツー、ツー]
(切りやがったな。よーし、此処はひとまず武力行使だ。)
そう思った私は、新一君の家に行った。
[ピンポーン!]
チャイムを鳴らす。
[ガチャ]
新一君が家から出て来た。
「な、何で来たんだよ?」
「それは新一君に会いたかったから。」
そう言って、私は新一君にしがみついた。
「は、離れろよ。恥ずかしいだろ?」
新一君は赤面しながら言った。
「わ、テレてやんの。」
新一君は鼻を鳴らし、
「離れろよ。」
と、私を突き放そうとした。
(無駄無駄、私はサイボーグだから、普通の人の力じゃ離れないよ。)
「な、何で離れねえんだよクソ!」
新一君は踏ん張った。
「新一君がどっか遊びに連れてってくれるまで私は離れないよ。」
「嫌だよ。俺は今忙しいんだ!おめえに構ってる暇なんかねえの!」
「じゃあ、絶対離れない!」
私は新一君をぎゅっと締め付けた。
「い、いててててて!いてえって!離せこら!死ぬ死ぬ!」
[ガチャ]
「もう、何よ!?朝から騒々しいわねえ!」
新一君の家から一人の少女が出て来た。
「あ、アンタ、何やっとんの?」
「お、おう、綾。丁度良い所に来た。こいつどうにかしてくれ!」
「嫌よ、面倒臭い。
てか、その子誰?」
「あぁ?この間転校して来た奴だよ!同じクラスの!」
「へぇ、この子が。
私、双子の妹、黒崎 くろさき あや。宜しくね。」
私は新一君を解放した。
「私、関西から来た奥村 真理絵です。」
私と綾は互いに手を出して握手した。
「奥村さん、遊びに来たんでしょ?上がって。」
「じゃあご遠慮無く。それと、私の事、真理絵って呼んでくれて良いよ。」
「そう。じゃあ、真理絵ちゃんって呼ばせて貰うね。私の事は、綾で良いよ。」
こうして、私たちは直ぐにうち解けた。
が、ご不満なのが一人だけいる。
ま、そんな奴は置いておいて・・・。
「お邪魔しまあす。」
私は綾ちゃんの家へあがった。
「お、お、おいおい。勝手に入るなって!」
「何、ちゃんと『お邪魔します』言ったよ?」
「そうよ。それに、私が上がる様に言ったんだもん。」
「「何か文句ある!?」」
私と綾ちゃんの声がハモる。
「な、無いです。」
新一君は小さくなって言った。
「真理絵ちゃん、部屋案内するよ。」
「ありがとう!」
私は綾ちゃんに連れられて綾ちゃんの部屋へ行った。
綾ちゃんの部屋は、広いと言うほどの広さでは無いけど広くて、壁が白く、茶色のベッドにピンクの布団、武術の本がぎっしり詰まった本棚と勉強机があった。
「綾ちゃん、武術の本がぎっしり詰まってるけど、趣味かなんか?」
「うん。」
「何段なの?」
「聞いて驚くな。
空手と柔道共に10段。」
「全然驚かないけど?」
「じゃあこっち来て。驚かしてあげる。」
私たちは庭へ行った。
庭には、瓦がいくつも置いてあった。それ以外にも、色々な物がある。
「今割るから見てて。」
綾ちゃんはそう言って、瓦を数枚積み重ねた。
「はあー!」
[パキパキパキ!]
瓦が全て割れた。
「何だ、そんな事なら私だって。」
そう言って、私は瓦を10枚積み上げた。
「じゅ、10枚!?」
驚く綾ちゃん。
私は、割る準備をした。
「ちょ、ちょっとタオルは?あれ乗せないと痛いよ?」
「大丈夫だよ。見てて。」
そう言って、私は小指だけを瓦の上に置き、一気に力を込めた。
[バッコーン!]
瓦全て部木っ端微塵。
「なっ!?」
綾ちゃんは驚いて腰を抜かしていた。
「綾ちゃん、大丈夫?」
「悪魔や!悪魔空手26段や!」
綾ちゃんはおかしくなっていた。
(しょうがない、放っておいて帰ろ。)
私は、綾ちゃんには悪いと思ったけど、一人家路に着いた。



何か、かなり本題と逸れてる気がする。
そろそろどっかで事件起こさないといけないかもなあ・・・。












ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう