サイボーグ探偵真理絵(Cyborg detective MARIE)(14/17)縦書き表示RDF


サイボーグ探偵真理絵(Cyborg detective MARIE)
作:Daisy Katsura



銀行強盗誘拐殺人事件!


10月序盤、真理絵は、事前に水理銀行から依頼を受け、張り込み捜査を行っていた。
とは言うものの、実際に張り込みをしてるのは、奴隷の亀山 大輝かめやま だいきな訳で・・・。
「クソッ、何で俺があんな女の言うなりにならなくちゃいけねーんだよ!?」
[ドン!]
大輝は壁を叩いた。
コラコラ、本人が聞いてたらどうするんですか?
「大輝、あんな女って、私の事かしら?」
真理絵が突然現れた。
「(ギクッ!?)
嫌だなぁ。真理絵様の事じゃないですよ。」
丸っきり嘘である。
「(ったく、この女、何処から現れたんだ?)」
何処からって、普通に走って来ましたけど?
あ、そうか。最高速度は肉眼では捕える事が出来ないんだ。
通りで、大輝が気付かない訳だ。
[パアン!]
一発の銃声が銀行内に響いた。
強盗か?いや、従業員が一人、殺された様だ。
「今みたいになりたく無かったら、この袋に金を詰めろ。」
覆面男が、カウンター越しで女性従業員に、銃を突き付けながら、大きな袋を渡した。
女性従業員は、黙って袋に、金を詰め込んだ。
[パアン!]
あまりにもモタモタしていたので、イライラした男は、その従業員を銃殺した。
その後、その男は袋を置いたまま逃げて行った。
「キャア!?」
真理絵が外で見張っていると、突然、二人組の覆面男に襲われた。
恐らく、例の強盗の一味だろう。
真理絵は、男らに抱えられ、車に乗せられた。
その時、真理絵は現場にある手掛かりを残した。
その頃、銀行内では。
「おいクソ女!」
大輝が真理絵を呼んだ。
来る筈が無い。
変に思った大輝は、外に出てみた。
しかし、外にも真理絵はいなかった。
「(変だな。)」
大輝は思った。
「ん?」
大輝は何かを発見した。
「(このウサギの絵のサイフ、あの女のだ。
捜して届けた方が良いよな?
待てよ、少しくらい・・・・。)」
何を考えてるかと思えば、金を盗む気ですか。
バレたら命無いよ?私は知らんけど。
大輝は、真理絵のサイフのフタを開けた。
中に手紙が入っていた。
『大輝、私は強盗に捕まった。
私を助けろ。
強盗の車のナンバーは、足立区33、ぁ、50-10だ。』
情報が少なすぎる。これでは動き様が無い。
「馬鹿馬鹿しい。」
大輝は、紙を破って捨ててしまった。
「ん?」
大輝は、もう一枚紙を見付けた。
『破いたな。まあ良い。兎に角助けに来い。』
大輝は辺りを見回した。
「ま、まさかな。」
大輝は呟いた。
が、内心は不安だった。
どこかで見ているかもしれないと。












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