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チートなオーガのちぃとばかし危険な冒険 作者:サバクタニ

第二部 

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第七章 勝手な奴ら


「……朝か」

 宿の一室で横たわっていた私は、窓から差し込む陽の明かりに小さく呟きを漏らした。
 そして横になったまま体を一度伸ばしてから、ゆっくりと上体を起こす。

 結局、悩みに悩み抜いた末、まんじりともせず夜明けを迎えてしまった。その挙句に未だ確たる答えは出ていないのだから、我ながら様は無い。

「……兎にも角にも、まずはジャルデ騎士団の事をオーガ共に教えてやらねば始まらんな」

 一度クランムル山に戻るために背嚢だけを置いて早朝の宿を後にすると、私は全速力で人の少ない町外れを走る。

 オーガ達が私の説得に耳を貸す可能性は限りなく低い。しかし彼らとて、騎士王聖女の名を出せば少しぐらいは決心に揺らぎもでるはずだ。その僅かな可能性に期待するしかない。

 幸い町とクランムル山の距離はそこまで離れていない。私の足であれば十数分とかかるまい。問題は朝に弱いオーガ共が起きているかどうかだが、緊急事態だ。叩き起こしたところで文句を言っている暇もないだろう。

 オーガ共が説得に応じなかった場合、私はどうするべきなのだろう。「勝手にしろ」と彼らを見捨てるべきなのか。あるいは騎士王聖女と剣を交えて退かせるべきか。
 未だその答えは出ていないが、だからと言って今やるべきことをしないのは愚かな事だ。

 どちらに転ぶにせよ、傍観するという選択肢は私にはない。

「――っ?」

 クランムル山を目指して駆けていた私は、前方から微かに聞こえてきた蹄の音に足を遅らせる。
 どうやらその蹄の音はこちらに向かって来るものではなく、山へと目指して進んでいるようだ。急いでいる様子はなく、軽い感じで馬を歩かせていると分かる律動だが、問題はその数。

 おそらく二十は下るまい。二十五……いや、三十はいるだろうか。つまり、だ。

「馬鹿な、早すぎるっ……」

 気付かれない程度の小走りで近づけば、やはり目の前には華美な鎧に身を包み、立派な体格の馬に跨った騎士たちが数十人。見事な隊列を成して行進していた。
 旗手の持つ旗印には交差された形状と長さの異なる二振りの剣。団長であるフェルリーフの持つ聖剣『クリカラ』と『デュラム』の表したそれは、彼らが間違いなくジャルデ騎士団であることを物語っていた。

「昨夜到着したばかりだろうに……何故、こんな早朝に――いや、早朝だからかっ!」

 思わず自分の迂闊さを呪った。

 オーガが早朝に弱いのは、何も魔物や魔族だけの常識ではない。人間だって当然その事は承知しているし、それを踏まえればオーガの反応が鈍くなる朝は絶好の襲撃機会である。

 彼らがこの時間帯に行動に移すのは、実に合理的と言えた。

「……くっそっ!」

 ジャルデ騎士団を素知らぬ顔で追い抜いていくのは不自然だ。間違いなく声を掛けられ、「戦闘になるから」と山に行くのを止められる。ならば、見つからないように行くほかあるまい。

 道の脇にある繁みに飛び込んで、なるべく音をたてないように回り込む。幸いなのは音を立てないように配慮しているのか騎士たちが急いでおらず、馬の歩調が緩やかであることだ。これなら音を立てないぎりぎりの早さであっても、追い抜くことが可能だ。

 気付かれないように追い抜いてからもしばらく繁みの中を進み、彼らと十分に距離を取ったとみて、元の本道に戻る。
 しかし不味いことになった。これでは説得する時間が十分に取れない。とにかく今まで以上に山へと急がなければ。

 後ろから迫る蹄の音を気にしつつ、私はオーガ達のいるクランムル山へと急いだ。




『なに? 聖女の騎士団がっ!』

 クランムル山の見張り番に無理やりボロモウを叩き起こさせると、私はすぐさま彼に事の経緯を説明した。
 ジャルデ騎士団がこの山の討伐に乗り出したこと。そしてそれは、すぐそこまで迫っているということ。

 それを胡坐の姿勢で聞かされたボロモウ以外の、興味本位で聞いていた他のオーガ達の顔色が不味いものとなった。全員、緊張したような面持ちでそわそわと落ち着きなく体を動かしている。

『ちっ。予想よりもずっと早いな。まさかいきなり、騎士王聖女様自ら御出陣とはな……光栄だ』

 流石のボロモウも寝起きに関わらず、目が覚めたように瞳に強い光を宿し、顔を顰め重々しい声を出す。

『だ、旦那ぁ……』
『情けねぇ声出すなっ! それでも誇り高きオーガか? 女子供は下がらせて、全員戦闘準備を整えろっ! 村長はまだ来ねぇーのかっ?』

 ボロモウの一喝に、そわそわしていたオーガ連中も動き出す。ある者は女子供の元へ、ある者は武器を取りに寝ていた場所に戻り、何人かは村長を呼びに行かせた取次役を探しに行く。

『ボロモウ……やはり戦う気か?』
『当然だ。出来ればオレだって戦りたくはねぇ。けどよぉ、村長もこの村の連中も決心はかてぇ。今さらオレがどうこう言ったって止まりゃあしねぇーよ』

 私の言葉に苛立ったように自分の腿を叩いてから、ボロモウは素早く立ち上がった。

『知らせてくれてありがとうよ、ラーマ。ここはもういい。オメェさんはさっさと山を下りな。その姿なら、奴らもオメェさんがオーガだとは気付くめぇ』
『……この戦いは、本来なら不要なものだ。騎士王聖女が受けた託宣の禍とは、間違いなくルオーロ山に現出したベヒーモスのこと。何とか避けられないのか?』
『へへ、そんな方法があるのなら、是非ともご教授願いたいぜ。それによぉ、人間共にオーガもベヒーモスもあるものか。奴らに取っちゃあ、オレたちは等しく禍だろうぜ』

 まったく、ボロモウの言う通りだ。
 私が勇者だった頃を、オーガのことを何も知らない人間だった頃を思い出してみればいい。
 あの当時、私はオーガや魔王、いや、それ以外の魔物や魔族の事を同一視していた。どの種族がどうかだなんて、考えたこともない。
 全部が全部敵で、人間に仇をなす存在としてしか見たことはなかった。

 いくら化け物染みた強さを持つ騎士王聖女とて、人間だ。無論、ジャルデ騎士団の精鋭たちもそうだ。
 彼らからしてみれば、オーガもベヒーモスも禍でしかない。

『だが……』
『これ以上の言葉は不要ぞ、ラーマ』

 なおも言い募ろうとした私へ、取次役が連れてきた村長のリュベルが釘を刺すように淡々と言い放った。

 彼女の方に視線を向ければ、この事態にあって落ち着き払ったような無表情だ。

『リュベル村長。聞いたやも知れませんが、この山を目指してジャルデ騎士団が近づいてきている。一刻も早く逃げるべきだ』
『逃げる? お主は面白いことを言う。昨日も言ったが我々はここを動かん。報せには感謝するが、その後の事は口出し無用。早急にこの山を下るがいい』
『村長っ! 言わせてもらうが、戦えばまず負けるぞっ! 間違いなくみんな死ぬっ!』

 ジャルデ騎士団が近づいてくることの焦りから出た言葉は、村長職に就いている者に言えば間違いなく処罰されるような不敬なものであった。
 だが、リュベルは顔色一つ変えずに改めてこちらを見やり、まるで物分かりが悪い子供に向けるような視線をくれる。

『ラーマよ。お主にはオーガの何たるかが分かっていない。重要なのは勝ち負けではない。無論、生き死にですらないのだ。退かず、逃げず、怯まず、臆さず――最期まで誇り高く戦う事。それこそが、我々をオーガたらしめる在りようなのだ』
『……リュベル、村長』

 ただただ淡々と紡がれたその言葉には、けれど心の奥底にまで沈み込むような重みがあった。彼女は誇りのために死のうとしている。そしてそれを諫めることは、どれだけの言葉を以てしてももはや不可能だ。

 これ以上の翻意を促す言葉は、オーガそのものを否定することになりかねない。だからもう、私には何も言えない――言えないが、それでも怨み言の一つも漏れると言うものだ。

『……貴女方は、正しくオーガだ。オーガの模範たるべき誇り高きオーガだとも。だからこそ言わせてもらおう……私に、貴女方を見捨てろというのだな?』
『……』
『これほどの信念を持った気高きオーガ達がこのままむざむざ殺されてしまうのを、黙って許容しろと言うのだな?』
『……すまんな』

 悔しすぎて涙が出るかと思った。人間とオーガ、価値観がこれほどまでに違うとは思わなかった。心のどこかでは、翻意できるのではないかと思い込んでいた。話せば解ってくれると信じていた。言葉を尽くせば命の方を選んでくれるはずだと……。
 なんて、無様だろう。

『ボロモウ。お主はこの村の出身ではない。ラーマと一緒に山を下りてもよいのだぞ?』

 目が潤むのを堪える私から視線を逸らし、リュベルはボロモウの方へ言葉を掛けた。その言葉に僅かばかりの期待を抱いた私の方を見ず、ボロモウは小さく笑って首を振った。

『へっ、ご冗談を。警備隊長がこの期に及んで逃げてどうするってんですかい。ここまでこりゃ、一蓮托生ってやつですぜ』
『……ボロモウ』
『ってなわけだ。ラーマよ、わりぃが兄貴によろしく伝えてもらえるか?』

 こちらの気も知らないで、いっそ清々しいまでの笑顔で軽く言い放ったボロモウ。
 その姿に思わず鼻白んでしまった後、猛烈な怒りが湧いて踵を返す。

『……勝手にしろっ!』

 そう言い捨てて、私は麓を目指して駆け出した。 

「『よろしく伝えてもらえるか?』だと? 私にどの面を晒してジュスタになんと言えばいいというのだ?」

 貴方の弟は勇敢に戦ったが、人間の手によって討たれました――そんな事を、ボロモウを追い出す形になったジュスタに言えるはずがない。

 どいつもこいつも私の事など何も考えてはいない。私がどんな思いでこの山に戻って来たのか、どんな思いで説得しようとしたのか、どんな思いで――。

「もういい。みんな勝手にすればいい。私も私で勝手にさせてもらうっ!」

 麓まで下り、私は怒りを鎮めるために立ち止まった。大きく息を吸って吐いてを繰り返し、心と鼓動が落ち着くのをゆっくりと待った。

 そうして頭が冷えてくるのと同時。
 町の方から微かに聞こえてきた音がやがて段々と大きくなり、こちらへ何かが近づいてきたことを教えてくれる。
 何か。考えるまでもない、いよいよジャルデ騎士団が御出座しになったのだ。

 今なら山を下って来た単なる旅人として、彼らをやり過ごす事もできよう。私の姿は顔を覆う頭巾を被っていたところで、オーガにもゴブリンにも見えはしないのだから。
 ボロモウや村長だってそう言っていた。本来であればそうすべきだ。そうすべきなのだが、私は動かず彼らの登場を待った。

 何故私が、勝手な奴らの勝手な言い分を聞かなければならない? 誰もが勝手にするというのであれば、私だって勝手にさせてもらう。

 その勝手を通すため、まずはジャルデ騎士団に話をつけるのだ。

 成功するかどうかは分からない。分からないが何とか説得し、一日だけでもこの山に手を出さないようにしてもらわなければ。
 一日だけ。そう、私がベヒーモスを討伐する時間を、何とか稼がなければならない。

 私がベヒーモスを狩るのがボロモウや村長たちの意志に背くことになるのは分かっている。
 だがそれこそが騎士たちと敵対せずに――私が人間と敵対せずに――オーガ達を救える唯一の方法なのだ。 


「……来たか」

 遠方に小さく姿を現した三十からなる騎乗した戦士たちは、瞬く間に大きくなってこちらへとその威風堂々とした様子を存分に晒す。

 騎士たちの身に纏う鎧は一つ残らず部分部分に魔力が宿り、その体格も目を見張るものがある。
 取り分け、先頭で馬を駆る豪奢な赤鎧を纏う女。腰元の長剣と背中の小剣は健在で、その体格も居並ぶ騎士たちに劣るところは一つもない。滲み出る強者の雰囲気に至っては、精鋭揃いの騎士を以てしても明らかに格が違う。

 あれこそが、あの女傑こそが名にし負う騎士王聖女、フェルリーフ・クアチェスカ・ジャルデだ。

「相も変わらず壮健か……」

 彼女と最後にあったのはもう十六年以上は昔である。にも拘らず、その美貌に一切の衰えがみられない。むしろ肉体的な充実さに至っては、あの時よりも上かもしれない。それだけ鍛錬を怠らなかったことの証左だろう。

「全体止まれっ!」

 フェルリーフの鋭い声に、隊を組んでいた騎士たちは一斉に馬を落ち着かせる。
 そうして騎士団の行進を止めてから、彼女は怪訝気な顔つきでこちらを見やった。

「何者か。ただの旅人であるならば、早急にこの場を離れよっ。ここは間もなく戦場となる」
「……悪いがそれはできない」

 私は彼女の言葉に拒否を示してから、深々と頭を下げた。

「申し訳ないが、暫しの猶予を私に欲しい。一日、一日だけでいい。どうかこの山に手を出さないでもらいたい」
「……どういうことだ。我々がこの山に何をしに来たのか知っているのか?」
「ああ。貴女方が災厄を祓いに来たのは知っている。なればこそ、この山のオーガを狩るのは間違いだ。彼らも、貴女方が祓いに来た災厄の被害者なのだ」
「……どういうことだ?」

 ジャルデ騎士団の面々から、微かな動揺が伝わってくる。それを確かめるために顔を上げれば、鋭い眼差しのフェルリーフが馬上からこちらを見下ろしていた。

「話せ」
「……このクランムル山の背後にあるルオーロ山。オーガ達の住処はもともとはそこだ。だがそのルオーロ山に災厄が現れ、彼らは逃れるためクランムル山に下る他なかった」
「その災厄とは何か」
「ベヒーモスだ」
「――っ!」

 私の答えにいよいよ騎士たちの動揺が目に付く形で広がった。誰もが意識してもいなかったであろう怪物の名前に、信じられないといった面持ちでこちらを窺っている。

「……ベヒーモス。伝説上の魔物の名だ。つまり貴様は、それがルオーロ山に出たというのだな?」
「ああ」
「見たのか?」
「……」

 何気ないその問いかけに、咄嗟に実物を見ていない私は言葉に詰まる。
 オーガ達が嘘をついていないことは断言できる。そのような嘘をついてまで、クランムル山に下る理由はないのだから。
 しかし、「オーガが見た」なんて言ったところで、彼女たちは相手にしまい。それどころか私の正気を疑われるだろう。ならば、ぼかしたほうがいい。

「私は見ていない……が、目撃者がいる」
「そうか……それにしてもベヒーモス、か」

 深く追求することもなく、フェルリーフは考え込むように視線を斜め上に巡らせる。どうやら私の言葉に一考の余地ありと判断してくれたようだ。

「オーガが託宣を受けるほどの大いなる禍など信じられなかったが……ベヒーモスとなれば納得がいく」
「ああ。オーガ達はベヒーモスさえ討伐されたなら、元のルオーロ山へと帰るはずだ。あえて討伐する必要もない」

 ベヒーモスの存在を信じてくれた様子のフェルリーフに安堵し言い足せば、彼女は再びこちらに注意を向けた。

「……貴様は何者だ? 何故、我々にオーガを討伐させまいとする?」
「私の名はラーマだ。故あって、オーガに助力する者。頼む。どうかオーガ達に一日の猶予が欲しい。彼らの討伐を一日待って欲しい」
「オーガに助力だとっ?」
「ふざけるなっ、何が一日の猶予だっ! 逃出されたらどうするつもりだっ!」

 私の言葉にフェルリーフの背後にいた騎士たちが殺気立つ。自分でも無茶苦茶を言っている自覚はあるが、それでもここは退いてもらうより道はないのだ。

「待て、貴様ら」

 私に対して声を荒らげていた騎士たちは、フェルリーフのその一言で見事に黙った。そんな様に感心しながら彼女を見れば、何とも面白そうな顔をしている。

「ラーマと言ったか? 貴様、その一日の猶予で何とする?」
「――ベヒーモスを狩る」
「……は?」

 フェルリーフの目を真っ直ぐに見て放った私のその一言に、ジャルデ騎士団の面々は一度固まった後、爆発したような笑い声を上げた。

「べ、ベヒーモスを狩る? こんな旅の冒険者風情が?」
「くっくっく! ありえん。そんな大言壮語は余程の大物でも言えんぞ? 言えるのは間違いなく馬鹿者だけだ」

 騎士たちの反応はもっともだ。
 伝承によって伝えられているベヒーモスは、一個人でどうにかできる相手ではない。私だって、それなりに強いという自負はあれどベヒーモスの事はほとんど分からない。
 もしやすると魔王以上に強い可能性だってある。私だって敵わない相手やもしれない。
 だからこそ、騎士たちの反応に憤る気は起きなかった。

 そんな中、大笑いを上げる騎士たちを尻目にただ一人、フェルリーフだけは笑わず私を真っ直ぐに見下ろしていた。
 私の向けた視線から、その真意を探りだそうとでもするように。

「……静まれ」

 やがて一度目を閉じた後、未だに笑い声を上げ続ける騎士たちに短くフェルリーフが呟く。たったそれだけで静かになるのだから現金な奴らだ。

「貴様の目を見れば分かる。己の実力も分からない阿呆ではないらしい。ならば一日程度の猶予、くれてやるのも一興やもしれん」
「団長っ?」

 思わぬフェルリーフの言葉に、私以上に驚いたのが騎士たちだ。彼らは目を見開いて自分たちの団長へと疑問の声を発する。

「早まるな」

 そんな彼らをちらりと見やってそう言い、フェルリーフはひらりと馬から飛び降りた。

「一興ではあるが、ここまで来ておいてそう簡単には手ぶらで町へと引き返すこともできん。というわけで、だ。手合わせしてもらおうか?」
「なに? 何故そうなる?」

 腰元の聖剣を抜き放って口角を吊り上げて笑う騎士王聖女。その様子を見れば、彼女がいやでも私と戦うつもりであることは明白だ。
 フェルリーフの闘気に当てられるように、私も剣の柄に手を這わせる。

「手合わせをした後、貴様がベヒーモスと戦えるだけの力を秘めていると認めたならば――少しの猶予をくれてやろうっ!」



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