第九話
「・・へ、変な嘘をつくのはやめて・・・!」
「うそじゃねーよ・・・」
「嘘よ!!・・・だって・・・だって・・・」
だってあなたが好きなのは
いつも明るくて
太陽みたいな
彼女
私と正反対な 天使
あなたと彼女が一緒に笑っていてくれれば
私は苦しまなくてすむ
みんなが笑っていられる
みんなが幸せ
「あなたには、素敵な幼馴染がいるじゃない。
私をからかってるの・・・・?」
「からかってなんかいねー!!!」
彼が・・・本気で怒鳴った
「中途半端な気持ちじゃねーよ・・・」
「なんでわかってくれねーんだよ・・・」
「あなたは私を恨んでればいい・・・!
私は幸せになる権利がない・・・!」
「なんでわかんねーんだよ!幸せになる権利があるとかないとか・・・!
いつまで殻に閉じこもってんだよ・・・!!」
私はその場から逃げ出した
私は、幸せになってはいけない |