第五話
新一・・・
会いたくて会いたくて、新一の家の前まで来てしまった。
いるわけ、ないのに・・・
「ら・・・ん?」
なつかしい、あの、優しい声
ふり向くとそこには・・・
新一が立っていた
夢じゃ、ないよね・・・?
新一だよね・・・?
「新一ぃ・・!いつ帰ってきたのよぉ・・・!!
どこに・・どこに行ってたのよぉ・・・・・!!!!」
涙が止まらない。どんどんあふれてくる。
「蘭。待たせて・・・ごめん。」
「ごめんって・・・どれだけ心配したと思ってるのよ・・・!」
ずっと、ずっとまってたのよ・・・?
「工藤君!わすれもの・・・!これ・・・」
だれ?
阿笠邸から出てきた、知らない女の人
すごく、きれいな
「ごめんなさい。邪魔しちゃったみたいね・・・」
「あ・・・いや・・べつに・・」
「ごめんごめん。わすれてた〜はは」
「ちょ、ちょっと!新一!このひと・・・」
「あ〜えっとぉ、知り合いというかその・・・」
「宮野志保です。よろしく。」
「あ、あの・・・新一とは・・・」
「あぁ、事件を依頼してたの。」
「そ、そうなんですか・・・」
見ていて思う
このふたりは
依頼人と探偵なんかじゃなくて
もっと
もっと
―深い関係がある―
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