第三話
彼の笑顔を見るとほっとする。
頼もしくて、彼がいれば絶対大丈夫って。そんな気がしてくる。
「フッ。そうね。私ももとに戻るわ。逃げるのは性にあってないし。」
「そうそう。灰原はそうでなくちゃな」
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「なぁ博士〜。灰原まだかな。」
「う〜ん・・・おそいの〜」
灰原が解毒剤を飲んでから二時間。灰原は、まだ地下室にいる。
ちょっと遅いんじゃねーか?
―ガチャッ―
「おまたせ」
透き通るような白い肌
何もかも見透かしたような大きな瞳
ウェーブのかかった赤みがかった茶髪
すらりとした手足
きれいだ すごく
「工藤君?」
「あ!?あぁ・・」
「どうしたの?黙り込んじゃって。」
「な、なんでもねーよ」
「そう」
オレ、顔赤くなってねーかな・・・ヤベ・・・
ドキドキする・・・
「哀君・・・」
博士は泣きそうだ。
「もう、灰原哀じゃないわよ」
「あぁ。そうじゃな、志保君。」
「そーいやーおめー、ほんとに18歳だったんだな。」
「84歳だと思ってた?」
そういって彼女はいつもの様にクスッと笑った
姿が変わっても、こいつはこいつだな
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