第二話
組織を倒してから数週間後。
データがそろうと解毒剤は、すぐに完成した。
オレ、江戸川コナンは解毒剤を飲み、元の姿に戻った。
検査の結果、オレの体に異常は見られないらしく、完全に元の姿に戻ることができた。
「なぁ、灰原はいつ戻るんだ?」
ここは阿笠邸の地下室。 オレの目の前にいる少女が答える。
「今、迷ってるのよ。」
迷ってる・・・?どういうことだ?と、オレは首をかしげた。
「宮野志保には・・・なにものこってないから。」
あぁ、そうか・・・と、オレは今頃気づく。
灰原哀のままだったら、どんなに楽しいだろう。
帰る場所もあって、一緒に住む人もいて、友達もいて・・・・
でも・・宮野志保は・・・・ひとりぼっち・・・・・
ほんとうにひとりぼっち・・・・・・・?
「なぁ、灰原」
「なに?」
「運命から逃げるな」
前にも同じこといったよな?
「確かに灰原哀のままだったら楽しいかもしれねーけど」
―だけど―
「宮野志保はオメーだけだろ?」
「宮野明美の妹は、宮野志保だ」
「な。」
そういって彼は二カッと笑った
どうしてこんなに・・・こんなに・・・・・・
―あなたの笑顔を見るとこんなに安心するの―
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