タムラ先生 夜間外来(改編)(37/183)縦書き表示RDF


青山香奈 実はダイヤを飲み込んで救急で
第5、6話に登場してます。
タムラ先生 夜間外来(改編)
作:浅見 希



37−悲惨な新婚旅行 3-1


307 タムラ先生 夜間外来 
37−悲惨な新婚旅行(可愛そうな彼? 彼女?)
 
「では、これにて結婚式は無事終了いたしました。」
「今日から晴れて、“木村香奈”様となられた旧姓、青山香奈様」
「木村夫妻として、グアム、サイパンへ1週間の新婚旅行へ旅たちます。」

わー、と言う周りからの歓声、普通なら・・・ハワイ・・・何故・・
その周りの声に答えて、司会者が言葉を付け加えた。

「あえて、ハワイは選ばなかったのは、新婦のたっての希望であります。」
「彼女、旧姓青山香奈は、サイパンで数々の化粧品、水着、写真集で、
もっとも採用された回数の多い場所で!」
「彼に写真を・・写真集を撮影してもらうのが夢だったのです。」
「皆様ご存知の通り、木村隆一は、今では超売れっ子のカメラマンなのです。」
 「すげー!!」
 「すごーい!?」
「それで、何故今まで青山香奈が、彼の被写体にならなかったのが、
業界の七不思議のひとつです。」
 「うそー、本当に・・・」
「そして、そこで撮影された写真は・・・・、そうです・・!」
「多くの雑誌社が、出版権の争奪戦が繰り広げられるのが、必死です。」
 
「そうだろうな!!」「うん、うん!」周りからざわめきが・・

サイパンのココス島に着いた香奈、みんなはまだホテルで時差ぼけ!
一人で、かなり露出の多い水着になり、はしゃぎまくり、
周りの景色に圧倒されている。
一般観光客の来ない時間を選び、エメラルドグリーンの海に、
大はしゃぎ。
まだ撮影は予定時間の前。そして、スタッフの姿もいない。
新婚の夫の隆一の姿も・・・・・。

香奈はそこで、大きなミスをしでかしてしまったのだ。

ここの場所サイパン、赤道直下に近い、日差しを完全に甘く見ていた。
そう、サンオイル、日焼け止めクリームを塗り忘れて・・・、
海に、海岸に飛び出してしまったのだ。

 たった、2時間程だろう、香奈の背中に、顔に、両脚に 体中が・・・
海に浸かっていた時は何も感じなかった。
顔は化粧品を使用していたので差ほどではないが、時間と共に徐々にひりひり、そして、海から上がって、自分の体がポカポカ、ヒリヒリ 気がついたときにはもう後の祭り。
花嫁がいないのに気づいて、探しに来た花婿の木村隆一、もう唖然言葉もない、唖然と見つめる。
今回香奈のたっての希望で、メイクやスタイリストも同行。
隆一自身は少し敬遠気味だった。
とにかく香奈を撮影するのに難色を示していたから。
「隆一、痛いよう、肌が・・・」
「体全体が・・・」
それは、完全にヤケド、それも医学用語で言う熱傷2から3度の中間、
下手をすると3度に近いかも・・・・ 
 「痛いよう・・・ 隆一」
「どうして、・・・香奈・・・何で、だよ?」
「おまえ、ここ何処だと思って・・・・るんだ・・よ!」
 「だって、うれしくて・・・・」
「もう、写真撮影なんて・・・無理・・では?」
 「えっ、嘘・・・いやだ!!」
「おそらく、メイクでのごまかしも・・?」
 「ねえ、お願い、メイクさん何とかして!!」
「困ったわねぇ・・・どうしよう?」
「とにかく、ホテルに戻って体冷やしましょう!」
「そうだな・・・」

香奈を海岸からホテルまで、連れて行く。メイクの娘が香奈の肩に触れた瞬間
「痛い、いたーい!!」
それもそのはず、体中真っ赤、まるで茹蛸だ。今度は、ゆっくりタオルを体にかける。それでも、
「痛い・・・」
「でも、これ以上日に当たるともっと・・ひどく!」
 「わかりました!」少し我慢で香奈バスタオルをかぶせる。

部屋にもどり、シャワーを浴びに浴室に入る。そこでも又大騒ぎ。
メイクの女性が付き添っていたが、さすがに彼女は外で待つ。
「痛い、痛い」大きな声で香奈大きな声で叫ぶ。
何事かと思って、洋室の中にあわててはいるメイクのリエ。
すると、何とセパレートの上は外れたが。下のパンツの方が脱げずに大騒ぎしていた。パンツを脱ぐ事が出来ないで痛がっていたのだ。水着は少しきつめだ。
 簡単に脱げては困るから。そこで、水着のパンツをずらそうとすると、こすれて痛い。
何せ露出も大きく、大腿が真っ赤に腫れ上がり、少しでもずらすと痛い。
メイクのリエ、苦肉の策で、熱くも無く冷たくも無い丁度いい体温より少し冷たい23度ぐらいの温度に設定して、シャワーをその場所にゆっくりとかけ始めた。
 それで何とか水着の下を脱がす事に成功した。順番に水着、そしてアンダーウエアーと。
香奈、リエに目で合図して、浴室を閉めさした。しかし、中でまだ時たまうめき声が。

少しして、新郎の木村隆一が部屋に入って来た。
そして、メイクのリエと事の次第を話していた。
 「これでは、香奈さんどうしょうもありませんよ。」
「医者でも呼んだ方が・・・?」
 「えっ、医者? 医者が来れば何とかなるの?」
「おそらく、症状の改善は早まるのではないですか?」
「でも、この辺に医者・・・いる?」

隆一実は、香奈とは初夜は二人の取り決めで、このグアムで迎えたいと、二人我慢していたのであった。
冷たい水に浸かっていれば痛みは弱まるが・・・
果たして、ベッドに寝れるのか・・・絶対に無理だろう・・・
では、香奈と隆一の初夜は、・・・・・一体どうなる・・・

さあ大変この先一体どうなる二人の運命、そして、初夜は・・・

今回はここまで

タムラ先生の夜間外来 N−37−1

DrDr――――Fin――――DrDr


これから女性日焼け(紫外線)に注意
でも、この症例は特別です。

続編で・・・











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