36−現役モデル今夜も-2
36(35−2)胸が・・現役モデル(今井綾香)今夜も暴れる・・?
綾香の胸を触診していたタムラ先生、綾香に少しきつい質問を投げかける。
「君・・・、誰かにか、何かに咬まれた覚えはないか?」
「えっ、咬まれた?」
「そう、彼氏か・・・・それとも犬か・・・猫か・・・」
「冗談じゃないわよ!!」
「そんなのに咬まれませんよ・・・!」
「しかし、この腫れ具合・・・」
「この胸の・・・これは咬まれた傷が化膿したんだろう!」
「うそ・・・そんな・・・!!事・・・」
「それとも・・・何か針のような物で・・・」
「君たちはファッションショーで、しょっちゅう着替えを・・・」
「そういえば、妬みとか、嫌がらせとか・・・綾香さん?」
急に麗奈が口を挟んだ。
「例えば・・・ブラとか・・・」
「服に直に、ピンとか・・何か金属の・・・!」
「そういえば、君確か・・・・妬み、嫌がらせが・・」
「おそらく、その傷の化膿具合から4〜5日経っているだろ?」
「彼氏に咬まれた事が無ければ・・・誰かに・・・」
「そんな、私彼今いないの、それに猫も、犬も」
「そうか、それは・・・」
「それは・・・で、その後は・・何が言いたいの?」
「別に、ただ・・・」
「先生は、綾香さんに今、彼がいるか、いないか心配なのよね?」
横から口を出す麗奈、こんな事は決してしない麗奈、やはり麗奈も・・・
「うるさいわね、横から口を挟まないの!」「ねぇ、先生!!」
「うん・・・まあ・・・」
「それより、先生! 綾香さん切開します・・・胸!!」
「えっ、切るの・・・胸!」
「そうだな、切った方が治癒が早い!」
「おい、メス!」
そう言うと同時に麗奈メスホルダーに既に先の尖ったメスをセットしてあり、それをタムラ先生に手渡す。
「そんなにビクビクするな!」
「ちょいと、針を刺すような物だ!」
「えっ、刺す?」
「そう、刺さなければ膿が出ないし・・・」
「綺麗な胸がきちんと修復出来ないぞ!」
「どうして?」
「それはそうだろう、皮膚が破けるのと、場所を選んで穴を開けて・・」
「膿を出すのでは傷跡の綺麗さが違うだろ?」
「そういう事ですか、納得!!」
「で、先生? 麻酔は・・・?」
「ばか者、麻酔の針と、メス両方刺されたいのか君は?」
「二度刺す事になるぞ?」
「君は何でも麻酔、麻酔と言うが麻酔が効くまで待てるか!」
「はい、わかりました先生!」
「何もたもたしてるんですか、先生!」
「そんなに、綾香さんの胸見ていたいのですか?」
少しイラついている麗奈、なぜかこの患者さんには、冷静な言葉が出ない。
「麗奈君、変な事言うな!」「僕は、真剣に・・・」
「はいわかりました。」
「とにかく、早く刺したら・・・、如何です?」
「何よ、人事だと思って・・・!」
今度は、胸を突き出すようにしてむきになる綾香。
その状況を察して、タムラ先生、アルコール綿で消毒をしてから、
場所を考えながらスーッとメスを刺すように切込みを入れた。
その瞬間血液と膿が勢い良く飛び出した。
すかさず、麗奈ガーゼで飛び散るのを防ぐ。
やはり仕事はプロの技。敬服に値する。
その切開した場所に当てたガーゼをタムラ先生左手で持ちながら、
少し強く胸を押す。
「痛い、先生痛い、痛ぁぃ・・」
「大げさな事言うな、直ぐに終わる!」
「でも、痛いです?」
「ちゃんと膿を出し切らないと・・・」
タムラ先生、綾香の胸の感触をガーゼ越しに感じて少し医者を忘れ・・・
「先生、もう大丈夫でしょう!!」
今度は、麗奈が横や理を入れる。
少し顔が赤らんだタムラ先生、意識的に声を大きめに。
「よし、終わり! 消毒!!」
「ハイ!」麗奈もうゲンタシンを、軟膏ベラにつけて待っていた。
「後は、いつものように抗生剤、鎮痛剤、消炎剤、あと胃の薬」
「ちゃんと、服用するように!」
既に、帰ろうとしていた時思い出した様に、一言
「たまに、乳癌検診と子宮癌検診しておけ!」
「はーい」
「で、何処が良いですかタムラ先生!?」
「そうだな、XXX駅の近くのXX大学病院のタムラが良いだろう!」
「えっ、タムラ先生?」
「そうだ、タムラだ!」
「タムラと言うと、タムラ先生の・・・?」
「俺の弟だ、その大学病院では、それなりに名が知られているそうだ!」
「乳癌が専門らしい、下手をすると、タムラの名はそちらの方が有名らしい!」
「へえ、先生に弟さんそれに婦人科の専門・・・すごい!」
{(CM)このタムラ先生“タムラクンの恋”中の先生です。}
{よろしかったら、そちらもどうぞ・・・ }
「あっ、そのタムラ先生、良く医学雑誌で見たことが・・・」
「そうだったんですか、先生全然そんな事言わない・・・し」
と、今度は麗奈が話に首を挟んだ。
「じゃー、私も検診に行こうかな?」
「行ったら!!」タムラ先生今度は麗奈に突っかかる。
タムラ先生の夜間外来 N−36 (35−2)
DrDr―――― Fin――――DrDr
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