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always
作:イソ



第六話 天海学園のアイドル〜前編〜


太陽が照りつける夏真っ盛りのある日、天海学園ではちょっとした騒動が起きていた。

「まてやこら〜!!」

「待てといって待つやつがいるかボケ〜!」

今、男子共に追いかけられているのは言うまでもなく主人公の光起である。なぜ追いかけられてるのか、少し過去を振り返ってみよう。



〜四十分ほど前〜



「平和だ・・・・」

夏の日差しにあてられながら、光起はうとうとと窓際で浅い眠りに入っていた。

「こういう日は、やっぱ日なたで寝るに限るのお〜」

眠さのせいか、語尾があやふやになっている。

「おーい、光起」

「ん?」

声のするほうを見ると、禎貴が弁当を持ってこちらに近づいてきた。

「一緒に飯食わねえか?相手が誰もいなくてよ。」

誰もいないってことは・・・

「また女子に振られたか。」

「うん・・」

禎貴のやつ・・・顔はいいのに性格が悪いからな。よく女子にちょっかいかけるし。

「わかったよ。んで、どこで食うんだ?」

「屋上にしようぜ。今の時間なら、食堂のほうに人が多いはずだから屋上はあいてるはずだからな。」

「ま、いいか。でも俺、弁当持ってきてないぞ。」

「ガビーン!!」

おれが弁当を持ってないといった瞬間、禎貴は頭の上に効果音を出した。・・・ほんと器用な奴だな。

「お前まで持ってないとは・・。くっ、仕方ない。光起!」

「ん?」

「買ってこい。」

おいおい、購買まで行くのかよ。

「んじゃ、食わなくていいや。」

「ちょっと待ていい!!」

キーン! 禎貴のあまりの大声に、おれは耳が痛くなってしまった。

「んだよ!別にいいだろ。一人で食ってこいよ。」

「光起!お前は何もわかっちゃいない。一人で食うより二人で食うほうがさびしくないだろう!それにだ。屋上で親友と一緒に食う・・これって青春じゃあないか!!」

「いや。そんなんどうでもいいし。」

「ガガガーン!!!」

おお。今度は、効果音が大きくなってる。

しくしくしくしく・・・・・

おいおい、泣き始めたよ。

しくしくしくしく・・・・・

高校生にもなって泣くなよな。

しくしくしくしく・・・・・

だから、泣くなっての!

しくしくしくしく・・・・・

・・・・・・ああ、もう!!

「わかったから!だから、男がめそめそすんな!」

「よし!じゃ、行ってこい♪」

・・・・・・はかられたか。・・・まあ、いいや。

なんだかんだで、結局購買に行くことになってしまった。なんか残ってればいいけど・・



〜そして5分後〜




・・・・・これ通るの? おれの目の前は文字通り戦場だった。ここには購買が一つしかないため弁当を持ってないやつはすべてがここに集まるのだ。その上、自動販売機なども飲み物などもここにしかない。・・・なんか狙ってねえか?

だけどここを通らなくちゃパンは買えない。

というわけで、おれは久々に本気を出すことにした。

どっかで見たラグビー部の主人公みたいに、どこを通ればいいのか一瞬にして把握する。そして、一気にゴールまで走った。

一人、また一人とどんどん追い抜いていく。そして、ゴールまで(なんか趣旨変わってるな)あと一歩となった瞬間、突然横から一人の女性が現れた。

(やばい!ぶつかる!)

ドン!!

ゴールを目前にして会えなくダウン。しかし悲劇はそれでは終わらなかった。

「っ・・・いててて、すいません大丈夫ですか?」

「っ・・・は、はい。なん・・・と・・・・・か・・・・・」

ムニ!

ん?なんだ・・・このやわらかいの。



一瞬、おれの周りが凍りついたかのように思えた。それはそうだろう。おれの手はとんでもない所に置かれていた。

「きゃあああああああああああああ!!!!!」

「わああああああああああああああ!!!!!」

俺と女性の二つの悲鳴(おれのは悲鳴とは言えないが)が響き渡った。その瞬間、

「だれだ!我ら天海学園のアイドル、くーちゃんこと紅音くいんちゃんをいじめたのは!!」

突然、おれの目の前に変な服を着た男だらけの集団が現れた。(よく見るとおれのクラスの男子も何人か混じってる)ってか、のんきに状況を解説する暇なんかない。 早く謝らないと。

「す、すまん。悪気はなかったんだ。事故だよ事故!」

「ひっく、ひっく・・」

しかし、泣きやむ様子はない。

「きさま〜・・・なにをした!?」

や、やべえ・・・・・・・こうなったら!

「逃げるが勝ち〜!」

そう言って俺は、その場から逃げだしてしまった。




そして三十分後、現在に至るわけです。いやはや、この男も大変ですねえ。

「のんきに解説してんじゃねえ!」

だってなんで追いかけられるのか知りたいはずじゃん。読者の皆さんは。

「お前が解説している間、おれはずっと追いかけられてんだよ!」

いや、それは破廉恥なことをした君が悪いんじゃないかい?

「いいから助けろ!」

いや、ところがさ。今回はここで終わりなんだよ。

「なぬ!?」

というわけでさようなら〜。

「な、ちょいまて・・まてって〜の!」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
光起「第六話更新です・・・・」

舞「・・・なんか不機嫌ね」

光起「当り前だろうが!こんな中途半端な終わり方で納得できるかよ」

舞「まあ、恨むんなら文章能力があまりない作者を恨むのね」

光起「・・・ところで、いつもならここで出てくるはずなのに、今日は何で出てこないんだ?作者」

舞「まあ、いろいろとあるわけよ。それより、後編では新しいキャラクターが出ます。それでは一言だけなんかいってください」

???「みなさんはじめまして。金さえあればどんな情報でも教える情報屋です」

光起「ありがとうございました。最後のセリフがなんか気になったけど・・・ま、いっか。それではみなさん、次もぜひ見てください。それではさようなら〜」




























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