第四話許婚
父さん、母さんへ
あんた達が家を飛び出してから早三年。俺、山崎光起は高校一年生になりました。今では、友達もたくさんでき、生活もあんた方が送ってくれている仕送りで十分満足しています。
・・・・・しかし、一言だけあんた方に言いたいことがある。それは・・・・・。
「勝手に許婚とか決めてんじゃね〜!!!」
・・・・・・以上だ。
・・・・「あ、あの〜。」
「ん?」
おれがどこかにいる両親に向かって悪態をついていると、許婚(おれは信じないが)の桜花が心配して話しかけていた。
「だ、大丈夫ですか?なんだかどこかに向かって大声を出していましたが。」
「な、何でもないよ。」
い、いかん。いつのまにか声に出していたようだ。・・・・・しかし、まだ信じられん。俺が楓上院の娘と許婚だなんて。
「なあ、ちょっといいか。」
「はい、なんでしょう。」
「本当に許婚なのか?おれたち。何かの間違いじゃないのか?」
すると、桜花はポケットからあるものを取り出した。
「見てください。この紙を。」
「ん、どれどれ。」
おれは桜花から渡された紙を読み上げた。
「なになに・・・。え〜と、・・・・・・・・同意書?内容は・・・・・・!!」
おれはその内容を見た瞬間、許婚を認めなければならなくなった。
「わかっていただけましたか?」
悔しいが認めざるを得なかった。ってか、あんなに詳しくかいってあったら認めざるを得んだろうが。
「な、なあ。どんな内容なんだよ。ちょっと見せろ。」
俺は禎貴に同意書の紙を渡した。
「え〜となになに。・・・私、山崎守那はここに自分の息子、光起が楓上院の一人娘、桜花と許婚になることを同意する。・・・・・・・・まじかよ、血判まで押してやがる。」
「わかっていただけましたか?私、今から光起に学校案内をしてもらうので早く終わりたいのですが。」
桜花が少し怒ったように声をとがらせていうと、今まで騒いでいた生徒たちが一斉に静かになり、自分の席に戻って行った。(てか、桜花がこの騒ぎを引き起こしたんじゃないのか?)
「・・・・・ま、まあ。こういうこともあるもんだ。光起、これから大変かも知れんが頑張れ。てことで、学校案内してこい。」
「ちょっ・・ま!待てよ!生徒を見捨てる気か。先生ともあろうものが!」
「見捨てるだなんてとんでもな〜い。許婚と分かった以上、おれが介入するわけにはいかんからな〜。ま、末永くお幸せにな。(ニヤニヤ)」
ひ、ひでえ。あれは絶対に俺を見捨てやがったな。磯崎・・・・後でおぼえてろよ。俺を助けなかったこと後悔させてやる。
「禎貴!お前は俺を見捨てたりしないよな。」
・・・・・しかし、反応なし。
「禎・・「裏切り者!」・・へ?」
なぜか突然禎貴が泣き出した。
「お前だけは、お前だけは彼女ができないと信じてたのに!俺より早く、彼女どころか許婚を手に入れやがって。裏切り者おおぉぉぉぉぉぉ!!」
そう言い残して、禎貴はどこかに行ってしまった。
「裏切り者ってなんのことだよ。このままじゃ桜花と二人きりで学校案内をしなくちゃいけなく「さ、行きましょう。」うっ。」
や、やばい。さすがの俺もこればっかりは勘弁してほしい。誰かに助けを求めなければ・・・。そうだ!
「な、なあ蛍。お前も一緒に学校案内してくれないか?」
「わ、わたし?・・・・・・いいけど。」
よし!助かった。
「というわけで、蛍も学校案内をしてくれるから。」
「え?なぜ・・「お願いだよ。」・・・仕方ないですね。わかりました。三人で行きましょう。」
上機嫌な桜花と、なぜか不機嫌そうな蛍をつれて、おれは教室を出て行った。
(注・手抜きではありません。)
そして、数時間後、俺はよれよれになりながらも家に着いた。
「た、ただいま〜。」
すると、舞がおれの家から出てきた。(おれ、鍵閉めたはずなんだけど・・・・ま、いいか。突っ込む気力もねえ。)
「ど、どうしたのよ。ムンクみたいになっちゃって。」
「いや、今日学校で色々あってな。」
「いろいろって?」
聞くな・・・・。思い出したくもない。
「今日は疲れたからもう寝かせて。」
そう言って、おれは自分の部屋に上がろうとした。
「ちょっと待ちなさい!せっかく、光起のために晩御飯を作ってあげたんだから食べてから寝なさいよ。」
晩御飯を作ってという言葉を聞いた瞬間、俺は今日死ぬんじゃないかと思った。
「失礼ね!そりゃ、確かに前までは下手だったけど今は違うわよ。よだれが出るほどおいしいんだから。」
魂が出るの間違いじゃないのか…。ってか、またおれの心読んでるし。
「ほら、早く食って。」
「ま、待て!それだけは食いたくな「えい!」・・・ふぐっ!!?」
(な、なぜ?カレーが甘くて酸っぱくてもっさい!!?)(by光起)
そう言い残して俺は意識を失ってしまった。
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作者「はい。やっと四話目更新しました。」
光起「やっと更新した割には、雑だけどな。」
作者「し、仕方ないじゃないか。俺、国語苦手なんだし。」
禎貴「んじゃ、べんきょうしろよな。」
作者「・・・・・・・・・・。それでは皆さん、まだまだ下手ですが頑張って書くので読んでください。それではさようなら〜。」
光起「・・・・逃げやがった。」
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