留置場
逮捕され手錠をかけられた菊水。
何を考え、何を思っているのか…
憮然とした顔で何も語らず黙りこんでいる菊水だった。
菊水は東口交番からパトカーに乗せられ新宿署に連行されていた。
人生、初めて逮捕という最悪の経験をしている。これからの事は何もかもが初体験になる。
憔悴、悔しさ、無念さ、さらに怒り、そして不安と、菊水の頭の中を、様々な感情が飛び交っていた。
まだ興奮状態だ。頭の中は混乱している。菊水は、新宿に出かける前に、がっつり体にシャブを打ち込んでいる。
今だ、ガンガンキマッていた。
逮捕され身柄を拘束されているという事はどういう事なのかよく理解できないでいた。
事の重大さを菊水はわかっていなかった。
菊水は別室で刑事から話を聞かれていた。
名前、住所、職業と又身元確認をされる。
見つかってしまった覚せい剤の事を聞かれ始める。自分の物だと認めたが、菊水はそんな事より、アヤカの事が気になってしょうがない。新宿に来たのはいいが会えずじまい。今頃なにをしてるのか、捕まってしまったのを知っているのか、捕まっていなければ今頃キメセクの真っ最中で快楽に浸りきっているはずだったのに、
もう、アヤカの事しか頭には浮かんでこない。
黙りこくっていた。刑事も初犯だから悩みこんでると思ったのか、今日は詳しい取り調べはなく、留置場へ連れていかれた。
鉄格子の鍵のついた部屋の前まで連れてこられた。
菊水は鉄格子を見て、
「こんなところに入れられてしまうのか…」
驚きの表情とため息をだし、逮捕された現実を感じていた。
菊水の様子を見て警官は
「なんだ、お前こういう所来るの初めてか?悪い事すればこういう事になるんだ。よく反省しろよ。もう夜中で就寝時間過ぎてみんな寝てるから今日はこのひとり部屋で寝ろ。明日の朝、移動するからな。」
菊水は鉄格子の中に入れられた。菊水はもうため息しかでない。
とりあえず横になり毛布に入った。
さっきまではアヤカの事ばかり考えていた菊水だったが、個室でひとりになると様々な事を、菊水を考えこんでいた。
仕事の事を心配始める。店は大丈夫か?早上がりして新宿に来てパクられた。川島はなにも知らない。どうすりゃいい
ルシアは何してるんだろう。いきなりいなくなってどう思うんだ。
菊水はこの時冷静になりつつあった。
すると菊水に不安が襲いかかってくる。
考えだしたらきりがない。今はなにもできない。
開き直って体と頭を休めようと思い眠ろうと考えた。
寝れない。全く寝れない。考えこみ不安で寝れないのか、いやそれよりも菊水はまだガンガンシャブが効いていたからだ。寝ないと明日は辛いだろうと思い目をつぶり寝ようとするが寝れない。どうしようもない不安が押し寄せてくる。落ち着かない。だんだんイライラしてきた。怒りにハマり。暴れだしたい感情になりかなり興奮していた。気を落ち着け寝ようと頑張る。又不安の波が押し寄せてくる。そんな思いを繰り返していたが時間が立ちだいぶ落ち着いてきた。静かに目を閉じてじっとしていた。すると菊水の頭の中に又アヤカの事が浮かんでくる。アヤカの事考えていたら股間がムズムズしてきた。菊水はパンツの中に手を入れた。自分のモノを撫で回した。気持ちよくなる。何度か強く握りしめるとムクムク起ってきた。
菊水はひらめいた。
「そうだ、出してスッキリすれば寝れる!こいて、すぐ出しちゃおう!」
余計なひらめきだった。
菊水は自分の股間を、シゴキだした。
なんと菊水はオナニーを始めてしまった。
ここは留置場の中だ。
しかも逮捕されて初めての夜だ。
菊水はオナニーをして一夜を過ごそうとしているのか。
菊水はキメセクをやりそこねた欲求不満があった。
アヤカのエロい体を妄想している。
あの豊満なFカップ以上ありそうなおっぱいを妄想してみる。
あのおっぱいを揉みまくって顔をうずめて乳首をチュパチュパ吸っている。
今度はアヤカのマンコを思い出してみる。
シャブが効いてるせいなのか、菊水の頭の中では想像すると鮮明にはっきり浮かびあがってきて残像のように見えている。
この位の大きさでこんな形でビラビラはこの位だ。
マンコを広げると中がいつもヒクヒク動いてエロかった、クリトリスはすぐ固くなって、チュウチュウ吸うとまん汁が溢れだしてたまんなかったぁ、今、顔面騎乗でマンコを押しつけられている。 ひたすら舐めまくるとアヤカがお尻を激しく押し付けながらお尻をくねらせてきた、マン汁がダラダラ溢れでる、顔中マン汁でビチョビチョだ。アヤカ激しくお尻を前後に動かしている、アヤカ、よがり声がすごい、今日のアヤカは、乱れまくってるー!
菊水はアヤカとの変態プレーを妄想しひたすら股間ををシゴキまくった。
なかなかイカない。股間もしぼんでしまった。それでも、フニャチンを延々とシゴキ続けていた。菊水は出せば寝れる出さなくては、そう思いこんでしまってをしごき続けている。エロい事の想像している間は、考えこんで不安や怒りの感情はおとずれない。菊水はオナニーにすっかりハマってしまった。
結局菊水は一睡もできず逮捕された初日の夜を一晩中オナニーをして朝をむかえていた。
起床時間になり周りが騒がしい。
昨日ここに連れて来た担当の警官が菊水に声をかけた。
「今日、部屋を移動するぞ、昨日はちゃんと寝れたか?」
菊水は一睡もしてないし、しごき疲れている。シャブもキレかかってきている。
「一晩中悩んで寝れなかったです。」
一言そう答えた。
別の部屋の前に連れて行かれる。鍵が開けられ中に入れられた。
中には4人いた。
金髪の若い男、普通のサラリーマンっぽい中年、肉体労働してそうなガタイのいいオヤジ、坊主で皆に背中を向けて座ってる目つきが悪い危なそうな奴、皆なにかをやらかしてここに来ている。
菊水は何悪い事してここにいるんだろうと思うが黙って座っていた。
金髪の若い男は菊水を見ている。話かけてきた。
「ねぇシャブでパクられたの?」
菊水はうなずいただけだ。
「もろ、シャブやってるってわかるよ。職質でパクられたの?」
金髪の男はいろいろ話しかけてくる。
この金髪の若い男もシャブで入っていた。
取り調べで金髪の男がだされた。
又ひとりここを出される。そして部屋には菊水と坊主の危なそうな男だけになっていた。
しばらく二人とも黙っている。
坊主の男が話かけてきた。
「なぁシャブで、初犯か?」
菊水はうなずく。
坊主の男は話続ける。
「初犯なら、執行猶予つくから心配しなくてもすぐ出れるぜ。」
菊水は思わず、
「ほんとっすか、あと2週間位で出れますかね!」
坊主の男は苦笑している。菊水は、そういった法律知識が全くなかった。
2ヶ月半位はかかると教えられる。
菊水は愕然としていた。落ち込んでいる。もっと早く出れると思っていたのだ。
坊主の男は起訴されると裁判がある事とか、弁護士の事やさらに取り調べでは、こんな事聞かれるとかいろいろ教えてくれる。
菊水に取って貴重なありがたい情報だった。
この坊主の男はシャブの売人で、。今回が2回目の逮捕だった。
菊水はこの男に親しみを感じ名前を聞いていた。この男は石山と名のった。
菊水が呼ばれ取り調べが始まった。
坊主の石山が言った通りの事を聞いてくる。
使用歴、入手先、そのあたり何度も細かくつっこんでくる。
あらかじめ答える事を決めておいたのだが、想像以上にいろいろ聞かれた。菊水はキレめと取り調べで疲れきっていた。
部屋に戻され石山と話をしたかったし礼を言いたかったが石山はいなかった。どうやら違う所轄に移動なったらしい。
数日たつと菊水からシャブはだいぶ抜けたようだ。
夜も眠れるようになった。しかしシャブが抜けて正常になると、この現実がはっきり分かってくる。
菊水はシャブに手を出した事を後悔している。
今までアヤカの事を考え心配になったりしていたのに今は、アヤカと再開しなければシャブをやっていなかったのに、あの日アヤカが新宿に呼び出さなければ捕まってなかったのにと、アヤカに対する感情が変わってきていた。
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