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第一章 俺の人生を狂わせる者たち 屋上で説教
担任が生徒たちを席につかせる。俺は既に座っていたので何も言われなかったが俺の顔を見て微妙に笑う。この担任が俺の顔を見て笑うのは多分面白いんじゃなくてよからぬことを考えているからだと思う。俺はこの学校に来て一週間と数日しかたってないがほとんどの先生達は俺のことを知っている。理由は簡単、知られるようなことをしでかしたからだ。

入学して次の日、いきなり先輩がたからカツアゲされた。その時俺は無性に腹がたっていたなので五人いたが五人とも病院送り。次の日にはそれを聞いたいまどき古い番長か知らんがそんな奴が怠慢たいまんを言いに来た。面倒なのでその場で病院送り。

先生達の中で暴力をふるう俺のことを罪人と言う奴と自己防衛で仕方がないと思うふうに分かれたようだ。実際どうでもいいのだが、担任の春風(はるかぜ) 瑞希(みずき)、身長が俺と変わらず髪は胸の辺りまで伸びた茶パツでスタイルもよく生徒からも先生達からも人気があるそうだ。で、その先生がヤクザみたいな奴に絡まれていたので無視しようと思ったら俺の名前を呼んで俺がヤクザ達に絡まれた。面倒だったので病院送り。その後何故か罪人といっていた教師達の態度が九十度変わった。

「はい、ホームルーム始めるわよ」

先生の掛け声でホームルームが始まった。

「きりーつ、れい」

学級委員長の号令で朝の挨拶も済み今日の予定などいろいろなことを話す。で、最後にさっき敏樹が言っていた外国からの受験者が来るようだ。瑞希先生が理由を生徒たちに説明していよいよご登場となった。

「入っていいわよ」

ドアが開きそれと同時に生徒たちが立ち上がった。男子も女子も。みなさーんどうしたんですか?一番後ろの俺は何も見えませんよー。

「はいじゃー自己紹介して」

先生、まずこの人たちを座らせましょうよ。ま、面倒だし。

「私の名前はルル・ヂュージュです」

ゴトンッ!

俺は勢いよく椅子から転げ落ちた。今、なんとおっしゃいました。

「大丈夫ですか空斗君?」

「大丈夫です」

先生心配してくれるのはいいけど今、前に立っているのもしかして三人ですか?

「グライ・・・・・クルノウ・・・・」

確信です。もう一人の名前俺わかりますよ?

「ライル・ハイノーラよ。よろしく」

やっぱり・・・・三人とも昨日の格好のままだった。

男子はライルとルルに見とれている。女子はグライにくぎ付け。三人とも美形だからね。って、問題はそこじゃない。

「じゃー空いている席はグライ君。机を用意するから何処がいい?」

すると俺を指差した。へ?どういうことですか?

「あそこの・・・・後ろ・・・」

「分かったわ。じゃー、ライルちゃんとルルちゃんは?」

空いている席は・・・・・俺の両隣・・・・

「「あそこで」」

二人とも俺の両隣の席を指差した。勘弁してくれ・・・・・俺の右横がルル、左横がライル、後ろがグライとなった。何か三人笑っているよ。ニヤニヤしやがって。

無事?にホームルームが終了した。

「きりーつ、れい」

とした瞬間神速で俺はルルの襟とライルの襟を掴み、引きずってこれまた神速で教室を出ようとする。

「グライついてこい」

それだけ言うと俺は走って教室を出た。グライもついてきている。

残された生徒と先生は呆気に取られている。





屋上で正座をしているルルとライル、グライ。俺は仁王立ちし腕組をしながら低い声を出しておどおどする三人に色々質問をしてみる。

「まずだな、なんでおまえらがいるんだよ」

「いや、暇だったから・・・・」

「ライル、暇だからって学校に来るのはどうかと思うよ?」

「うっ・・・・・」

「ルル、おまえは反対したのか?」

「一様しました・・・・」

「じゃー、この二人をロープでもなんでもいいから縛って止めとけよ」

「本当にすいません」

「グライ、遠くを見て現実逃避するな」

「・・・・ごめん・・・・」

俺は溜息を何回ついただろうか、屋上は少し涼しいくらいになっているから暑くも寒くもない。寝るのは絶好の場所だな・・・じゃなかった。次の質問。

「どうやってこの学校の受験をした」

「簡単だよ。魔法を使って先生達の記憶を書き換えたの」

「ライル、堂々と言うな」

「空斗さん本当にすいません。迷惑ばかりかけて」

「そう思うならここから飛び降りろ」

「うっ・・・・・」

ルル、俺はこういう人間だ。残念だが土下座をしたりしてもうんともすんともなんとも思わんぞ。
大体なんだ?こいつらは俺が保護する必要だったのか今になって疑問に思ってきたよ。
それに兄さんや姉さんに見つかったらどう言い訳すればいいんだよ。

「はー」

今は溜息を出すしか出来ない。




「おすなよ」

「洋が押すなよ」

「しー、静かにしてよ!」

「乃香。あなたが五月蝿いですわよ」

「みんな静かにしなさい。先生だって見たいですよ」

私こと、乃香です。空斗君が三人を連れていったので疑問に思ったので今、屋上のドアの隙間から四人の様子を見ているところです。最初は私と葉音ちゃんだけだったのに洋君と敏樹君までついてきて、瑞希先生までついて来てしまいました。

「それにしてもあの四人知り合いみたいだね」

敏樹君の言うとおり。はじめてあった人を正座させて説教するなんておかしいもんね。知っている人じゃないとそんなこと出来ないよ。

「くそー!空斗の野郎あんな可愛いこと知り合いなんて」

「洋!違うでしょう。わたくし達はあの三人と空斗の関係を聞き出すことでしょう」

「先生はあの三人の正体が知りたいの」

「どういうことですか先生?」

私の質問に腕組をして答える。

「それがねー今日いきなりあの三人に会ったらこの学校に来るって事がはじめて分かったような気がしたの」

「どういうことですの?」

「うーん。よく分からないんだけどなんとなく怪しいのよねー」

先生の言っていることはよくわからないがあの三人には何か秘密があるみたい。

「会話が聞こえねーな」

「あ、洋。押すなって!」

「ちょっと!」

「キャ!」

「あ!」

洋君が前に出ようとして,敏樹君と葉音ちゃんが止めようとしたけど前に倒れて私と先生もまきぞいです。ドアが開き、五人は前へ倒れた。洋君が下敷きになって敏樹君、葉音ちゃん、瑞希先生、私の順に倒れた。その時私達全員と空斗君と目が合った。






「てめー等はどうしてそうなんだよ」

どうもルルです。今さっき私達の知らない人たちがドアから出てきて私の横に正座をして座っています。一人だけ大人の人がいるけどこの人私達の担任の先生ですよね?なんで生徒の空斗さんから怒られているんだろうか。

「まず、乃香と葉音。朝も言ったが俺につきまとうな」

「えー、空斗君の事が気になって」

「そうですわ。今日来たばかりの三人を屋上で正座させるっておかしいですもの」

ゴツンッ

ゴツンッ

「言い訳はそれだけか?」

空斗さんが二人をグーで頭を殴って湯気が出てますよ。二人とも涙目で頭をさすっていますよ。いたそう。

「次に敏樹。おまえは何だ?」

「僕は空斗が心配で・・・・」

ゴツンッ

「てめーも葉音達と同類だな」

この人も頭に拳骨されてかがみこんで頭をさすっているよ。しつこいかもしれませんがとても痛そうです。

「次に瑞希先生。あんた先生だろ。プライバシーの侵害で訴えるぞ」

「ほんの出来心で「問答無用」キャ!」

先生に拳骨って良いんですか?それに先生も出来心って・・・・

「最後に洋。てめーは何だよ?」

「俺か?俺はルルちゃんとライル」ちゃんが気に「黙れ変態」グハッ!」

最後の人は話している途中で顔にキック入れられましたよ。何か後ろまで吹っ飛んでいますけど大丈夫でしょうか・・・・聞いたの空斗さんなのに蹴りは駄目しょう、蹴りは。

「生きてるかー」

空斗さんがその場に立ったまま蹴られた人に生きてるかどうか聞いています。いや、生きてるかーって死んでたら駄目でしょう!

「か、かろうじて生きてる・・・」

「ちっ」

空斗さん舌打ちしましたよ!殺す気で蹴ったんですか!?怖いですよ!

キーンコーンカーンコーン

あ、チャイムが鳴りました。

「お、授業が始まるな。おまえたちもどっていいぞ。今回は見逃してやる。ルル達も大目に見てやるよ」

「あ、ありがとうございます」

私は御礼を言って立ち上がろうとした。あ、やばいかも。足が痺れて立てない。他の人たちも立てないみたい。困った。

「なんだ立てねーのか?」

「空斗君、ヘルプ!」

「やだ、最初の授業瑞希先生の理科だろ。先生もここにいるんだから焦るなよ」

「でも、空斗君。私は授業をしなきゃいけないから助けて」

「言い訳になってない。みんなサボれよ。俺はここで寝ているから」

「ちょ、空斗!わたくし達を助けなさい!」

「却下。おまえら自己紹介でもしとけ。俺は寝る」

「「「「「そ、そんなー」」」」」

「・・・・・自業自得・・・・・」

「た、助けて・・・・・・・・・」

グライの言うとおり自業自得。洋は無視する。
その後俺は深い眠りについた。     
瑞希「それにしても空斗君の拳骨って痛いよね」
乃香「私はなれたけど」
グライ「・・・・大丈夫なのか・・・・・」
乃香「全然平気」
葉音「病院にいった方がいいですわよ」
ルル「私もそう思います」
ライル「同感」
敏樹「なんか、終わりそうにないから今回は僕が言いますね。読者の皆さん、感想・意見待っています。これからも「魔法は効率よく使うべし」を宜しくお願いします。


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