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第七章 学園祭でハプニング 俺の衣装はクレームが絶対につく
あれから二週間ほどたち、とうとう学園祭の日がきてしまった。
この間に色々あった。まず、料理だが最初は俺が作る予定だったが居候組みやお友達グループの意見で俺もウェイトレスをする事になった。でも、クラスで料理が出来るのは葉音と乃香だけだったので他にも数人料理を教えた。なぜか料理が唯一できる葉音と乃香までもがウェイトレスに回ったのかが不思議。それはおいといて、洋がじゃんけんに負け午前中の宣伝役となり店にはいないということになる。偶然俺達の何時ものグループは全員午前中だけが仕事で午後から休みが取れる。

その日の朝、最終確認を俺達はする事になりとりあえず衣装に着替える事になった。
衣装は当日まで葉音からは何も聞かされていないので自分たちが何を着るかは分からなかった。
俺としてみれば別に何でもいい。

「うげっ!俺ってただのシーツだろ」

洋はただのシーツにお化けの顔がプリントアウトされたものだった。
簡単にかぶれるものだが顔が全く見えない。
幸い目の部分に覗き穴があるので前は見える。

「あ、僕はドラキュラだね」

と敏樹はドラキュラのマントに、着け牙。歯が尖っているように見せるおもちゃだった。
敏樹はそれを着用する。普通に似合っている。

「・・・・・・」

グライはただの包帯。
それは体に巻きつけてミイラ男になれってことじゃないか?
グライはちょっと考えて、学生服の上から左腕に巻きつけてその後、ハチマキのように頭に巻きつけた。余った部分は切って、足や手首に適当に巻いていた。

で、問題は俺なんだよ。
俺の袋に入っていたのは何だと思うよ?

「ってなんじゃこりゃ?」

俺の手にあるのは紛れも無くどこにでもあるような黒のスーツ。
何故にスーツ?
いやいや、おかしいだろ。ハロウィンだろ?何でハロウィンでこんなスーツを俺はきらなきゃいけないんだよ。というか本当に何故?

「あ、皆様着がえましたか?」

とそこへ葉音を先頭とする女子が全員帰ってきた。
そこには黒のとんがり帽子に黒のマント、黒のドレスのような服を着た人もいればフリフリの服の奴もいるし、黒の普通の服を着ている奴もいた。

「どう!空斗君似合っているかな?」

と乃香が元気そうに前へでて俺に感想を求める。
乃香は黒のフリフリの服にとんがり帽子だった。

「ああ、似合っているけどおいコラ葉音。何で俺はスーツなんだよ」

「空斗はいつもそんなかしこまった服は着ないでしょう?だからこれを機にきてもらおうかと思いまして」

葉音は黒のドレスに黒のマントだった。
居候組みのルル、ライルは黒のフリフリの服でリノは黒のドレスだった。
ってそんなことは本当にどうでもいい。

「何で俺だけ幽霊とかそんなホラー系じゃないんだ!?」

「だから、空斗のかっこいいスーツ姿がみたいのですわ」

「却下だ−!!」

「そんなこといわないで、敏樹、洋、グライ、無理やり着替えさせてあげてください」

「OK!」

「え、僕は良いけど」

「・・・・・・・わかった」

なんか三人がゆっくりと近づいてくるんですけど・・・・・・・
何時もの俺ならここはぶっ飛ばしたいんだけど、朝からそんな体力は無い。あの週三日の勉強のせいだ。うん、絶対にそうだ。

そんな訳で

「冗談じゃない!」

「あ!空斗!逃げるんじゃねー!何時もの恨み!」

「ああ、空斗!待ってよ!」

「・・・・・・・・逃がさない」

そう言って俺は教室を出て逃げ出したが三人がついてきた。
俺は必死になって逃げたがやっぱり体力が無いのいであっさり捕まったのはいうまでも無い。

こんにゃろう・・・・・・洋と敏樹、グライ、後で覚えておけよ。

「空斗さん着がえましたか?」

俺は廊下で無理やり着がえさせられて敏樹に引っ張られて教室に戻ってきた。
俺は何かと入りにくいので廊下で立っている。

すると先に入った敏樹と洋、グライにルルが質問した。
帰ってきたんだから着替えているって。

「おう、着替えたし何時ものボサボサの髪も水でぬらしてぺッたんこにしてやったぜ」

と自信まんまんに答える洋に軽く殺意が湧いた。
そう、俺は着がえ終わった後、「髪も整えてやるよ」といわれ何時ものボサボサの寝癖あたまから寝癖の無いぺったんこな頭になっている。

「空斗って寝癖なおさないからね」

とライルが肯くように行っているのが聞こえた。
仕方ないだろ毎朝、面倒臭いんだから。
俺はそんなことは気にしない性質なんでね。

「馬鹿空斗、早く来なさいよ。恥ずかしがらないで」

「うるせーよ、オレンジ女。俺はこの格好が嫌いだ」

「そんなこといわないで教室に入って来てよ〜空斗君」

乃香が俺を焦らせるように言う。
ああ!もう!なるようになりやがれ!

一回深呼吸をして、教室の中に入る。
教室に入った瞬間「おおー」という歓声が教室にいた全員から出たのは予想外だった。

「に、似合いすぎですわね」

「葉音、誉めてない」

「空斗君〜かっこいいよ」

「だから誉め言葉になってないからな?乃香」

「た、確かに似合っているわ」

「ライル、俺はさっきからなんと言っている?」

「馬鹿空斗〜あんたそんな格好も出来るんだ〜」

「オイゴラ、オレンジ女。おちょくるのもいい加減にしろよ」

「空斗さん、似合ってます」

「だ・か・ら!」

俺はもう人生にくいが無いからここから飛び降りたい。
あ、でもここは三階だから飛び降りてもそう簡単には死ねないか。
ああ、もう嫌。

こうして学園祭が始まった。

あいつ等が来るとは知らず・・・・・・
作者「えっと作者です。急ですが今度からキャラクターに対する質問など受け付けようと思います」
空斗「本当に急だな」
作者「気分だ、気分。という訳で感想・意見・質問、いつでも待っています!」


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