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これからも「魔法は効率よく使うべし」を宜しくお願いします。
第一章 俺の人生を狂わせる者たち 魔法と拳骨
「ただいまー」
俺の家は何処にでもある二階建ての一軒家だ。二階に俺の部屋がある。
玄関度ドアを開けると靴が一、ニ、三、四足。兄弟は全員家にいるようだ。
「空斗〜おかえり〜」
言っているそばから一人の女性が俺に飛びつこうとする。それをひらりとかわし後ろにいた三人も女性をかわした。その結果、女性は派手な音を立ててドアにぶつかった。三人はドアの女性の顔を心配そうに見ている。俺も見たが気絶しているようだ。何時もの事だ。
「空斗、おかえり」
「ただいま。兄さん」
「え!」
「・・・・」
「え!顔が・・・・」
ルルとライルが驚いたように今出てきた男性と気絶している女性を交互に見る。
「「お、同じ!」」
叫ばなくてもいいだろ。はじめ見た人は誰だって驚くのは分かるよ。
「お兄ちゃんおかえり、お友達?」
「ああ、俺達上にいるから」
そのまま俺達は階段を上がった。階段を上る時三人はずっと玄関にいる三人を見ていた。
そこまで物珍しそうに見られても俺は困る。
部屋のドアを開けて適当に三人を座らせた。
「えっと・・・・さっきのって」
ルルが何か知りたそうな目をして言う。それに横の二人も肯く。
「最初に俺に飛びついてきたのが俺の姉さん」
高江 海実。俺の一つ上の姉さんで身長も高く髪は茶で軽くカールがかかってて美人だ。もてるのはもてるのだが、世に言うロリコン、シスコンに近い少し危ない人だ。
「で、次にでてきたのが俺の兄さん」
高江 空樹。俺の姉さんの双子の兄で顔は姉さんそのまんまで身長も同じだ。髪は黒くショートへヤー。こちらはいたって普通の人。もちろん、もてる。
「双子だから似ていたんですね」
とルルが感心したように言う。横にいる二人も納得したようだ。
「最後に出てきたのが俺の妹」
高江 海波。一つ下の妹で身長は低く150くらいである。肩まで伸びた黒い髪。こちらもいたって普通の人・・・・じゃなく果てしなく大食い。まともなのは俺と兄さんだけみたいだ。
ちなみに俺と兄さんには<空>。姉さんと妹に<海>が入っているのは家に父さんが青い空が好きで、母さんが青い海が好きだから生まれてきた子供には男には<空>、女には<海>を入れるらしい。
昔親から聞いた。
ルルとライルは俺の寝ているベットに座り、俺とグライは床にあぐらをかいて座る。俺の部屋はベットと机、タンス、本棚しか家具はない。あと床にMDプレイヤーと読まれていた漫画が数冊おいてある。
シンプルイズベストだ。
「で、本題に入るけど本当におまえら何者?」
「私たちの事を知るにはまず、裏界と表界のことについて教えなければなりません」
「本当は教えたくないわよ」
ゴツンッ
「教えさせていただきます」
ライルに拳骨を軽く頭に打ち込み土下座する。最初からそういうことを言うんじゃねー。
「この世にはいくつかの世界があります。簡単に言うとパラレルワールドということになりますね。それで私達の世界は偶然空斗さんの居るこの世界と繋がりました」
「はぁ?パラレルワールド?」
ここで冒頭に行きますよ皆さん。俺の目の前に馬鹿がいます。しかも三人。
頭の中がちんぷんかんぷんだ。いや、こいつらがあんな穴から出てきた時点でおかしいんだ。こんなことで驚いてはいけない。自分に言い聞かせるのに精一杯だった。
「私達の世界は主に魔法を使って暮らしています」
焦るな、俺!こいつらをまず病院に連れて行こうなんて考えるな!いや、これは連れてっていった方がいいのか?え?そうなの?そうなのかー!
「聞いているの!」
「あ、ああすまん」
ライルが怒ったようで怒鳴りつけられた。怒る前に頭の整理をつけさせてくれ!
が、俺の願いは虚しく無視されルルは話を続ける。
「それで私達の世界では繋がった世界、この世界を表界と呼ぶようにしたんです。そして私達の世界を裏界。表界に人間は裏界と繋がっていることは知りませんが裏の人間は全員知っています。私達の世界で繋がっていることを初めて知った人は魔法で繋がった道を隠しました。しかしその世界に通じる道は何個も現れ隠しきれないようになってきました。そこで政府は道を隠すためだけに組織を作りました。その組織のおかげで道を隠すことが出来、道を消すことにも成功し、偶然道を作ることができる魔法も出来ました。今はそれを使ってこっちの世界に来ることも出来ます。私達の世界のこと分かりました?」
ルルが俺のほうを見ながら言う。分かったのは分かったが俺は今悩んでいるんだ!俺が見た穴は幻覚で
こいつらと一緒に病院に行った方がいいのかを!くそ!答えが出てこねー!
「大体分かったが、魔法がどうも信じきれない」
「じゃー見せてあげるわ」
ライルが立ち上がりスカートのポケットから本を取り出す。その本は白く、表紙には魔方陣が描かれていた。ページをぴらぴらとめくりあるページのところに来るとめくるのをやめ呪文を唱え始めた。
「この本の契約のもと、歌の解除を求む。第五十の歌により水の出現を求む。水の命は我に託せよ。
前方に発動」
呪文を唱え終わると本をぱたんっと閉める。
俺は何も起きてねーよ?と言おうとした瞬間、俺の頭の上に大量の水が流れ出てきた。
おかげで俺と部屋は水びだし。俺はずぶ濡れのままベットに倒れこみ大笑いしているライルを見た。自然と目元がピクピクするよ。この気持ちはなんだろうねー♪
ゴツンッ
無言のままおもいっきしライルの頭を殴った。ベットでうつぶせになって頭から湯気を出して動かない。それを横で見ていたルルと俺の隣に座っていたグライの顔色が青い。
「ルル」
「は、はい!」
「これなおせるか?」
水びだしになった床を指差しながら言う。
「は、はい!すぐにやります!」
そう言うと立ち上がりライルと同じようにスカートのポケットから白い本を取り出す。急いでページをめくり呪文を唱え始める。
「この本の契約のもと、歌の解除を求む。第百三十六の歌により時間の巻き戻しを求む。時間は我右手の中にあり。周囲三メートルに発動」
呪文を唱え終わり本を閉じる。するとたちまち床に溜まっていた水が引いていく。
それはいいんだけど俺はびしょ濡れのまんまなんだけど・・・・・・・・
「えっと、その・・・・人には効かないんですけど・・・・・」
「分かったよ。着替えるからライル連れて廊下で待っててくれ」
それだけ言うとタンスからジーパンと赤の半そでのシャツを取り出した。
ルルは急いで廊下に出て、グライはライルをおんぶし、廊下に出た。
俺からしたら今の出来事に驚いた。水は出てくるは、部屋は元に戻るは、あいつ等が言っている事が本当だということは分かった。
「これからどうするか・・・・」
それだけ呟き急いで着替え始める。
空斗「俺が何でこんな目に遭わなきゃいけないんだよ」
作者「コメディーですから」
空斗「関係ないし」
作者「何でもありなんだよ」
空斗「余計に困る」
作者「感想・意見待っています」
空斗「作者、仏の顔も三度までって知っているか?」
作者「お、落ち着け・・・・」
空斗「一度とならず三度無視した償いだ。問答無用!」
作者「たんま!たんま!ギャアアアアアアアアァァァ!!!」
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