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これからも「魔法は効率よく使うべし」を宜しくお願いします。
第四章 高江古武術と祖神古武術 神主のじいさんの昔話
「決闘よ!高江空斗!」
「・・・・・あの〜真奈ちゃんだっけ?」
「誰よあんた。うちは高江空斗にしか興味は無いわよ」
真奈と言った少女は洋のことなんかほとんど視界に入っていないらしくキツイ一言を浴びせる。
それで洋はものすごくダメージを受けたらしくいきなり座り込みその場でのの字を書いている。
ルルはそんな洋を見てははは、と笑うことしかできていなかった。
「こら!お客さんと言っているだろ!」
「おじいちゃんは黙ってて!あんた、高江古武術を使う高江家やろ?」
「ああ、そうだが・・・・・なんで高江古武術を知っているんだ?」
おかしなことだ。さすがに最近使いすぎたと言っても見ていたのは何時もの仲良しメンバーだけ。見ていたとしてもルルの魔法で記憶は消しているはず。
なのにこの女は高江古武術を知っている。
考えれば考えるほど分からなくなる。
「俺、いつかあんたに技を見せたことあったか?」
「はぁ?あんたは馬鹿か。<祖神>と<高江>のこと全然しらへんの?」
「嫌、祖神はここの神社の名前だし・・・・・・・大体だ、高江って珍しくもないと思うんだけど・・・・・・・」
「全然しらへんのやな!あんたよくそれで技を継ぐことができ・・・・・・・って痛たっ!」
真奈がしゃべっている途中で神主のじいちゃんが拳骨を入れた。
それもそのはず。洋はあのまま落ち込んでいるし、ルルは真奈に気迫に負けてちょっと涙目になって俺の後ろに隠れているし、俺は俺で困って苦笑いすることしかできないし。
ま、怒られて当然である。
「おじいちゃん!何する「馬鹿もん!」・・・・・・・」
「全く・・・・・・・すまんな高江君」
「い、いえ俺は別に・・・・・・・」
「ま、ここにいてもどうにもならないから家にでも来なさい」
それだけ言うと背を向け家の中へ行ってしまった。
残された俺とルル、洋、真奈はその場で立ちすくんでしまった。
「・・・・・・高江空斗」
「ん?」
「あんたは絶対にうちが倒す!」
とそれだけ真奈が言うとまた神主のじいさんと同じように家の中へ走っていってしまった。
「・・・・・・・空斗さん」
「ん?」
「とりあいず、入りましょうか」
「そうだな」
「ははははh、俺って誰なんだろ〜な〜ルウルルルううルル〜♪」
「何時まで落ち込んでいるんだよ。ほらいくぞ」
「あ、ちょっと!引っ張るな!襟が伸びる!」
俺は抵抗する洋の襟を強引に掴みルルと並んで家の中へ入って行く事にした。
誰なんだ?あの真奈って言う奴?
中に入ると昔ながらの和風の家と感じた。
神主のじいさんに案内されたのは家のリビングの二倍はあろうかと言う畳の部屋だった。
そこに不自然にぽつんとちゃぶ台があった。
俺を真中とし右にルル左に洋がちゃぶ台の前に座った。
俺の目の前にやっぱりお坊さんの格好をした神主のじいさんと巫女服を着た少女が俺達の目の前に座った。真奈がいやいや俺にお茶を出し座ったところで話しが始まった。
「いやいや、すまんな高江君。わしの孫が怒鳴ったりして」
「うちは怒鳴ったりしとらん!ただ決闘を申し込んだだけよ!」
「「「ははははは・・・・・・」」」
俺たち三人はただただ苦笑いをすることしかできなかった。
この二人のやり取りにはついていけん。ああ言えば、こう言うし、どっちも一歩もひかねんだもんな。
仲が良いとやら悪いやら・・・・・・
「あの〜神主のじいさん?そろそろ話してくれますか?」
「お!おお、そうじゃった。わしとしたことがついつい熱くなってしもうたわい」
やっぱりはははと苦笑することしかできなかった。
「そうじゃな。まず、この豊倉町の事から話すかな」
ここからは神主にじいさんの昔話。
昔この豊倉町は貧しく、とても厳しい地域で生きていくのがやっとの村だった。
人々は飢え死んだり、生きていくことが馬鹿らしくなって自ら命を途絶えるものもいた。
その村は昔は「無の村」あっても無いような村とされていた。
そんな土地に一人の若者がやってきた。
その若者の名前は「高江」と言う少年。少年は村に着た後寝たり、村の畑仕事を手伝ったりした。
少年はこの村に住むようになり村の中に溶け込んでいた。
そんなる日、また一人の少年がやって来た。
その少年の名前は「祖神」。
少年もまた村の手伝いをしたり子供達と遊んだりした。
またまたそんなある日一人の少女がやって来た。
その少女の名前は「蓮動」。
少女は物売りが上手で村で取れた野菜などを他の村などに売ったりしお金を作り村に分け与えてと村としてもありがたかった。
その村に元々住んでいた「青蔦」、「天永」がこの三人と一緒に村を発展させようと考えていた。
「青蔦」はこの村の女村長で誰からも尊敬されていた。
「天永」は村の伝達係のようなもので情報収集には自信があった。
この五人はお互いの長所を使って村を発展させていった。
「高江」は武術の達人。村の者に武術を教え、自らの技を極めていった。
村の者は武術を覚え、自らの手で村を守ろうと言う考えだった。
その技は「神」とも言われ、技を使うのは高江の者だけだと村人達は掟を作った。
「祖神」は神との交信ができるという、不思議な力が備わっていた。
名前に「神」がついているのは神の遣いとしてこの村に神の教えを教え、共に共存する心を教えた。
高江には技も教えてもらい、自らの身も守ると言うことも教えていた。
「青蔦」は村をまとめる者として村を守りつづけることにする。
時には村人に指示を出し村を守ったり、時には自らの手で村を守ったと言う。
今も村長の名前には「青蔦」の名前が受け継がれていると言う。
「蓮動」は主に商売で組織的に大きくなり村を支える大黒柱となった。
村のお金はほとんど「蓮動」による資金で暮らしていたと言う。
今も存在し村を支える者とされている。
「天永」は他の村からなどの情報で戦争がはじまるとなれば高江と祖神に頼み追い払ってもらい、嵐が来ると分かれば青蔦に連絡し村に危険を知らせ家で大人しくするようにと言う。
経済が厳しくなると分かれば蓮動に知らせ村の経済がうまく回るように調整してもらう。
情報収集の天才と言われそれはまさに高江と同じく技だという。
武術で力をつけていった「高江」と「祖神」。
商業で力をつけていった「蓮動」。
情報収集で力をつけていった「天永」。
村の村長として力をつけていった「青蔦」。
村の人々はこの五つの家のことを「神々五家森羅万象」と呼ぶ。
森羅万象、宇宙空間に存在する数限りない一切の物事のことを言う。
彼等彼女等は確かに数限りない救世主だったのかもしれない。
今はこの五家は影で生きるものもおれば表で生きているものもいると言う。
確か、「高江」は高江 空斗。
「蓮動」は蓮動 葉音。
「祖神」は祖神 真奈。
「青蔦」は青蔦 朝姫。
「天永」は天永 峰馬。
この五人は今も高倉町で住んでいると言う事・・・・・・・・・
作者「さあさあ、物語が動き始めましたよ」
空斗「大分前から動いているような気がすんだけど」
作者「気にしたら負けだ!負け犬だ!」
空斗「いや、負け犬っておまえこそいろんなものに負けてるよ」
作者「ええい!うるさい!とにかく!物語は着々と進んでいるだよ!」
空斗「じゃぁ最終回も近いってか?」
作者「NO!予定ではまだまだ続くよ!」
空斗「この先が思いやられるな」
作者「シャラプ!ま、気にせず主人公やっとけ」
空斗「へいへい」
作者「読者の皆さん。まだまだ続きますからね。宜しくお願いします」
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