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第一章 俺の人生を狂わせる者たち 怖がるのもいい加減に
「で、おまえ達は何者なわけ?」

今俺の目の前には頭をさすりながら正座をして横に並んでいる三人がいる。俺は目が覚めるまでずっと待っていて人が来たらそいつに押し付けようと思っていたのに運悪くこの小道に人は誰一人と、通ることは無かった。つくずく思う。俺は何か悪いことをしたか?

「話しても信じてくれるわけありません」

と、一番最初の飛んできた少女が不機嫌そうに言う。頭をさすりながら俺と目を合わせないようにしていた。拳骨が痛すぎて俺のことを警戒しているのか?

「拳骨。そんなに痛かったか?」

「痛かったですよ!」

と涙目で言われた。考えてみろよ。喉元にナイフ突きつけられて殺すと言われたらどんな手段を使ってでも自己防衛に移るだろ。なのに俺が犯人に怒られるようなことを言われなきゃいけないんだ。

なんとなくいらっときたから指を鳴らしてみた。

「「「ひっ!」」」

三人は怖がってお互いに正座した状態で抱き付き合っている。これ面白いかも♪

「冗談だ」

「じょ、冗談に聞こえないわよ!」

と起こった表情で三番目に飛んできた少女が言う。その意見に他の二人も肯く。

「そうですよ!死ぬかと思い「ピキッ」すいません」

一番目の少女を簡単に黙らせることが出来た。死ぬかと思ったって俺だっておまえ達に殺されかけたんだからそれ以上言う権利は無い。きっぱり言おう。全く無い。

「で、おまえ達は何者なんだよ」

「それは話せ「ピキッポキッ」すいません」

うん。君達いじめがいがある。まー冗談はこのくらいにして、

「まず、名前だ。名前を知らないと話にならない。ついでに年齢も教えておけ」

「じゃ、じゃー私から。私はルル・ヂュージュです。歳は十五歳です」

「最初飛んできた君がルルね。はいはい」

俺は頭の中に顔と名前を一致させる。まー勉強以外のことなら覚えるのは早い。

「ボクは・・・・・グライ・クルノウ・・・・十五歳・・・」

「で、少年がグライ。うん覚えやすそうで覚えにくい」

軽く冗談を言うとグライは落ち込んだように頭をしたに下げる。それぐらいで傷つくってメンタルメン
弱いだろ。

「最後に私がライル・ハイノーラ。歳は十五よ」

「あいあい、分かったよ」

頭の中で整理してみる。一番最初に飛んできた少女がルル。その後に飛んできた少年がグライ。で、最後に飛んできた少女がライル。うん。名前と顔が一致した。

「で、本題に入る前にどうする?こんなところで油を売っている暇は無いから家にでも来るか?」

こんなところで説明してもらうのも俺は嫌だったからな。家なら少し五月蝿いがまー何時ものことだから我慢はできるだろう。

「それはいいんですけど、立っても良いですか?」

すっかり忘れていたけど三人は今まで正座をしていた。良く我慢できたな。あー、俺が駄目って言うと思ったのか。納得納得。

「あー、良いぞ」

そう言うと三人はゆっくりと立ち上がった。が、足が痺れているのか三人とも前に倒れこもうとする。
危ないと思った俺はとっさに三人の前に立って三人を受け止めた。

「あ、ありがとうございます!」

「・・・・ありがとう・・・・」

「えっと・・・あ、ありがとう」

三人は俺より小さかったので腕の中にすっぽり入ってしまった。
恥ずかしいのか分からないがルルとライルは顔を真っ赤にしていた。
グライは無表情のままである。
三人とも性格が違いかみ合わないこともあるんじゃないかと一瞬心配になってしまった。ま、関係ないけど。

「良いって事よ。立てるか?」

「は、はい」

コクッ

「た、立てるわよ」

三人は自分達で立った。何かと反応が面白いと俺は思った。

「あーそういや俺の名前教えてなかったな」

ちゃっかり自分の事名乗るのを忘れていた。

「俺は高江 空斗。年齢は十五歳。高校一年生だ。よろしく」

俺はすっと手を差し出す。三人はは?って顔をしている。普通分かるだろ。手を出されたっていう事は、

「握手だろ。手を出されたら握手だ」

俺の言葉に三人が顔を見合わせる。

「よろしくお願いします」

「・・・・・よろしく・・・・」

「よ、よろしく」

順番に握手をした。身長が小さいため手も小さかった。ライルは警戒心だしまくっているよ。

「こちらこそ。じゃー行くか」

俺達はゆっくり小道を歩き出す。目指すは自分の家。
ルル「やっと私達の名前がわかりましたね」
空斗「作者引っ張りすぎなんだよ」
作者「そっちの方が面白いと思ったから」
グライ「前に・・・・ちらっと出た・・・・」
ライル「そういえばそうだわ」
作者「気にするな」
空斗「いや、するから」
作者「感想・意見待っています!」
空斗「って、おい!また無視!」


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