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今回から第二章です。
新キャラも登場します。
第二章 うずく右手と本の持ち主 魔法使いを一人追加?
何処にでもあるような普通の小道。朝早いので人気は無くいるのは三毛猫だけ。その猫がニャーと一回だけ鳴いてどこかへ早走りで行ってしまう。春の終わりを告げるような少し温かい風が吹いた。

「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

すると猫が立っていたところから大きな黒い穴が出現した。その穴は表界と裏界を繋げる為の道。
道は裏界の魔法使いがいつでも開けたり閉めたりすることができる。魔法の穴だ。

その穴から一人の少女が出てきた。少女は勢いよく壁にぶつかり頭を打ったらしく頭を抑えながら立つ。少女の見た目は地面にまでつきそうな長いオレンジ色の髪を後ろで二つに結んでいる。身長は160くらいで水色のセーラー服。顔立ちもよく結構可愛い。

「あいたたたたたた!もう〜ここどこよ〜」

少女は立ち上がりとぼとぼと道を歩き出した。







うぃす。空斗だ。今は俺の部屋にルル、ライル、グライ、葉音、乃香、敏樹、洋が来ている。簡単に言えば何時ものメンバーだ。あの、学級委員の遠藤の騒動から数日、あれから遠藤は魔法の事や乃香が好きだったことは忘れ普通の生活を送る。ちょっと好きな奴の事を忘れさせるのはかわいそうと思うが人間の道を踏み外した結果だ。仕方が無いと俺は思う。
俺の部屋にはあの赤い歌本が置いてある。あの後グライにこの本を調べてもらったところこの本には魔力が元々蓄えられており表の人間でも使えるようになっていたらしい。

「で、ここで俺からの質問」

俺は机の椅子に座り七人の方を向いて言う。
ここで深呼吸。そうだよね。何でも心の準備と言うものが大切。
じゃー言いますよ。

「何でてめー等が俺の家にいて俺の部屋にいるんだよ!!!」

俺の姿はパジャマ。今は朝の7:13分。今日は日曜日で学校は休みだ。でも他人の家、もしくは部屋に無断ではいいって良いと思うか?良い訳ねーだろ!!!

「わたくし達は暇だったから空斗の家に行ってみようという事になったのよ」

ここで疑問に思った読者の皆さん。まだ気づいていない読者の皆さん、俺がソファーじゃなくて自分の部屋で寝ているか分かりますか?俺は昨日兄さんが敷布団を二つ買ってきて一つは予備、もう一つは俺の部屋で俺が寝れるようにするためだ。で、久しぶりのベットで俺はぐっすり眠る・・・・・・はずだった。
今日は昼までゆっくり寝ようかと思ったのに体が重いと思ったら俺のうえに馬鹿のかアホ(はおん)が寝転んでいた。問答無用で投げ飛ばした。周りを見てみると敏樹、洋、ルルにライル、グライまでいた。グライはまだ分かるよ。俺の部屋で寝てんだもん。でも、俺はまだ寝ているのに何で全員集合♪してんだよ!!!おかしいだろ!!!

「お前ら俺の部屋でくつろぐんじゃねー!まずこの部屋から出て行け!」

「硬いこと言うなよ〜ゆっくり「チェエエエエェェェェストオオオオオオォォォォ!!!」グギャアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァ!!!」

洋はドアを突き破ってドアの向こうの壁にめり込んだ。俺は機嫌が悪いんだよ♪今なら誰でも容赦ねーぞこら!

「出て行け」

「「「「「「YES!!!」」」」」」

残りの五人が見えない速さで部屋を出た。初めからそうすれば良いんだよ。

俺は思う。

「今日ベットで寝たのが悪いのか?」

つくづくそう思った。









着替えて下に降りると何故か家の家事をしている六人。兄さんと海波はしなくても良いよとせっせと働く七人におどおどしている。姉さんはソファーに座ってポテチをテレビを見ながらぱりぱり食べてる。俺が溜息をついてなんとなくこの七人をこのまま、働かさておこうと思った。
俺はそっと玄関に行き、靴を履いて外へ出た。

外へ出るともう春が終わりそうな気がした。入学して数日。いろいろなことがあったような気がした。
まず、あの三人の魔法使いと会った。その後に遠藤と戦った。他にもライルの炎の魔法で家が火事になりそうになったり、ルルが最近俺への態度がすこし変わっているような気がする。気がするだけかもしれないが。グライが何時ものお礼にと料理を作ってくれたが見た目良し、味は気絶するほどの不味さだった。何であんなにに美味そうな飯がこんなに不味いんだ・・・・・姉さんを超えたよ。

あ、何か思い出しただけで涙が出てきた。
ま、そんなことどうでも良いから今はゆっくり散歩でもするか。

「朝の散歩は気持ちいいな」

俺はゆっくり道を歩いた。車も人も少ない。朝早いし日曜日だからだと思う。
みんな家でゆっくりしているんだろうなー・・・・・・

何かまた涙が出てきた。俺も家でゆっくり寝てたかったよ。

そんなことを考えつつゆっくり歩いていたら・・・・・・

「た、助けてー!!!」

「ん?ぐはっ!」

後ろから少女の声が聞こえたので振り向こうとしたが振り向く前に後ろから勢いよく抱きつかれた。
俺は混乱状態で恐る恐る後ろを見ると髪が地面までつきそうなくらい長い髪を二つで束ねてオレンジ色と珍しい色をしたかわいらしい少女がいた。

「た,た,た,た,助けて!!!」

少女は涙目でとても焦っているようだった。
少女は後ろを指差すとそこにはガラの悪い男達が四人走ってきた。
面倒くさい・・・・・・
俺は今日何か悪いことをしたか?
何か口癖になりそう。

「分かったから、まず離れろ」

すると少女は俺から離れ俺が男達の方を見ると少女は隠れるように俺の後ろへ回り込んだ。
男達は息を切らし俺の前に堂々と立った。

「よぉ兄ちゃん。後ろのお姉ちゃん俺達に渡してくれね?」

「いやー駄目。依頼受けたから」

「「「「「依頼?」」」」」

少女と男達が同時に疑問に思い声を出す。

「つまりこう言うこと」

俺は一番前にいた男の顔を殴り前に倒れてきたので鳩尾に膝を入れた。男は力なくそのまま倒れた。
他の三人は顔が青ざめている。

「で、どうする?」

「「「し、失礼しましたー!!!」」」

男達は気絶した男を担ぎ上げどこかへ消えてしまった。

「ま、いっちょ上がり」

俺は手をパンパン叩いて後ろを向く。少女は唖然としている。
少女をよく見るとどこかで見たことのある水色のセーラー服を着ていた。

「・・・・・・」

俺は黙ったままこう思った。

マジで、俺は何か今日悪いことをしましたか?
空樹「空樹です」
海実「海実でーす!」
海波「海波でーす!」
空樹「相変わらずテンション高いな」
海波「お兄ちゃんそんなこと言っていたら私達キャラがなくなってしまうわよ!」
海実「そうよ!空樹はキャラが薄いんだからもと頑張りなさい!あんたのせいで私達の出番までなくなっていっているのよ!」
空樹「俺のせいなのか?」
作者「俺も違うと思う」
海実・海波「「絶対そうなの!」」
空樹「・・・・・・」
作者「えー、第二章に入ったのに高江ファミリーの出番が少ないかもしれませんが「魔法は効率よく使うべし」を宜しくお願いします」
海波・海実「「少ないんかい!!!」」
空樹「・・・・・・」


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