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これからも「魔法は効率よく使うべし」を宜しくお願いします。
第一章 俺の人生を狂わせる者たち 強さ
ルルです。あれから数日経ちました。空斗さんの兄弟には私達が学校に通っている事がばれ、空斗さんが学校に通ったほうがいいと思ったから校長先生に頼んだと意味不明な言い訳をしましたが納得してくれたみたいでここ最近は特に何もないです。あるとしたら空斗さんがソファーで寝て寝不足になっているから午前中の授業は全部屋上で寝ていること位です。
新しい友達も出来て楽しいです。
「ルルちゃん屋上行こう。空斗君が待っているから」
「あ、はい分かりました」
乃香さん達には空斗さんと同じくらいお世話になりました。今日も何時ものメンバーで屋上で昼食を食べることになりました。先に葉音さんとライルとグライと敏樹さん,洋さんが屋上に行ってます。私達も急いで屋上に行くことにしました。
屋上に行くともう皆さん昼食と食べ始めていました。すると乃香さんがあることに気づきました。
「あれ?空斗君は?」
言われてみれば空斗さんの姿が見えない。
「空斗なら依頼があるとか言ってさっき行っちゃたけど」
と敏樹さんがおにぎりを片手に教えてくれました。
乃香さんが残念そうに溜息をつきました。よくわからないけど私もがっかりしました。理由はわからないけどとても残念だった。
私達も適当に座り今週は空斗さんの当番らしく空斗さんが作ったお弁当です。空斗さんは料理もうまく私達三人は何かお礼がしたいのですがなかなか思いつかず。
「最近空斗君は午前中の授業は出てこないね」
「それは・・・・ぼくが・・・悪い」
「グライは今空斗さんの部屋で寝かせてもらって空斗さんはソファーで寝ているんです。で、寝不足になっているみたいで」
「空斗は依頼はきっちりこなす人間ですからね」
と葉音さんが感心したように言った。確かに空斗さんはここ数日の間にも依頼があって必ず成功させてくる。その辺もえらいと私は思った。
「楽しいところいいですか?」
いきなり声がしたので振り向くとあの学級委員さんが私たちの前に笑いながら立っていました。
その笑い方にここにいた全員がぞっとしました。全員といっても私達以外には人は居らずいつも通り貸しきり状態でした。
「な、なんですの」
葉音さんが声を震えさせながら聞く。
「いや、ちょっと君達に用があって」
そう言ってズボンのポケットから取り出したのは・・・・・・赤い本
その本は表紙に魔方陣が描かれてあった。本を開きあるページで止まった。
「歌本!」
ライルが叫びみんなの前に私達三人が立つ。何でこの人が私達より一つランクが上の赤い歌本を持っているの!?でも、表の人間は魔法は使えないはず。
「この本の契約のもと、本の解除を求む。第二の歌により結界の発動を求む。その囲みは破壊から守る鋼の盾。前方に発動」
歌を読み終わると私たちの周りにガラスで囲まれた。
私達三人は驚いて声が出せなかった。結界魔法といってこの魔法はランクが赤以上の歌本に記されておりこの魔法を解除するための魔法は青と黄色の歌本にしか記されていない。
「何だこれ!?」
洋さんが周りをきょろきょろし、他のみんなは驚いて立つ事すら出来ない。
「・・・・何者だ?」
グライが低い声で学級委員さんに問い掛ける。この時のグライは鬼のような顔をしていた。私とライルは戸惑って怒ることすら出来ない。
「君達には少しの間人質になってもらうよ」
「な、何でよ!」
「おや、乃香くんも居たんだ。それは好都合」
「??????」
この人の言っている意味がわけがわからない。私達はこの結界がある限りどうすることも出来ない。大体なんでこの人が歌本を持っているのか、そしてどうして魔法が使えるのか。
分からないことだらけだ。
「こうして空斗君を待ち伏せしている間が暇だな」
「空斗に何をするの!」
「葉音君。もっと静かにできないのか」
「な、何ですってー!」
「葉音落ち着け!」
敏樹さんが葉音さんを止めようとする。ここは確かに相手の挑発に乗ったら何をされるか分からない。
誰でもいいからここから出て空斗さん・・・・いや駄目。彼の目的は空斗さん。空斗さんが危険になるかもしれない。ここは何もせず誰かが助けに来てくれるのを待つのが先決。
「それにしてもこんな力を手に入れたのに何もしないのは暇だな・・・・・ん?」
学級委員長さんが私を見てにやりと笑った。その笑いに鳥肌が立った。
「君のポケットにあるのは歌本かい?」
「え?」
スカートのポケットを見ると歌本が少しはみ出ていた。
「どうやら君も僕と同じように魔法が使えるみたいだね。僕と戦わない?」
私は迷った。ここで彼の言うように彼と戦って勝つ。そしてこの結界を解かせる。だが自分の危険性もある。だけどこんな時に自分の危険を気にしている暇はない。
「わ、私は」
空斗さんと同じくらいの
「戦い」
心の強さが
「ます!」
ほしい
「ルル!駄目!ここは私が・・・」
「ありがとうライル。でも私は何時までも空斗さんたちに助けてもってばかりじゃ駄目なの」
「決定だね」
すると私の目の前の結界が人が一人通れる位の穴が出来た。私はポケットから歌本を取り出し右手に持ち、歩き出す。後ろでライルとグライの声が聞こえた。が、何も聞こえない。集中して聞こえないのか、はたまた私がただ聞こうとしないのか私にはわからない。
「始めようか」
「私はあなたに勝つ。そしてみんなを守る」
私は歌本を開き呪文を口にする。
葉音ですわ。今わたくしの目の前には信じられない光景が広がっていますわ。ガラスのようなガラスじゃない囲い。さっきまでいっしょに授業をしていた学級委員。魔法が使えると言い出す。そして、こないだ来た三人が私達を守るように立っている。
その一人、ルルも魔法が使えて魔法で学級委員と戦う。
そのような会話をし一つの出口が出来、ルルが出て行く。ライルとグライが行くな!と叫んでいる。でも彼女は止まらない。
何故?
それはわたくし達を守るため。
わたくし達はただ黙って見ることしかできない。いや、違う。わたくしは昔のように心がないただの機械じゃない。彼に会って、空斗に心を教えてもらった。
だからわたくしは願う。ルル、無事に帰ってきてと。
作者「えー、最後の葉音の言葉に疑問を持っているあなた!第一章が終わったら番外編があるのでそれを見てください」
葉音「言っちゃっていいのですか?」
作者「別にいいんだよ」
葉音「そうですか、読者の皆さん。感想・意見待ってます」
作者「俺の仕事を取るな!」
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