第一章 俺の人生を狂わせる者たち 影
「な、な、何であの人たちと空斗が一緒に住んでいますの!」
葉音、声がでかい。俺の耳元で叫ぶな。あー、予想していたけど逆に面倒なことになったな。参った。
「そうだよ!何で一緒に住んでるの!」
乃香、てめーも声がでかいし俺の耳元で叫ぶな。右側に葉音、左側に乃香ってうぜーよ。耳が痛くなるからやめてくれ。
「そうだぞ!空斗!何でルルちゃん達と一緒に「黙れカス」グハッ!!」
洋おまえもしつこいんだよ。ていうーか何時復活した。おまえは教室に俺が置いてきただろ。いきなり目の前に来たからびっくりしてアッパーしちまったじゃねーか。
「依頼だよ、依頼」
これが一番の対策法だ。
「い、依頼ですか」
「そ、それじゃー仕方ないですわね」
納得してくれたのはいいけど俺の方を目をピクピクさせながら睨みつけるのはやめてくれ。
俺は溜息をつき食事に戻る。
ルルとライルは自分達から葉音と乃香に話し掛け楽しく会話をしている。グライは俺の横に移動する。
敏樹も俺の隣に座る。洋はまだ気絶してるみたいなのでほっとく。
「なー、グライ」
「・・・・・何?」
「おまえらどのくらいまでこっちにいるんだ?」
「・・・分からない・・・・」
「そうか」
なんとなく会話が成立し、敏樹も会話に入りグライも少しずつ話すようになった。
「ごちそうさま。俺は寝とくから」
そう言いその場にねっころがりまた夢の中へ入っていった。
あ、はいライルです。今は空斗の友達と一緒にお昼ご飯を食べているわ。空斗は食べ終わったらすぐに寝ちゃいました。
「空斗はいつもこんなんなの?」
私なりに質問してみると空斗の友達という二人が微笑んだ。
「空斗君はいつも寝てばっかよ」
「それにわたくし達を守ってくれたりするんですわ」
「そうなんですか」
ルルが感心したように言うけど実際私も感心した。この人間は欲というのを感じることが出来ない。人間というのは誰しも欲を持つ。私にだって欲はある。だけどこの空斗は寝てばかりだけど考えに筋が通っている。彼の行っている依頼は人助け。お金はお姉さんの欲。だけど空斗は私達の事を依頼といって預かっているがお金をとろうとしない。私達がもっていないことを知っているからだ。もっていなかったら助けない。そうではなく困っていたら助ける。これが彼の考え方だ。
「あ!空斗君今無防備状態!チャンス!」
と乃香が空斗に飛びつこうとする。
「空斗〜君〜「黙れ」グボッ!」
飛びつこうとした時いきなり空斗が起き上がって飛びついてきた乃香に腹に蹴りを入れた。うわっ、めちゃ痛そう・・・・
乃香はその場にかがみ込んで唸っている。
「たくっ、油断したもんじゃない」
「く、空斗君・・・ひどい」
「朝も言ったけどてめーにそれを言う権利はねー」
「じゃー、わたくしは?」
「ねーよ。おまえら二人は絶対無いから」
「「ひ、ひどい」」
どうやらこの二人は空斗の事が好きみたいだ。私はどうだろう・・・・よくわからない。たまにドキッとするけど・・・・・・・・・・・・・・・・・・
って何でこんなこと考えているんだろう!
「いやー皆さん」
?、誰か知らない人が来た。
「何だよ、学級委員さん」
学級委員?
俺達が話している間にもう一人来た。
「名前で呼んでくれないかな」
「分かったよ。遠藤」
こいつの名前は遠藤 智和。俺達のクラスの学級委員長で頭もよく美形で女子にもてる。髪は茶パツで耳が隠れるくらい伸びている。身長は俺とあまり変わらない。
「何のようだよ」
「ん?今日来た三人の事が気になって。でももう友達が出来たみたいだから心配いらないね」
「そりゃー、一緒に住んでいるからな、空斗と」
「黙れ洋。てか、何時復活した?」
「今さっきだよ。俺様を誰だと思っているんだよ」
「カス」
「いや,違うから」
「へー、一緒に住んでいるんですか」
「気にするな遠藤。ただの依頼だ」
「そうですか。じゃ、僕はこれで」
そう言って遠藤は屋上を出て行った。
敏樹が何かいいたそうにしている。おまえのいいたいことは分かっているけど俺は別気にしてねーよ。
アイコンタクトを敏樹としなんとなく納得していないようだ。
「どうしたんですか敏樹さん?」
ルルが俺達のやり取りに気づいたみたいだ。
「そのな、一様だけどあいつには少し気をつけておけよ」
「なんでよ」
ライル疑問に思うのはいいがいちいち話をさえぎるな。
「気にするな。まー、もうすぐ午後の授業が始まるから俺は先に戻っておくから」
俺は立ち上がり屋上を出た。その時ルルが俺に何かいったような気がしたけど気のせいか。
空斗「何で一日二話更新したんだよ」
作者「だって、この話と前の話が短かったから・・・・・」
空斗「宿題しろ」
作者「はい・・・・・・・・・」
空斗「頼りない作者ですがこれからも「魔法は効率よく使うべし」をよろしく」
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。