名前:
弥生 祐 2008-05-22 19:00
読ませて頂きましたので、拙いながら感想を残させて頂きます。
上手い作品ですね。上手いというのは適切ではないかもですけど、そんな印象を持ちました。
昨今の年老いた両親に対する処遇と、その親に対する子の扱い。そこに詐欺事件まで絡めて構成された作品、いわゆるエンタメ作ではありませんけど、無理なくまとめてあり、考えさせるものを覚えました。
風刺が感じられたテーマでもありましたので、好きなタイプで良かったです。
ただ、この文字数で読ませるには厳しい作品かもしれません。しっかりと物語の背景を書き、状況を細かく描写はしているんですけど、そのせいか全体的に説明的すぎて、読んでるというより読まされてる気分に陥りました。
文章力もなろう作家さん中でいえば平均以上の水準があると思われますし、上手くまとめてあるんですけど、作品の質、焦点(と思われる)の子に向けた愛情の形の表し方が、文字数的に足りない気がするんです。
いわゆる書き方が省くところは省く短編の形式ではないので、実際の文字数よりも多く感じられたことも合わせて、勿体無いな〜なんて勝手に思いました。
以上、同じ批評交換同盟に入ってることもあり、批評気味な感想になりました。短編しか書けない(それも一万文字以下の)物書きの評価付けとでも思って頂けると幸いです。
ではで秋SF、個人的に期待しております。
長文、乱文、失礼しました。
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文章評価:
★★★★☆ 作品評価:
★★★★☆ 出版:わからない
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| ▼コメント 弥生さん、ありがとうございます! 小難しい話ばかり考えているのですが、コレもその一つです。
社会風刺がしたかったんですね。 この短編はとある地方文学賞に応募したものです。読者層は平均40代〜60代以上、純文学系の賞だったので、団塊の世代を主人公にしてみました。(まあ、自滅しましたが) エンタメも好きですが、読んでみて何か感じてもらえたら嬉しいな、と思いながら常々書くようにしています。
文字数ですが、公募用ということもあり、原稿用紙20枚の制限内での初挑戦作品、なかなか思うようには書けないものですね。書きたかったことは書いたぞ、という反面、詰め込みすぎは間違いないので、耳が痛いです。 設定を細かくきめていたので、いざ書いてみると枚数ギリギリ……。歯がゆいですが、書きなれることで、もっとスマートな文章になったのではないかな、と、思うようになってきたところです。
母の義男に対する愛情表現ですが、言葉足らずな程度に収めています。親の手紙なんて、案外不器用で、本当のことなど伝わっているのかどうか……、本人同士にしかわからないものなんですね。(私の体験談からですが) 義男同様、読者の方にも、母の気持ちを察してほしいという気持ちから、余分な文章を手紙の内容には載せませんでした。
丁寧にお読みくださり、ありがとうございます。短編は難しいので、もっとすらすら書けるようになりたいものだといつも思います。
秋SFですが、まだまだ先ですので、ネタを探しているところです。期待を裏切らぬような文章を、今後も書き続けられるよう、善処いたします。 本当にありがとうございました! 名前:天崎剣[2008-05-23 21:38] | |
名前:
藤村香穂里 2007-11-27 21:55
夕暮れ。遺品整理をする主人公。
そもそものいきさつが語られる時、遺産を当てにする主人公の家庭環境が良くわかりました。まさに似たもの夫婦であり、この親にしてこの子ありといった感じですね。
対照的な母の気性、面倒見の良さそうなはとこ。それぞれが個性的にきっちり書かれていて、古い家屋の夕暮れの映像が浮かぶようでした。
なかなか目的のものが見つからない主人公のいらだちや心の変化。最後の遺書の内容を読むシーンは圧巻でした。母はぼけてなどいなかった。
まさに老い先短い人生最後を主人公を甘やかしたと反省し、お金を使い切ってこの世を去ったのですね。
夕暮れの風景とこの結末も妙にオーバーラップして、生々しい話でした。
母の意を汲んで目が覚めてくれるといいのですが。
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文章評価:
★★★★★ 作品評価:
★★★★★ 出版:買う
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| ▼コメント 現在進行形で社会問題になっている、年寄り狙いの詐欺事件。仕事柄、目の当たりにする事が多く、被害にあっても泣き寝入りする方が多いのをよく知っていました。 同時に、金に異常に執着する人もかなりいて、正に目が円マーク(\)になっているのです。
年を重ねるにつれ、金というものの意味を考えるようになり、全ては親の躾にたどり着くのではないかと、このような話を書いてみました。
不慣れな短編、上手くまとめられたか不安でしたが、高評価頂き、ありがとうございました! 名前:天本剣介[2007-11-28 00:44] | |