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ゆるゆるだんじょん 作者:YUYU
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はじめてのだんじょんしゅうにゅう

なぜ家か、そんなもの簡単である。招き入れ、そこで感情か面倒なら命をもらえばいい。
はじめのうちは命を奪うなんてことはしない。そんなことをしてしまえばポイントも財産の無い私などあっという間に狩られてしまうだろう。
ひとまずダンジョン作成だ。
この家を作る際にかかった費用は、

新規ダンジョン作成:0P(コア作成費のため今回は無料)
家(一階建て):2000P
ルーム作成:1ルーム1000P ×2=2000P

計4000P也

激安である。
何せ10万Pが必要なコア作成費が不要だからである。
それを差し引いても4000Pは安い。まぁ、私の所持ポイントが卒業記念費用の20000Pしかないのだから仕方がない。残りは16000Pか。計画的に使わなくては。

ひとまず家は一部屋と風呂、トイレしかないのでルーム作成で寝室と畑を作った。
寝室は『コア』ルームでもある。
畑はなんかないと怪しまれるだろうから。町に行かないのに暮らせるとは思えない。
便利なものでルーム作成時にある程度は設定可能なので豆と人参をポイント制永久作成にしておいた。これでポイントさえつぎ込めば豆と人参はすぐに採れる。

さて、ひとまずパッと見ダンジョンと言えないものができたが、まぎれもなくこれはダンジョンである。
さて、疲れた。寝たい。
だが、あのクソババアに一言言っておかねばあとが面倒だ。
コアの通信機能を起動した。

「婆、ダンジョンを作った」
もういいか、切ろう。
「切ったら殺しに行くからね」
とんでもないことを言われた。これが親だと思うと憂鬱になる。
「なんか用?変なとこにコアを隠してくれたおかげで無駄に疲れたんだけど」
「そうかい、残念だったね。死ねなくて。私から離れたかったらさっさとランク3になるんだね」
わかってるからそんなこと。なんて言えたらどんなに楽か。
「ランク3までは婆に収益の2割を渡す。その代わり婆は私をある程度守るこれがダンジョンのルール」
「いっちょ前にほざくわい、小娘。まぁ、いい。基本わたしゃノータッチだからね。なんかあったらいいな」
言うだけ言って切りよった。

とりあえず、寝よ。

―――コンコン
なに?私、今眠いんだけど。
何かいるというより人がいることは気づいてた。
伊達にダンジョンやってない。
自分の体触られたら嫌でもわかるもんじゃない?そんな感じ。
―――すみませーん
なんか呼んでる。めんどくさいな。

正直言ってこの時の私はかなり寝ぼけてた。それはもうすごく。だからなんであんなことしたのかと言われてもよくわからない。だけど、この時のことでこの土地でダンジョンとして生きにくくなってしまったことは間違いなかった。

――――――――――――――――――――――――――

私、ステラって言います。
このあたりで一番大きい町でなんかいろいろ調べたり、相談に乗ったりしてます。
今更ながら私の職業ってなんなんでしょうか?疑問です。
とりあえず、何でも屋みたいな感じなのかな?ダンジョンにも行ったりしますし。調査目的ですが。
今日の私のお仕事は・・・・・・実はないんです。
そう、お仕事無いんです。嬉しいのか、悲しいのか。
いやいいんですけどね。最近ずっと休みなかったし、ちょっとゆっくりしたいなーって思ってましたから。
そんな感じで町を散歩してました。お散歩楽しー。

ごめんなさい、一人はさみしいのです。
昔から一人だったので普段はあまり気にはならないのですが、なぜか今日はそんなことを思ってしまったわけで・・・
さみしさを紛らわすために森に行こうと思います。
ついでに薬草とか必要なものを採取しないといけませんし。
若干お仕事っぽくなりましたけど、まぁ、森に行ったわけです。はい。そしたら・・・

家がある。
・・・こんなのあったっけ?

ほんの2週間前に私、このあたりでお仕事してたんです。その時には何もなかったと思ったのですが。
と、とりあえずお話だけでもしていきましょうか。もしかしたらすごい魔法師の人が魔法で作ったかもしれませんし。
ということで、まずはノックです。


―――――――――――――――――――――――――――


「どちらさん?」
眠かったけどとりあえず答えとこ。
「あ、えっと、わ、私、ステラって言います」
「はぁ、それで?」
ドアは開けない。いやむしろ開けたくない。というより眠い。
「お話しさせていただけませんでしょうか?前に来た時にはこのお家、なかったような気がしましたので」
どうもこのあたりの人らしい。面倒だが仕方ない。
「入りたければ、入ってくればいい」
来る者拒まず、去る者追わず。それがダンジョン。正直好きにすればいいと思う。
「えっと、失礼します」
人間の女だった。17、8歳ぐらいか。
「あなた、なにしにきたの?」
「そのお話をさせて・・・」
「私は話すこと、ない」
眠い、とにかく眠い。さっさと追い返して私は寝る。
なんかおどおどしてる。その時ふと思った。そういえば、こんなことぐらいでもポイントはいるのだろうか?
財貨管理をみてみた。10P入ってた。
10Pでも収入は収入
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