挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
ゆるゆるだんじょん 作者:YUYU
1/8

ぷろろーぐみたいな?

君の目の前にダンジョンがあったとしよう。
意味わからんとか言わないでくれ、とりあえずあるものとしよう。
外見は君たちの想像に任せる。えっ?それじゃだめ?
まあまあ、そんなこと言わずに協力してくれると助かる。
さて、君たちの想像してくれたであろうダンジョンの入り口にこんな立札があったらどんな気持ちになるだろうか。

『ようこそ、だんじょんへ。いろんなことがおこるので、たのしんでね』

・・・・・・・・・私ならふざけているのかと思う。
私としては普通、ダンジョンというのはモンスターやトラップをかいくぐり命を懸けて宝を探したり戦闘の経験を積んだりするものだと思っている。
そう、命を懸けるのだ。それがなんだ、『たのしんでね』とは!舐めてるのか!ふざけるな!と憤慨したくなる。
そもそもが怪しすぎる。入ろうとする気にもならない。この立札がトラップであるとさえ思えてくる。

まぁ、私の気持ちはともかく、君たちには先ほどダンジョンの形を想像してもらったと思う。
どんなものだろうか?洞窟?城?塔?森?もしかしたら鉄などでできた基地のようなものを想像した人もいるかもしれないし、どこかへ転移するような門や魔法陣を想像した人もいるかもしれない。
だから、私の目の前にあるものはもしかしたらダンジョンではないのかもしれないと思う人がいるかもしれない。いや、むしろお前は何を言っているのだといわれるかもしれないのだが、ひとまず事実のみ話したい。いま私の前にあるのは、





木箱に入った子猫だ





・・・・・・・・・
いまなんとなく微妙な空気になった気がした。
だが、これが事実であることは確かなのだ。
君たちの気持ちもわかる。頭おかしいんじゃないのとか、この猫自体が怪しいとか、いやもしかしたら猫に食べられたらダンジョンに入ってるとか思うかもしれない。そもそもこれがトラップなのではないのかとか思うかもしれない。

そんなカワイイカワイイ子猫が、そう、子猫がいるのだ。
私は猫が好きだ。大好きだ。
もふもふしたり、頭撫でたり、猫じゃらしとかで遊んで戯れていたい。日がな一日遊んでいたい。
膝に乗っけて丸まっているのを堪能したり、ただただ見ているだけでもいい。
とにかくかわいい。そう、かわいいのだ。

―――にゃー

鳴いた。
どうしよう、もうダンジョンの話とかはっきり言ってどうでもよくなってきた。ここまで付き合ってくれた君たちには悪いがもう私の頭の中は猫のことしかないのだ。
だから私はこの子猫と遊ぶことにした。




誰もいない荒野で

Q:この人どうなるの?
A:さぁー?
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ