manage3
さて、私は妙な妄想に耽っていた
絵梨美が部屋をガスで充満させた気持ちが痛いほど分かる…
知り合いの博士から硫酸を分けて貰ったまでは良いが…バスルームに腐乱死体を移し、さっさと溶かし始めた最中、凄まじい悪臭が、体中を走り回るように肺に侵入してきた…
呪われた…フフッ…何が楽しくてこんな事してるんだ…
そんな状態だからこそ、妄想が必須となる…
人は前例に沿って人を裁く傾向にある
自分が勝訴しそうな前例が山ほどあり、まるで自分こそが真犯人で巧妙なトリックを使って欺いているような…
完全なる被害者
ある意味被害妄想だ…
そもそも、その前例に当てはまらなかったにせよ。文明の利器に掛かれば、列からはみ出た外れ者として徹底的に追究される
疑わしきは罰せよ。と言うわけか…
「はぁ…私の神経はイカレてしまった…」
赤っ恥を巧い具合に相手にかかせたにしても、人生と言うのは続くものだが…
私はまた笑っていた
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