死の瞬間
人は死を迎えると死の世界、つまりあの世の住人とバトンタッチをすると言う
私が何気に購入した雑誌の一コマ
『死ぬ気でやったら、良くも悪くも悔いはない』
と言う合コンの極意…私はなぜこれほど沈んでしまったのか?
「慈善行為にさえ、生命の息吹は感じない…」
ワンルームの一室には、私一人ぽつんと座り、時に命の在り方などを巡らすこともあるが…
「考えが及ばない…何を起こそうにもこのワンルームからは出たくない程に…矛盾している」
ふっと意識が別の景色を映した
猛スピードで地面が近づき…目の前が真っ赤に染まる
カタカタカタ
カタカタカタ
ファクシミリが動き出した
『偽善者は死ね!偽善者は死ね!』
…またか
別れた女からの辛辣なメッセージは単なるセックスレスへの当てつけ…とは言え女性優遇主義に触れようものなら…途端にこの有様…
私は冥土の土産を輩出しているのか?
私の名は夜宮 マモル(よみやまもる)
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