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シムダンジョン  作者: ワッシー
2年後
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閑話、旅立ちしもの 

ヤホー、みんなのアイドルイーワちゃんです‼

え?誰だって?

ひどいな~。

エクレールのパーティーの一員じゃないですか。

いたのって?

嫌だな~。声も名前も出ていたじゃぁありませんか。


ではないが改めて自己紹介をしましょうか。

名前はイーワと言います。

赤髪でショートが似合う小柄な女の子16才です。

スタイルは最近エクレールに嫉妬を感じるとだけいっておきましょう。

その内もいでやりたいと思っています。

は、思わず心の声が漏れてしまいました。

みなさん、内緒にしておいてください。


元々、私は孤児院にいました。

ガン、ロック、ストンの三人も一緒です。

孤児院での生活は惨めなものでした。

食べるものもあまりなく、町で小遣い仕事をしてもすべて取り上げられました。

年上の子が売られていくこともありました。

そんな地獄から救ってくれたのがエクレール様の父であったグットイイ公爵様でした。


だから、グットイイ公爵様がなくなりエクレール様が開拓団としてグレルンデの大森林にいくと言うので恩返しのためにガン、ロック、ストンと共に志願しました。


でも、こんなことになるとは思いませんでした。

まさか、グレルンデの大森林にダンジョンマスターがいて眷属にされるなんて思いもしませんでした。


眷属にされてまず命じられたのは、入浴と着替えでした。

話に聞いてはいたのですが初めて石鹸なるものを使ってみましたが、むちゃくちゃ汚れが落ちます。

あたしのかわいさも150%です‼

洗い流した水を見てちょっとショックだったのは内緒です。


そのあと着たこともないすばらしい肌触りの服を着せられた村人全員が集められましたがそこまで一悶着ありました。

むさ苦しい男たちが綺麗に髭をそり髪を整えて出てきたのです。

みんな清潔間に溢れた姿にびっくりしました。

特にストンのかっこよさに目を奪われてしまいました。

ロック、ガンの二人は綺麗になってもむさ苦しかったです。

これも内緒でお願いします。


向こうもこちらの変わりように驚いているようです。

しかし、エクレール様の姿がありません。

キョロキョロとエクレール様の姿を探しているとネス様の配下のロイさんがエクレール様はネス様に謁見していると言われました。


ロイさんもそうですが配下の方々は本当に人間離れした美しい顔立ちをしています。

近くで見れてラッキーな気分になります。

そして食事が与えたのですが、これも見たこともない豪華な食事でした。お酒もでました。本当に幸せな気分になりました。


そのあとネス様とエクレール様が共に現れてあたしとガン、ロック、ストンがよばれついて来るようにと言われました。


あたしたちは、これから訓練を受け、冒険者として活動するとのことでした。

他にも色々言われたのですが、出されたケーキ?に夢中になり聞いていませんでした。至福の一時でした。

しかしあのケーキ?はあたしが知っているものとは桁違いに美味しかったです。

あたしが知っているのはただただ甘い固いパンのようなものです。


そして訓練が始まりました。

基礎訓練、実戦訓練は厳しく辛いものでしたが、ノルマをクリアーするとお菓子がもらえるので頑張ったんです。

「偉大なり食欲」とガンがそんなあたしを見て言いました。

反論はできませんが・・・。


エクレールとみんなと共に厳しい訓練を乗り越えました。

あ、エクレールが共に戦うパーティーなのだから呼び捨てにしろと言うので最初は渋ったんですが呼び捨てに結局なりました。

なんだか嬉しかったです。


いろんなモンスターと戦わされました、芋虫や骸骨、狼や一角兎等不気味なもの、気持ち悪いもの、大きいもの、小さいもの、かわいいもの様々でしたが最終試験だけは、は、、、

う、頭が思い出すことを拒否する位の恐怖を与えれました。

恐怖のあまり気を失いパペットさんたちに救い出されたようです。


起きたらベットの上にいてエクレールと抱き合っていました。

こうして抱き合うと柔らかくて気持ちよくてもぎたくなるのです。

がんばれ!!あたしの成長期!!


こういった試練を乗り越え今日村をあとにします。

村人総出で見送ってくれました。

まずは、冒険者になるために10日ほど離れた町に向かいます。

みんなと共になら元気にお仕事をこなせると思います。












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