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シムダンジョン  作者: ワッシー
2年後
74/96

閑話、ダンジョンマスターは悪魔?

使いどころがなかったモンスターを出したかったんです。


短めです。

エクレールside


魔王と言う存在は物語の中の存在だと思っておりましたが、実際にいたんだとつくづく思いました。

しかも飴と鞭で私を翻弄するのです。

やめたいのにやめれないこんな恐ろしいことがあったとは思いも知れませんでした。


毎日ダンジョンマスターであるネス様が召喚するリポップモンスターの相手をさせられいます。

最初は2ー3体の弱いモンスターから始まり少しずつ数や強さが変わってゆきます。


種類も様々で死にそうになりますが肉類がドロップすると持ち帰らせていただけますので皆に食べさせることができますのでありがたいがことです。

他のドロップも使えるように加工して渡して下さいます。


今まで冬場には凍えていたのですが、暖かい衣類や布団と言うのでしょうか?とても暖かい掛け布も与えて下さいます。


しかも王都ですら手に入らないものすらあるのです。

一人ではくじけていたかも知れませんが共に戦ってくれる部下たちが、いいえ、仲間たちがいます。


私と共にこんな辺境まで伴をしてくれ、さらに共に戦ってくれるこんな幸せなことは今までなかった。

学園では爵位に群がる人はいても真に仲間、友達といえるものを得ることができませんでした。


ネス様には本当に感謝しています。







と思っていた私がバカでした。

今までの訓練が幸せに思える位の苦境にたたされています。


カサカサ


後ろから迫る不気味な音


カサカサカサカサ


黒光りする影


カサカサカサカサカサカサ


アブラギッタその巨大な姿


カサカサカサカサカサカサカサカサ


私たちは必至に逃げていますが脇道はすべてふさがれています。

逃げ道等どこにもありません。


「すべて倒すまで出口はないよ。」


無慈悲な声が洞窟内に響きわたっています。

私たちは意を決して恐怖に立ち向かいます。


カサカサカサカサ


やっぱり《G》は無理ですぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!。


巨大な《G》が数十匹群れを成して迫ってきます。


お父様、お母様助けてください。


ああ、もうダメです。ふぅ。パタッ


sideout





やっぱり《G》の大群は無理だったか。

戦闘力的には十分鍛えあげたんだが精神的にまだ弱い気がしたので最後仕上げとして用意したんだがな。


一撃でも放つことができればクリアーのつもりだったんだが直視することすらできずに倒れるとは予想外だ。


ちなみに《G》の後ろから救援隊はついていっていたから問題ないだろう。







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