25,売り物を考えよう。
店を確認したが、色々足りないものが多いな。
準備をしないといけないか。
問題は客数だろうな、現状でわかっているダンジョンマスターの数は、俺をいれても100人しかいない。
もう少し少ないか。
すでに倒されたもののようだなもいるかも知れないか。
買えるだけの資金力がないものもいるだろう。
普通ならこんなところに店を出すことは無い。
赤字になる可能性が高いからな。
まあ、そこは、アイテムボックスのおかげでなんとかなるだろう。
展示用のものに劣化防止の処置はできないかな?
「おい、ミク、商品に劣化防止はかけれるのか?」
「え~と、できませんけど、ダミーならできますよぉ~。」
「ダミーってどうするんだ?」
「アイテムボックスの中のものを疑似的にさわれるようにするんですぅ~。ただ、マーキングシールを二枚一組10セットで1ダンジョンポイントいりますぅ~。」
その位なら問題ないな。
ディスプレイ用と売るものを同じ内容にしておけばいいだけだな。
ここに張っても問題ない値段でもあるし。
食品用と考えてもいいだろう。
野菜類や果物はバラ売りはしないで木箱単位で売ればいいだろうな。
中身は単一のものではなく、色々と詰め合わせにするか。
ダンジョンマスター10食分位詰め込んでおけば割安感も出るだろう。
詰め合わせの種類も何通りかつくっておこうか。
醤油や味噌は壺売りだな。
1リットル位の壺をつくって売ればよいだろう。
エールやリンゴ酒も売れるだろうな。
量がないのでわりと高めでも売れるだろう。
牛乳、ヨーグルト、チーズ、バターなんかの乳製品も売れるかな?
他になにかあったかな?
ああそうだ、ハニービークイーンのハクイがハチミツを届けてくれたんだったな。
甘味は確実にほしいやつがいるだろう。
50㏄位の壺も作らそうか。
主食系はいいか、酒類に加工して売った方がよいだろう。
値段をあげることができる。
もう少し細かい通貨のようなものがあればいいんだがな。
加工食を売ることができるんだが。
アイテムボックスがあるから腐ることはないか。
弁当3食で1ポイントで売ろうか?
コメの代わりに麦飯でいいかな?
麦飯も結構行けるんだが。
やはりコメがほしいものだな。
とりあえず、サンドイッチ系、ホットドック系なんかでよいか。
ケチャップやソースなんかの開発もパペットたちにさせておくかな?
しかし、ノカの負担大きくなりすぎだな、補佐役のパペットを召喚しておくかな。
パペットから進化させれば安上がりになるだろう。
マイヤーには、店の方も手伝ってもらおう。
一人では大変だろうからノカの補佐役と一緒に鍛えてクラスチェンジさせよう。
ノカの補佐役は、エリとサリ、マイヤーの補佐役がロッテとテンにするかな。
スキルは、調理と家事、鑑定に弓術としておこうか。
魔法をつけたかったがポイントの節約のためにウットパペットで召喚したために無理だった。
あとは、服を用意してやらないとな。
クラスチェンジする度に人間に姿が近くなるので全裸で放置するのはちょっと抵抗がある。
「マイヤーいるか?」
「はい、お側に‼」
「ヽ(; ゜д゜)ノ ビクッ」
なんかビックリしているな?ああ、忘れていたな、いまはミクをつれていたな。
静かだと思ったら肩の上で寝ていたのか。
「ネス様、肩に羽虫が止まっているようですが?」
「こいつは、ナビピクシーのミクだ。店に必要だから殺すな。」
「承りました。」
「そんなことより、お前とノカの補佐役を召喚したので、こいつらの服を頼む。」
「はい、承りました。服に関してマネより報告が着ております。新素材の糸が手に入ったとのことです。サンプルはこちらです。」
「フム、これか?絹のような手触りだな?何の糸だ?」
「はい、グリーンキャタピラーの糸ということです。」
「量産が可能か、また、人手はいるか確認しておいてくれ。」
「承りました。他にご用はございませんか?」
「ミクにダンジョンを案内してやってくれ。」
「承りました。では、失礼いたします。」
「いやぁ~。羽をつままないでぇ~。もげるぅ~。」
、、、、いやぁ~すっかり仲良くなったみたいだな。よかったよかった。