表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シムダンジョン  作者: ワッシー
ダンジョンマスターの町
31/96

24、設備確認

ナビピクシーNo.39こと、ミクから店のことを聞かないとな。

店以外のことも聞けるか?色々聞いてみるか。


「ミク、何故、いきなりダンジョンマスターの交流の場所を作られたのかしっているか?」


「ええとですね、〔バキューン〕様がぁ~一々〔ドゴーン〕を使って必要なものを用意するのがめんどくさいのでぇ~〔イヤーン〕に町をつくって交換させればいいじゃねと思い付いたそうですぅ~。」


「ちょっとまて、お前の台詞に修正音がかかっているのだが?」


「え~とですねぇ~。ピクシー全般に言えることなんですがぁ~、おしゃべりなのでぇ~〔禁則事項〕様にぃ~〔禁則事項〕されているんですぅ~。」


よくわからんが情報制御がされているのか。

こいつからこの世界の情報を得るのは無理そうだな、次は店の確認をするか。


「店についての基本情報はどうだ?」


「え~とですねぇ~。まずはぁ~、カウンターの下にあるボックスを確認してください~。」


「ええ~と、これか?」

カウンターの下に大きめの箱があるな、蓋を開けると黒い渦がある。

大丈夫か、これ?


「それは、アイテムボックスですぅ~。商品を保管できますぅ~。中は時間が止まっていますぅ~。中に2つの道具が入っているので出してみてください。」


この渦に手を突っ込まないといけないのか?

ええい、ままよ。

ン?これか?棒状のものがあるな。

取り出して見るか。

なんだ、これは?

木の棒にシートらしきものが巻いてあるな?


確認は、もうひとつを出してからにするか。

大きめの板かな?わりと大きいもののようだな。

取り出して見るか。

80センチ×60センチ位だろうか?

黒い板の入った額縁のようなものだな、もうひとつ10センチ×5センチ位の小さいのが張り付いている。

両方とも意味がわからんものだ。


「こいつらはどう使うんだ?」


「え~とですねぇ~。こっちのシートはぁ~、壁に張ってください、アイテムボックスの出し入れができますぅ~。」


「張る場所はどこでもいいのか?」


「コアルームかそのひとつ上の階でお願いしますぅ~。他階では使用できないですぅ~。」


「わかった、説明を続けてくれ。」


「はぁい。つづけますぅ~。大きめの板は精算台、小さいものは端末ですぅ~。」


「精算台とは?」


「精算台は、商品をのせれば値段が出ますぅ~。コアの石板を触れさせればポイント精算されますぅ~。精算が終われば基本的にアイテムボックスに転送されますぅ~。」

「精算台は、アイテムボックスの中のものを取り出すこともできますぅ~。端末で操作可能ですぅ~。値段をつけるのも端末でお願いしますぅ~。」


「精算台を通さずに商品をもって出た場合はどうなる?」


「お店の中では、商品の使用は基本的にできません。商品を持ち出した場合、お店を出たとたんにもとあった場所に戻りますぅ~。」


向こうより便利ではないのかな?

転送宅配サービスって。

陳列の商品を万引きされることも無いようだな。

あと聞いておかないといけないことはなんかあったけか?


陳列台なんかはパペットに作らせればよいとして、他になにかあったかな?

ああ、そうだ、買い取りは可能なのかな?物々交換なんか持ちかけられそうだが?


「持ち込み商品の買い取りは可能か?」


「精算台の上にのせてこちらの端末を触れさせれば可能ですぅ~。」


「嫌な人物の追い出しはできるかな?」


「このエリアは戦闘禁止ですぅ~。店内で出禁扱いにされると自分の店に転送されますぅ~。またぁ~、お店の場所も認識できなくなりますぅ~。」


居座りやクレーマ、押し売りなんかも対処可能か。

大体こんなところかな?


「ああ、そうだ、ミクに店番は頼めるのか?」


「店番ですかぁ。できますけどぉ~、商品の陳列とか無理ですよぉ~。」


「そこはパペットを用意するから問題ないだろう。」


「それなら大丈夫ですぅ。」


「じゃあ、商品の準備をしてくる。」


「ついていっていいですかぁ。」


「まあ、いいか。ついてこい。」


「お出かけですよぉ~。」


ミスったかも知んないな、まあいいかな。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ