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シムダンジョン  作者: ワッシー
ダンジョンマスターの町
30/96

23、ミク

海辺ダンジョンを作ると決めてコアの欠片、魔煉瓦の備蓄開始してから数日、いきなり頭の中に声が響いた。


【ダンジョンマスターの諸君!君たちがダンジョンマスターに転生してから間もなく6ヶ月。ダンジョンライフを楽しんでいるかな?色々不満があるだろう。物資の不足もあるだろう。そこでダンジョンマスター用商店街を設置することにした。情報交換をするもよし、商売をするもよし自由に過ごしてもらってもかまわない。各員に5畳ほどのカウンター店舗を与えるので自由にカスタムしてくれたまえ。これよりに扉がコアルームに現れる。10日後迄に準備を整えてくれ。では、これからもダンジョンマスターライフを楽しんでくれたまえ。】


え~と?

商店街?

他のダンジョンマスターとあえる?

いきなりで理解が追い付かない。


神?は、いったい何を考えているのやら。

俺たちに何をさせたいんだろうか?

情報が少ないし、今考えても仕方ないか。



商店を持てるとあったがポイントが不足気味だから正直助かる。

ある程度の品数を用意しないといけないな。

売れそうなものはなにがあるかな?

醤油、味噌は確実に売れるだろう。

野菜類は、詰め合わせで売るか、5~10ポイント位で売ればいいだろう、普通にポイントで購入するのと変わらない値段ではあるが、ポイントだと一箱すべて同じものだからな、問題なく売れるだろう。

ポーションはまだ無理か、恒久化はまだできていない。

あとは、魔晶石かな?

保有MP10~30位のものを出せば売れるだろうか?


商品を考える前に店舗?の確認しておかないといけない。

5畳ほどのカウンター店舗ということだが、バックヤードなんかはあるんだろうか?


他には、店番もいるな?

今のところ召喚ポイントが厳しいからな、ウットパペットを鍛えてクラスチェンジさせておかないとな。

10日でマギドールまであげることができるかな?

とりあえずエドに頼むか、自由に動ける上位種は少ないな、もう少し増やすかな?

とりあえずコアルームにいってみよう。





新たな扉があるな。

これだろうか?

ン?なにか書いてあるな?


【開店準備期間残り9日と4時間31分】


残り時間?かな?

まあ、いいか、気にしても仕方ない、入って見るか。


扉を開けるとちょっと薄暗い部屋に出た。

神?が言った通り5畳ほどの部屋があり手前に1/3ほどのところに部屋を区切るようにカウンターがある。

向こう側にも両開きの扉があるがcloseとかかれた板が打ち付けてある。

多分剥がせないんだろうな。

とりあえず確認しようか。


カウンター野球のボール位の水晶みたいな珠が1つある、色合いからみてダンジョンコアと似たような感じがする。

とりあえずさわって見るか。


ピカ一ー。


うオー、目が目が!!


トラップだったのか?


「あの~大丈夫ですかぁ~?」


まだ余りよく見えないな。誰だ?


「あの~聞こえていますぅ~?」


ようやく見えてきたが‼辺りには誰もいない。


「誰だ‼どこだ‼」


「下ですぅ~。カウンターの上ですぅ~。」


下?カウンターの上?人形じゃないな。

羽の生えた20センチ位の女の子だな。


「・・・、ちいさっ!!なんだ?お前は?」


「私は、ナビピクシーNo.39ですぅ~。お店のお手伝いをしますぅ~。」


「え~と、名前はないのか?」


「ナビピクシーNo.39ですよぉ~。」


ちゃんとした名前が無いようだな。39だからミクでいいかな?


「呼びづらいからミクと呼んでよいか?」


「ミクですかぁ~。ありがとうございますぅ~。」


「これからよろしく。」


「よろしくですぅ~。」














ストックが切れたのでしばらく2日おきの投稿になります。

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