7、食糧調達と採取の結果
土魔法→素振り→休憩→素振り→土魔法のループをやっていたが日が暮れて来たので辞めることにしようか。
【レッサーコボルト20体がダンジョンエリアに帰還しました。】
【レッサーコボルトが得た撃破ポイントがダンジョンポイントとして加算されます。】
【8ダンジョンポイントを得ました。】
狩に行っていたコボルトたちが帰ってきたか。
多少なりともポイントを稼いできて暮れたようだ。
「マイヤー、コボルトたちと採取にいったパペットを集合させてくれ。」
コク、(わかりました。集めて参ります。)
さて、どの程度の食糧を確保してきたかな?
不足分は、こちらで調達しないといけない。
しばらくは地下二層の畑で収穫することはできないからな。
さて、皆が集まったところで狩と採取の確認をしよう。
角兎5羽、鶉?3羽、とかげ12匹、カエル4匹、バッタ23匹、どんぐり約200個等と薬草、野草、香草等
いくらコボルトたちが小柄だといっても量的に足らない気がするな。
確認しておくかな?
「来光、今晩と明日朝の食糧としは足りるか?」
「バウ?バゥゥ。(エッ?タリナイ、オモウ。)」
やはり足らないか。えーと、一番安いのは、黒パンかな?1つ2ポイント必要で1つ半づつ配給するとして48ポイント必要になる。
畑の収穫まで20日かかると考えて約900ポイントほど必要になる。
もう少し安くあげたいのだが何ないかな?穀物ではどうだ?
1キロ当たり10~30ポイントか。
調理できればだいぶ節約できるな。
パペットにさせよう。
調理道具に塩なんかも必要かな?
穀物も何種か用意しておこうか。
それでも一式会わせても500ポイントほどだな。
「ウッドパペット、召喚、5体、ネームド、スキル、調理、製薬」
「お前たちは調理を頼む。」
「鶉一匹以外は好きに食べさせてやってくれ。」
「バゥ、クンーン(ワカッタ、ミンナデタベル)」
さすがに、虫やカエルなんかは遠慮したとおもう。
食糧の面はこれでいいだろう。
あと使えそうなものはないかな?
薬草や香草の類いの内根っこのついたものは、地下二層の畑や果樹園に植えさせよう。増やしてポーションなんか作っておけば役立つだろうし香草の利用価値も高いだろう。
鶉ぽいとりの羽は矢に使えないかな?
骨は矢じりに……え、欲しいのか?コボルト行きのようだな。
毛皮はなめしておけばなにかしら使えるだろうが、それ用のパペットと道具がいるな。
必要経費だな、仕方ないか。これで残り1000ポイント余りだな。
コボルトたちの狩りで生まれるポイントだけだと厳しいものがある。
どうにかしたいんだが?作ったポーションなんかは売れないかな?
ン?これは?なんだろうか?
石?少し魔力を感じるが?あ、鑑定があったな。
《魔石(小)》
魔力を多く含んだ石
モンスターの体内から採取できる
魔道具の動力源として取り引きされるが魔素を取り除かないと使用できない。
お、割りと多くの情報がわかったな。
一般的なもののようだ。
どうにか魔素を取り出すほうほうはないかな?
「魔石から魔素を分離する方法はないかな?」
(錬金術を使えば分離することが可能です。)
(錬金術は30マスターポイントが必要です。)
ポイントが足らないな、今後の課題としておこう。
さてと、俺も食事をするかな?さすがにコボルトたちと同じのを食べる気はしないから、鶉をマイヤーに料理してもらおう。
「マイヤー、マスタールームに戻る。鶉の調理も頼むのでついてこい。」
さてと、今日は、疲れたな。飯食って風呂入って寝ることにしよう。
と思ったが売れるかどうかだけ確認だけしておこうかな?
「採取したものや加工したものは販売できないのか?」
(現状では、販売することはできませんが、オークションに出品することはできます。)
とりあえず売れそうだと言うことがわかったな。
明日は、どうしようかな。