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カタツムリの心臓
作:上月



 あらすじ
昨日はあんなに晴れていたのに。わたしは傘を少し傾けて、灰色のどんよりとした、重々しい分厚い雨雲が広がる空を見上げた。少し風の強い、雨の日。何度見上げても、まるで人の絶望を映したような空模様に、わたしの心も比例するように段々と暗くなっていく。


 Nコード
N8856C


 文字数(読了時間)
1768文字(約4分)


 種別
通常小説[短編作品]




 ジャンル
文学

 カテゴリ
文学 高校生 現代(モダン) 

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 キーワード
上月 カタツムリ 梅雨  心臓 


 出だし150文字
昨日はあんなに晴れていたのに。わたしは傘を少し傾けて、灰色のどんよりとした、重々しい分厚い雨雲が広がる空を見上げた。少し風の強い、雨の日。何度見上げても、まるで人の絶望を映したような空模様に、わたしの心も比例するように段々と暗くなっていく。いつもは夕明かりに照らされて、橙色にやわら




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