00#誰かと誰かの会話
「今この世界には異世界の救世主が必要だ」
「いや、そんなことをすれば時空が歪み、もっと状況が悪くなってしまう」
「それは可能性のひとつだろう?」
「だが、危険すぎるっ!」
「……時空の歪みについては問題ない」
「っ、!まさかあの子を送り込む気か!?」
「そうだ。あの子しかいない」
「駄目だっ!あの子を危険な目に合わせることなど私がさせんっ!」
「……ならばこの世界が滅びるのを黙って見ているつもりか?」
「…そうは言ってない。この世界は救う。だが、あの子以外のことで、だ」
「他に方法があるとでも?お前はこの世界の創造主。この世界を救うには彼女しかいないことはお前が一番分かっているはず。彼女しかいないのだ。彼女しか。この世界には彼女が必要だ」
「………っ、」
「―――信じろ。あの子は必ずやってくれる」
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