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央華シリーズ

ひばりの空

作者: GAU

 天から降り注ぐ天然のシャワーを、小さな少女は憂鬱そうに見上げた。

 朝干した洗濯物は駄目だろうとため息をついた。

 母が亡くなってからは家事は彼女の仕事だった。

 そればかりではなく、隣家の幼なじみの面倒も見ているのだ。

 不満はないはずだった。だけども、雨の音が彼女の心に不協和音を奏でる。

 視界が揺らいで胸一杯に様々な想いがこみ上げてきた。

 不意に、母の声が聞こえた気がした。

 見上げた先には、晴れた空と、虹があった。

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― 新着の感想 ―
[一言] 更新お疲れ様です。 来牙「まぁ、支倉も苦労人ってことだな」 絵梨「吉井君の面倒まで見て……誰か支倉さんを楽にさせてあげて……」 美咲「ひばりちゃん専属の家政婦かメイドか執事さんでもいればいい…
[良い点] 支倉ひばりの機微な心情が伝わるいい文章。 [一言] 御伏四です。 相変わらず流石の表現技法ですね。 外見の表現からバトルシーンの緻密な動作の描写、そして微妙な心を見事に書き出すGAUさんに…
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