たましいのふたご
この広い広い世界で
あなたに出会えた奇跡
喜びましょう
楽しみましょう
「なーんか、一護と朽木ってよく一緒いたらしいじゃなぁ〜い?」
一護達現世組は乱菊主催(代金その他持ち)の宴会に呼ばれて出席していた。いるのはほとんど副隊長で、あとは一角・弓親・ルキアといったところだ。
そして先ほどの台詞は乱菊がほどよい感じに酔っぱらいアルハラまがいのことを言って酒を勧めはじめ、このメンバーの中では幼い頃から父に騙され酒をたしなんでいる一護がその酒を一口くちつけた際に出た台詞だ。乱菊としてはふと思いついたようなのだが、織姫としては少し胸が痛む事実であった。
「そりゃまぁ………体から抜け出るのにルキアの手袋が必要だったんで」
「それにまだ霊圧探知が苦手でしたので虚出現場所を伝えるのにも近くにいる必要がありましたのです」
「え〜でもぉ、一緒の部屋で寝起きしてたんでしょお?」
なにかマチガイでもなかったわけ?
すでに織姫の手は止まり、一点を凝視している。そうしていなければ何かが終わってしまいそうだった。
「ぜってぇ、ないっすね」
「それは、ありえません」
二者同時に言い放つ。あまりにもぴったりに言うものだから呆気にとられた。そして二人は淡々と事実を最後に簡潔に言った。
「俺はコイツを」
「私はコイツを」
「女として見たことはない」
「男として見たことはない」
「テメェそりゃ俺が女々しいって言いてぇのか?!」
「キサマそれは私が男勝りと言いたいのか?!」
ギャアギャアと口喧嘩をおっ始めた一護とルキアにけしかける者、止めようとする者、放っておくことにした者。そんな風景を呆れた顔で見る乱菊。
「なんか、姉弟(年的に見て)みたいですね」
雛森が微笑ましく広がる人間模様を見ながら言った。しかし、乱菊は違う感想だ。
「違うわよ。あれは双子っていうの。たましいのふたご」
不思議そうな表情をする雛森と織姫を尻目に乱菊は店員に追加の酒を注文した。
たましいのふたご――――それは
場所
年齢
性別
環境
それらが全て違っていても性格や行動がよく似ている二人のことを指す
精神的双子ともいう
原作が一ルキ要素多いので勝手に補完
ていうか作者はこう考えているはずだ!と思い込みたいためだけに書きました
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