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白蛇抄 (1話〜14話)
作:憂生



 あらすじ
――「白蛇抄1〜14」−文芸社審査書評よりー番外編4編を含む全十四編の本作品は、複雑な人物相関の中で、人間の業、情愛の深さ、本当の優しさ、そうした「人間」そのものをテーマに描きだした超大作である。政勝を主人公とした第一編の「蟷螂」は作品全体の布石であり、続く「悪童丸」では陰陽師白河澄明の存在があきらかにされてゆく・・・・


 Nコード
N8796D


 文字数(読了時間)
700315文字(約1401分)


 種別
通常小説[連載完結済作品(全19部分)]




 ジャンル
その他

 カテゴリ
ファンタジー ホラー 

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 キーワード



 出だし150文字
行けども、行けども、葦原の中である。きちきちきち、という音とともに政勝の足元から精霊飛蝗が軽やかな薄い羽を広げ飛んで行く。蟷螂が降りたった辺りにはただ、ひりひりと蟋蟀の鳴く声がする。日は西にかたぶき始めているが、まだ見上げる頭上の空は鰯雲を並べながら、深く抜けるような青空を残している。その陽




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