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  僕、時々、俺 作者:御剣
第7章:逃亡
「ハートクイン領地の、サラ=ハートクイン様でいらっしゃいますね?お父様がお探しでございます。早急にお戻りください。」


「嫌よ!!私が何の為にここまで来たと思ってるの!?絶対に嫌!!」


ん、兵士に囲まれて、サラが話をしていた。兵士は僕には気付いていない。

よし・・・・今だ!


「サラ!!逃げるぞ!!!」

「・・・・! アレン!!」


僕はサラの手を取り、お姫様抱っこのようにサラを抱きかかえた。

「ちょっ・・・!アレン・・・!」

サラが頬を染めている。

「つべこべ言うな!しっかり掴まれ!逃げるぞ!」

僕はサラを抱えて一目散に走り出した。

後方から、「アイツを捕まえろ!!不審者だ!!」なんて声が聞こえてくる。

僕は不審者扱いですか・・・と。


と、とにかく!今はここを逃げ出すしかない・・・!

どこに逃げようか・・・


「サラ!!どこに行ったらいい??」

「どこって言っても・・・とりあえず街の外に出たらいいのではないか!?」

「そうだな・・・・。了解!」


僕はスピードを上げて走る。

人一人持って走っているというのに、重さも疲れも感じない。

ホント、凄いな・・・。









街の外に出たのはいいが、そっからがわからない。


「ど・・・どこに行く??」

万事休すだ。

後ろから、多数の兵達もこちらに迫っている。

「あきらめよう。」

「そうだな・・・あきらめ・・・・・って!はいぃぃ!?」

サラが訳のわからない事を言い出した。

「だから、あきらめて捕まろうと言っておるのだ。」

「何でだよ!!逃げた意味がないだろ!?」

「まず私の話を聞け!!よいか?このまま捕まったら、王都に連行されるのは確実だろう。この私もお前の関係者としてな。アレンも追われていたのだろう??あの兵達に。」

そ、そのとおりだが・・・

「王都に行って、何をするってんだよ!!」

「王に直に話せばよいだろう。よく考えてもみろ?タダで王都に安全に行けるのだぞ?」

そ、そうか!!タダで安全に・・・・って!


「処刑だ!とか言い渡されたらどうすんだよ!!どうしようもないだろ??」

「その時はその時だ。」

そんな曖昧な・・・。




えええええい!!

「この際サラの言う通りにしてやるよ!どうとでもなれ!」

僕はサラを地面に下ろすと、こちらに向かってくる兵達に向かって両手を挙げた。




「降参だ!僕達を捕まえろ!!」


兵達も一瞬キョトンとしていたが、すぐに隊長格の人が

「捕らえろ!」

と指示を出す。

僕達二人は、されるがままに縄で縛り上げられ、

武器や荷物を没収され、荷車のような物の中へ突っ込まれた。



「ぐふっ。」

乱暴に投げ込まれたから、変な声が出た・・・。

「これから私達はどこに向かうのだ?」

サラが近くにいた男の兵に話しかける。


「もちろん王都だ。お前ら、覚悟しておくのだな。」

・・・・!!ビンゴ!

サラ、君を天才と呼ばせてもらうよ。




薄暗い荷車の中に突っ込まれた僕達だが、

幸い口は塞がれてない。

身動きはとりづらいが・・・・・・。


それよりこの縄、簡単に引きちぎって脱走なんて可能そうだが、

今はやめておこう。

おとなしく王都に向かってもらうとしよう。


「サラ、聞こえるか?」

「あぁ、聞こえるぞ。」


よかった、無事だな。

現在、荷車は馬に引かれて、道を進んでいるようだ。

そこで僕はサラに、先ほどまでの経緯を尋ねてみる事にした。




「サラは何で、兵に囲まれていたんだ?僕の追われた理由は後から話すけど・・・。」


「それはだな・・・・・・・。」


薄暗くて表情はよく見えないが、神妙な様子で話し始めた。



「前に私は家を出たと言ったであろう?その関係者の者達だ。」

「ふーん・・・」

僕は詳しく話を聞いてみる事にした。





2日ほど空いて?の更新です。

・・・・・急展開・・・・ですね。

自分でも途中から何書いてんのかわかんなくなるほどでした。

相変わらずの駄文ですが、

2万PV 4000ユニーク突破しました!ありがとうございます!!


感想等いただけると、もっと嬉しいです!!



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