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あの日まで………
作:ななじゅうご



☆Today is…☆


5月4日………

世間ではGWの帰省ラッシュがなんとかかんとか,と騒ぎ始めている。
だけど蘭にはそんなことは全く関係ない。


朝7時に起床。まずは簡単な朝ごはんを作る。平日は小五郎が作っているが,休みの日は蘭の仕事なのだ。
それから小五郎を起こしに行き,一緒に朝ごはん。
その後,小五郎が探偵事務所に行ったら……………






ケーキ作り開始!!!


ケーキの作り方が不安だったので,だいたいの作り方やアドバイスは【ポアロ】の主人(マスター)に聞いておいたし,材料は昨日のうちに買った。ケーキのラッピング方法もかんがえてある。
なので思っていたよりもスムーズに作れ,11時にはほとんど完成した。

あとはトッピングだけ…



(ポアロの主人(マスター)が言ってた。トッピングは,特に気持ちをケーキに入れなくちゃいけない,って。【新一おめでとう】っていう気持ちを,このケーキに入れなくちゃ……………)

イチゴにキウイに,ミカンにブルーベリーもちょっと使って。
色とりどりのチョコスプレーも使って…

そしてケーキの真ん中に飾ってあるのは………




【新一,誕生日おめでとう!】と書いてあるチョコ板と,昨日ポアロのマスターと作った,マジパンでできたホームズの帽子。


自分で言うのも変だけど,すごく上手にできたかも……☆



12時に再び小五郎と昼ごはんを食べ,1時にラッピングをした。
そして2時に家を出て,新一の家へと向かった。







そのころ新一は,有希子に【家の前に出てなさい!】と言われ,何がなんだか分からないまま外に出た。

「はは〜ん。今日は俺の誕生日だから,何か企んでるんだな,母さん達…」
そんなことを考えながらサッカーボールを蹴る。











ふと新一が道路の方を見ると,蘭がこっちに向かっているのが見えた。
「ら…蘭?!」
「あ,新一!」

その時!
蘭は新一の方を見ていたせいで,足が絡んで転んでしまったのだ!

すぐに蘭のそばに駆け寄る新一。
「らーーーーーんッッ!!!!大丈夫か?!」
「だ…だいじょぶ……」
そう言って顔をあげた蘭だったが,蘭の顔は傷だらけ。鼻血は出るわ,頬が擦り傷だらけだわで,とても大丈夫とはいえなかった。

「おめー…顔から転んだのかよ?どうして手を突かなかったんだ?!」
「だ,だって,手を出したら……手を出したら,これが…」
傷だらけの顔を少し赤らめながら,蘭は新一に手に持っていた箱を渡した。

「これ…これって…」
箱を開けた新一はビックリした。中身は,【新一,誕生日おめでとう!】と書いてあるチョコ板とホームズの帽子を中心に,色とりどりのフルーツと生クリームのケーキだったのだから。

「これ…これ……俺のために…?」
「うん!あたしが一生懸命作ったんだよ!おいしいか分かんないけど,食べてね!!!
 ………新一,本当に誕生日おめでとう…!」
と,最高の笑顔で微笑みながら蘭は言った。

「………………………」
「どうしたの新一?顔赤いよ〜?」
「うるせえっ!夕日のせいだよ!!!」
「嘘だあ!だってまだ夕日なんて出てないもの!」
今度はくすくす…と笑って微笑む蘭。

「ありがと,な。蘭…」
顔が真っ赤なまま,ちょっとそっけなく新一は言った。
「どういたしまして,新一!それじゃあね♪」
そのまま蘭は走り去っていった…。






(俺…蘭のこと,本当に好きなんだな……………)
もらったケーキを覗いて,新一は微笑んだ。










(俺が一番欲しかったのは,おめーの笑顔だよ,蘭…ありがとな!)


今日は新一の誕生日ですよおおお!!!!!!!!
一体何歳になったんでしょうね?
もう30歳はこえてるんじゃ………笑


とにかく,小学生時代の蘭と新一ストーリー,いかがだったでしょうか?
感想&評価お待ちしてます!


ななじゅうごでした☆













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