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第十七話 運命の出会い

 さて、昼です。目につくものすべてが新鮮で、あれやこれやと寄り道しまくってたらこんな時間だ。

 宿からここまで、さして距離のないんだけどな。我ながらちょっとやりすぎたかもしれない。いつの間にか寄り添って歩いてたことは素直に喜ばしいんだけど……。


 でも正直楽しかったからさ!?


 田舎育ちのかよちゃんも自制が働かなかったみたいで、ボクたちは完全に観光客だった。


 屋台で売ってたイナリズシ? っていうお米の軽食はおいしかった。センベイとかいうお米から作るお菓子もおいしかった。ダンゴとかいうお米から作るお菓子もおいしかった。


 ……この国の人って、お米っていう穀物にどれだけの情熱を傾けてるんだろう。主食も軽食もお菓子も全部米から作ってるって、好きすぎでしょ。いいけど、栄養偏るよ?


 いや、食べてみてボクも気に入ったけどさ。それでもボクはパン……っていうか小麦に対してそこまでの感情は持てないよ……。


「うん、おいしい!」

「本当だ、こういう食べ方があるんですね」


 そんなこんなで今、ボクたちは城のすぐ近く。麹町という地区でお昼を食べていた。

 ももんじ屋っていう変わった名前のお店で、肉食が忌避されてるこの国で肉を出してる変わり種のお店だ。

 ただ、変わり種だろうとなんだろうと、元々肉食のボクにはこっちのほうが慣れてて食べやすい。思わず入っちゃったのも仕方ないのだ。


 そしてボクは、運命の出会いを果たした。


「これおいしいねー、どういう風に料理してるんだろ?」

「お醤油の味がします。お味噌も入ってる……のかなあ。でも甘いってことは、お砂糖も使ってて……」


 今ボクたちが食べてるのは、鍋料理。猪の肉をメインにしたものらしい。濃厚な味付けで、ご飯が進みまくる。暑い季節ではあるけど、こういうのも乙なものだね。


 ショーユ、ってのはベラルモースでもあった魚醤に近い味だけど、魚らしさ……というか磯臭さ……というか、そういった独特の風味は感じない。海の幸特有の磯臭さが苦手なボクには、とってもありがたい調味料っぽい。これはぜひともほしいぞ。なんなら、ダンジョンに製造工場を用意したいレベルだ。


 ミソ、ってのはベラルモースにはまったく類似のものがない調味料だ。ただ、今食べてるのはショーユがメインみたいだから、異世界人のボクではどれほどの影響がこの料理に出てるのかはよくわかんない。


 ただ今のボクにでもわかることが一つだけある。

 それは、この二つの調味料が、お米との相性が抜群ってことだ! っていうより、むしろお米のために存在するんじゃないかな!?

 それくらい相性抜群なんだ!


 まあ、ボクお箸使えないから食べさせてもらってるんだけどね。正直恥ずかしいけど、ものがおいしいから許す!


「そっかー、これがショーユとミソの味かあー。すごいねー、こんな調味料食べたことない、どんだけでも食べられそうだよ」

「旦那様のお国にはないんですか?」

「そうだねえ、こういうのはなかったよ。マヨネーズとかケチャップなんかはあるけど、でもそれって完成品につけるものだから方向性が違うかなあ」

「料理に使うものが少ない、ってことです?」

「うん、そんな感じだね。……あ、お姉さんもう一人前追加でお願いできます?」

「あいよー!」


 威勢のいい店員のお姉さんの返事に、思わず笑みが浮かぶ。

 その状態でかよちゃんにお肉を食べさせてもらってから、改めて思う。おいしい。

 それでもって、思う。


「うん、決めた。かよちゃん、このショーユとミソってやつ、買い込もう!」

「えっ? は、はい、そうですね。色んなお料理に使えますし、あったほうがいいかなって私も思います」

「調理法は【真理の扉】で調べられるから問題ないとして……かよちゃん、その時は料理任せてもいい?」

「はい、任せてください! 私がんばります!」

「よーっしゃあー」

「はい追加、お待ちどーさん!」


 そこにやってきた追加の鍋。これまた超おいしそう。

 ボクは調味料のことは一旦頭の隅に追いやって、今はとにかく食べることに集中することにした。


 まあ、お箸使えないから食べさせてもらうんだけどね。


 ……お箸、練習しよう。



▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽



「いやー、お腹いっぱいだ。大満足だよ」

「もう、旦那様ってば食べすぎです……」


 お腹をさすりながら外に出たボクに、かよちゃんがくすくすと笑いながら言う。


「うん、我ながら食べすぎたと思う。いやでも、本当に美味しかったんだからしょうがないじゃない。それにかよちゃんだって、思ってたより食べたよね?」

「そうですけど、そうですけどっ」

「あははは、そんな恥ずかしがらなくったっていいじゃん。女の人はよく食べる健康的なほうが魅力的だよ」

「う、うー……旦那様は卑怯です……」

「ふふふ、その評価は褒め言葉かなー」


 そんな感じで仲良く話をしながら、のんびりと城のほうへと向かう。


 会話の片手間に観察をしてみるけど、見れば見るほどベラルモースの城とはかなり違う。

 城そのものの周りに壁が築かれてる点に関しては、同じと言ってもいいかもしれないけど……その壁がそもそもタイプが違うんだよなあ。見た目はあんまり重視されないから……。


 一応、日本のそれに近い様式の建物がないわけじゃないんだけど、あれは壁とか城っていうより神殿だからなあ。百歩譲っても、せいぜい館ってところなんだよね。


 ところがこの城……江戸城の外壁は、どんなに高いところでもせいぜい二階建てに届くかどうかって程度だ。下部と上部で構造が違うらしく、下は石がきれいに敷き詰められた形に、上は漆喰らしい白い壁になっているけど。

 それはまるで、外壁の向こうにそびえる城の姿を見せつけてるみたいだ。

 ……いや、たぶんだけど、実際見せつけてるんだろう。あの城こそ、今の日本の基礎を作り上げた将軍家、徳川一族の権威の象徴だからね。


 そして壁だけじゃなくって、城ももちろんって言うべきか、ボクの考える城とは違う。ボクの中で城って言うと、レンガで作られてるものだ。屋根は屋上のそれだけで箱の形に近く、いくつかの円筒形の塔がくっついてる感じがベラルモースの一般的な城。

 けどこの国の城は、いくつかの箱を順に重ねていったような形になっている。それぞれに屋根がついてるみたいで、全体的な雰囲気は四角錘に近い。


 上に行くにしたがって階の面積が減っていくのは、無理からぬことではある。高くなればなるほど、建物が自重を支えきれなくなって崩壊しちゃうからね。

 でも、ベラルモースには魔法がある。それを駆使することで、ベラルモースは城に留まらず街の建物すら、すべての階層の面積は同じに整えられているのだ。これは歴史のある街ほど、その傾向が顕著だ。

 まあ、今は時空魔法も進歩してるから、見た目の上ではそうじゃないってのもあるにはあるんだけど。


 なんでそんな風になってるかって言うと、ベラルモースの街は絶対的に使える面積が限られてたから。


 そもそもベラルモースでの常識として、城は街に囲まれてるもので、さらに街は高くて分厚い壁に囲まれてるものなのだ。

 それによって守られたベラルモースの街は、堅固だけど当然街の拡張は困難を極める。だから、横じゃなくて上に向かって街が発達していった、ってわけ。


 これはひとえに、モンスターっていう明確な脅威がいくらでもいる世界だったからこそだ。もちろん官民一体になってモンスターに抵抗したし、ベラルモースの人々はこの世界よりも基本的に強いから、何千年もかけて人々は今の平和を手に入れたわけなんだけども。

 そんな今でも、まったく脅威がないわけじゃない。自然災害に近い認識で、モンスターの大量発生は起きる。今も昔も、ベラルモースでは防壁が必要不可欠なんだよ。


「まあでも、城としての機能は変わらないんだね。政庁を兼ねた王威を示すランドマーク、ってわけだし」


 江戸城のほぼ目の前まで来たボクは、城を見上げてそうつぶやく。

 隣で城を見上げるかよちゃんは、ぽかんと口を開けた状態で城の姿に見入っていた。


「……あそこに、公方様が住んでるんですね」

「ってことだろうね。こうして見ると敷地広いな……どのあたりにいるのか調べてから乗り込まないと迷っちゃうな」

「だ、旦那様……お武家さまがいらっしゃいますからもう少し声を……」

「おっと。そうだね、疑われるような発言は慎むべきだ」


 城の入り口らしい門は、水掘りに渡された橋の向こう。そこを出入りする人間がすべて侍で、彼らが貴族階級なんだってことが改めてわかる。

 封建制度の真っただ中で、彼らに目をつけられると色々と面倒だ。もちろん負けることは万に一つもあり得ないけど、面倒事はできるだけ避けたほうがいい。今はまだ、ね。


 まあ、城の構造とか目当ての人間のスケジュールなんかは、【真理の扉】を使えばいずれわかる。慌てる必要はまったくない。今回は純粋に観光に徹しよう。


 ってわけで、ぐるりと城の周りを回ってみることにした。


 外周を歩いていると、改めてこの城の広さが実感できる。先述の理由でベラルモースの建造物は面積的には低い。これはきっと、この世界じゃないと見られない光景だろうな。


 でも、こんな広い土地を管理するのって面倒じゃないかなあ? 一体何人体制で維持してるんだろう。これを二百年以上維持できる体制を敷いてるのは、素直にすごいと思うよ。

 と同時に、そんな封建制度の象徴とも言える城のすぐ近くで、屋台があって人が普通に行き来してるのもすごいって思う。結構庶民と貴族の距離が近いのかも?


 ……お、また門だ。さっきの門よりも立派だなあ。

 城門が複数あるのは、たぶんどこの世界も一緒だろうなあ。常時、非常時の使い分けもあるだろうし、入る人の身分によっても使う口が変わるんだろう。


 なんてことを考えながら、門を遠巻きに眺めてのんびり歩いていると、不思議な光景が目に入った。

 明らかに侍じゃない恰好の男が、門番に何やら取次ぎを頼んでる。それはまあ、あっさり拒否されてたみたいんなんだけど……その後、何やら懐から手紙らしきものを取り出して、門番に渡したのだ。


 それが無視できないものだったのか、門番はしぶしぶといった様子で受け取っていた。

 一方、渡した男のほうはというと、平身低頭を心がけつつも砕けた口調で礼を言っているようだ。


「……ねえかよちゃん、この国って庶民が上流階級にああやって手紙送りつけるなんてできるの?」

「聞いたことないですけど……でも私も江戸は初めてですし……」


 あり得る、のかなあ?

 うーん……推測するにも材料がなさすぎる。この状態であれこれ考えてもしょうがないや。


「……え、だ、旦那様?」

「わからないことは聞けばいいのさ」

「え、えーっ!?」

「大丈夫だって。あの人侍じゃないでしょ? だったら問題ないはずだよ」

「ほ、本当でしょうか……」


 尻込みするかよちゃんを尻目に、ボクは小走りで件の男に近寄る。門から戻ってきた男は、供のものらしき若い男三人に出迎えられていた。彼らの身なりは男には及ばない。どうやらあの男は、庶民でもそれなりに裕福な人間なんだろう。


「すいませーん」

「んー?」


 そこに声をかけたボクに、四人分の視線が一斉に向けられる。そして、明らかに日本人らしくない顔立ちに、眉をひそめた。


「今、門番さんに手紙みたいなの渡してましたよね? あれ、なんだったんです?」

「……坊主、あのなあ……」

「まあ待ちなさい」


 いきなり声をかけたボクに、若い男の一人が追い払おうとしたみたいだったけど、件の男がそれを抑えた。

 それから芝居がかった仕草で咳払いをすると、どことなく楽しそうな顔でボクを見る。


「坊やは江戸は初めてかい?」

「うん、いろいろ事情があってね。甲斐のほうから来たんだ」

「そうか、なら知らないのも無理はない。実はな……去る六月のある日、浦賀のほうに異国の黒船がやってきて、今幕府は大騒ぎしていてね」

「異国……よその国から? でも、この国って鎖国してるんでしょ?」

「そう、その通りだ。だが今回の相手は武力で脅しをかけてきてるらしくてね。老中様も対応に苦慮なされて、広く意見を求めておられるのだ」

「広く……意見を? それ、封建制度やってる今の国の状態でやったらかなりまずいんじゃないの?」

「んん? そ、そう……かもしれんな? いや、とにかくそういうわけでな、わしら庶民からも意見を述べる機会が巡ってきとるのだ」

「はー、なるほど。じゃあ、さっきの手紙は上申書?」

「そういうことだ。……なんだ、坊や頭いいな? どうだ、うちの店で丁稚でもしてみるかね?」

「ん? いや、そういうのは当てがあるから大丈夫だよ。……ありがとおじさん、これお礼ね!」


 謎は解けた。となれば、これ以上は時間の無駄だ。

 そう判断したボクは、懐から五匁銀貨を取り出す……ふりをして【アイテムボックス】から五匁銀貨を取り出すと、男に半ば押し付ける形で渡して背を向けた。

 後ろから「おおい!」とか「坊や、ちょっと!」なんて呼び止めるような声が飛んでくるけど、それは無視だ。かよちゃんのところまで戻ると、彼女の手を引いて人ごみに一気に紛れ込んだ。


 そのまましばらく街を抜けて、人目のつきにくいところまでやってくる。


「ふうふう……旦那様、何も逃げなくってもよかったんじゃ?」

「いや、聞いた話を早く精査したかったんだ。さっきの話、糸口になりそうだったから」


 そう、あの男から聞いた話は今後の方針を決めるに値するかなりの情報だった。断片的ではあったけど、それでも十分。ボクにはほぼ万能の検索魔法がある。

 ある意味で、あの男との出会いも運命だったかもしれないな。


「はあ。……あ、ってことは、街歩きは」

「うん、中止。ごめんね、中途半端なところで」

「いえ、私は大丈夫ですから。それに……その、昨夜はしゃわー浴びれなかったからか、あのお部屋がもう恋しくって」


 ああ、昨夜の宿屋にはそういう設備なかったもんな。

 一度シャワーを経験しちゃうと、やっぱりなしはきついよね。ボクは数日くらいはそこまで気にならないけど、かよちゃんは女の子だからなあ。そういうのは気になるんだろう。


 ただ……。


「ごめんかよちゃん、マスタールーム……っていうよりダンジョンの展開はもうちょっと後になると思う。一応替えはあるから、そっちを使うね」


 ボクはそう言うと、「えっ」と口を開きかけたかよちゃんを遮る形で、時空魔法【ホーム】を発動させた。

 するとその瞬間、視界がブレてボクたちはまったく別の空間へと移動する。


「え、……え? ええ?」


 突然の変化に、かよちゃんはおろおろする。

 無理もない。周りの景色は、簡素なアパートの一室、って感じのものに変わってるからね。


 ここは時空魔法【ホーム】によって構築された亜空間だ。通常の空間とは異なる位相に存在するため、普通は絶対に認識できない。

 そしてここは、術者の自由に利用できるプライベート空間。術者は自分が使いやすいように、好きに空間をカスタマイズするのだ。人によっては書斎にしたり、プールにしたり、いろんな風に使ってる。


 ボクは自分がくつろげる場所として、故郷で使ってたアパートの環境をそのまま再現してる。ワンルームの部屋を想像してもらえれば、大体いい。

 ただ、世界を超える際のリスクを極力減らすために、中身は相当そぎ落としてきてる。今ここにあるのは、向こうで使ってた古いベッド(もちろんアルラウネ用)だけ、他の部屋も使えるのはトイレだけで、すごく殺風景だ。


 その辺りの説明をしつつ、かよちゃんに同意を求める。


「とまあ、そんなところかな。【真理の扉】の成功率から言って、何日かここで泊まることになると思うからそこは我慢してね」

「はい、大丈夫です」

「それじゃ、まずはマスタールームから持ってきた道具を色々設置するから……えーっと、手伝ってくれるかな?」

「わかりました、がんばりますっ」


 大きく頷くかよちゃんに頷き返して、ボクは早速【アイテムボックス】から魔力炉と工具一式を取り出す。


 それから一通りの設備が使えるようになるまでそこから半日近くかかったけど、魔法工学の基礎中の基礎……つまり魔法やスキルの知識を教えながら設置したから仕方ない。

 こういう知識は、今後もダンジョンと関わっていくには必要になるものだからね。知っておいた方がいい。


 かよちゃんを眷属にしちゃえば、ある程度その問題は解決するんだけど……現状では、彼女から得られる定期収入はバカにできない。すごく打算的な考え方だけど、今は仕方ないのだ。

 それに、かよちゃんは結構すぐに覚えてくれた。やっぱり興味があったらしいし、案外こっちの方向に才能があるのかも知れない。そう思うと、異世界の知識をこっちの人に教えるのも無駄じゃないよね。今度、魔法書とか読ませてみよう。もしかしたら化けるぞ。


 ちなみに、この【ホーム】にはシャワールームはあっても設備がなく、マスタールームからもその設備は持ち出してきてなかったから、シャワーはボクの水魔法で代替することになった。当然二人でシャワールームを使うことになったんだけど、うん。


 最初に比べたら、だいぶ肉付きもよくなってきてた。いやあ、栄養は大事だね。初日から常飲させてる世界樹の花蜜セイバネクターも相当効いてるんだろう。あとは過度な日焼けをなくして、人間特有の陰毛を全部除去すれば完璧なボク好みの女の子に仕上がってくれるはず。


 まあ、二人っきりで狭いシャワールームの中、裸で水浴びをするってシチュエーションは相当かよちゃんの羞恥心を煽ったみたいで、終始真っ赤でもじもじしてたんだけど。それがよりかわいく見せてるってことは気づいてないんだろうなあ。


 っていうか、あんな話をしたってのに、一日も経たず性欲を解放したくなったのは全力で余談にしたい……。


ここまで読んでいただきありがとうございます。


クイン、米と味噌と醤油に出会う。あらすじでいうと最初の数行の地点にたどり着くまでにここまでかかるとは……。


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