第五章
部屋で寝ていたら、なぜか、いつの間にか女性がのっかって寝ていた。
そんなサプライズにかなり驚いた大宮。
じつは、この女性は......
大宮 「........誰?」
しかし、女は起きない。
大宮 「....ふぅ。起きろっ!」
女 「ぎゃふっ!」
大宮は思い切り腹にチョップをくらわせた。
女 「げ、げほっ!ゴホッ!な....なに?」
大宮 「それはこっちのセリフだ。お前は誰だ。」
女 「....。え?私?私は......誰だっけ?」
大宮 「知るか。俺に聞くな。」
女 「菊奈?私....菊奈?」
大宮 「殴るぞ。いい加減に悪ふざけはよせ。まず、お前は誰だ?」
女 「さぁ?知らない。」
大宮は足を跳ねあげた。その反動で女はベッドからずり落ち、頭を床にぶつけた。
女 「い、いたぁ〜い!」
大宮 「思い出したか?」
女 「ひっど〜い!ごめんの一言もなし?」
大宮 「勝手に人の部屋に入って、しかも人の上で寝ていてすみませんの一言もなしか?」
女 「え?私...あなたと一緒に寝てたの?」
大宮 「超一方的にな。」
超を強調する大宮。
女 「名前は自分でも分かりません。そしてふつつか者ですがよろしくお願いします。」
大宮 「......よし、蹴る。」
大宮は思い切り女を蹴り飛ばした。
大宮 「で?なんて言いました?」
女 「ふつつか者ですが...よろしくお願いします。」
大宮 「さて、死にたいとみた。」
女 「ふぇぇぇ!?ひどい!」
大宮 「怪しいね。とりあえず、皆を集めるか。」
―しばらくして。
寮のホールに皆が集まっていた。
陸遜 「お幸せに。」
凌統 「全く、すみにおけない男だっつの。」
小川 「にしても、さっそく寝るなんて....早すぎない?」
大宮 「....よ〜く分かった。」
―10分後
女 「だ、大丈夫ですか?」
陸遜 「えぇ、なんとか。」
小川 「相変わらずつっこみが激しいなぁ。」
凌統 「大丈夫ではないので、あなたと愛とその胸で治して---」
大宮 「死ねぃっ!」
凌統 「ガフっ!」
凌統は吹っ飛んで行った。
小川 「.....うん。今のはないよ。」
女 「...私そんなに胸ある?」
大宮 「知るか。」
陸遜 「しかし、正直に記憶喪失....ですか。刺客にしてはやはり違和感がありますね。」
大宮 「なら、陸遜を信じるよ。吉とでるか凶とでるか....」
女 「つまり?」
大宮 「つまり、仲間に迎えるってことだね。」
小川 「でも、名前がないとねぇ。」
女 「菊でいいわ。」
大宮 「う〜ん、ヒナギクさんと若干かぶるなぁ。」
女 「じゃあ.....なんだろ?でも花がいいな。あなたが決めて。」
女は大宮を指さした。
一同 (こいつ....モテる....。)
大宮 「え!?俺?ん〜と......えと...んじゃ、菫。」
女 「....んじゃ、私は、菫。よろしくね。」
こうして、新たに菫が仲間に入った。 |