第四章
小川、ヒナギクの救援もあり、無事に敵拠点を脱した大宮と陸遜。
そして、小川、ヒナギク、陸遜に連れられたどり着いたのは....なんと、大宮らの属していた中学校の寮だった。
大宮 「えぇっ! 寮じゃん!」
小川 「そうなんだよ。僕も始めは驚いた。」
陸遜 「さて、まずは今の仲間を紹介しますね。今回の脱出を助けてくれた---」
大宮 「カツキとヒナギクさん.....。もう覚えたよ。」
陸遜 「早いですね。では残りの5人。左からお願いできますか?」
川原 「川原 健也だ。大宮とは一応クラスメイトだ。」
大宮 (あのスカしたイケメンか。)
星彩 「私は星彩。よろしく。」
三成 「石田 三成だ。」
凌統 「凌公績だ。よろしくな。」
向池 「向池 蛍火です。覚えてますか?」
大宮 「クラスメイト....だったはずだ。」
向池 「正解です♪」
陸遜 「どうやら、もうすでに見知っている方がいたようですね。」
大宮 「さて、いくつか質問がある。まず、能力って...まぁ、見たが、どう使う?」
星彩 「まずは精神力の制御。そして、その精神力を手のひらの上でまわすかんじにする。そのときなにが出るかによって、個人の能力は決まる。自分は何の能力者なのかをまずは自覚する。話はそれからよ。」
陸遜 「精神力の制御はそんな簡単にできるものでは---」
そのとき、部屋の中をどこか暖かな風が吹き始めた。
一同 「え?」
大宮 「なるほど。俺は風使いってわけね。」
小川 「わ〜、すごいね。さすがは無敵のカズヒロだ〜♪」
大宮 「からかっているようにしか聞こえないんだけど。」
凌統 「おいおい、精神力の制御なんてみんなだいたい5日はできなかったってのに.....ケンヤ以来だな。」
川原 「おい、下の名で呼ぶなとあれほど---」
凌統 「どうでもいいじゃないか。そんなことは。」
陸遜 「では、その風の能力をどのように使うか....です。」
星彩 「結論から言うと、自分で考えなさい。」
大宮 「.....なんか、俺嫌われるようなことしたっけ?君に。」
星彩 「君じゃないわ。星彩よ。」
大宮 「....知ってるよ!」
陸遜 「まぁまぁ、星彩さんの言った通りなんですよ。結論は。こればっかりは、御自分でやっていただかないと...私たちでは御助力できません。」
大宮 「そうなんですか。まぁ、頑張ります。」
陸遜 「さて、今日は2人も仲間が増えまし---」
大宮 「え!?俺以外にいたんすか?」
陸遜 「ええ。大宮さんを救出するまえに星彩さんが。」
大宮 「ほぅ。随分とまぁなじんでいらっしゃいますが?」
星彩 「ひ、皮肉のつもり?」
大宮 「御名答....。」
星彩 (こ、こいつ.....。)
小川 「んじゃ、カズヒロと星彩はまず、自由に部屋選んで〜。そのあいだに俺は風呂にでも。」
陸遜 「なら、私も一緒に。どうせなにもないですしね。この後。」
凌統 「俺は備え付けのでいいや。」
備え付けの風呂がついてる結構すごい寮である。
大宮は自分が住んでいた部屋に入った。
大宮 「私物はなし....鍵は置いてあるな。便利なこった。........練習は深夜でいいか。寝よ。」
しばらくたって。
大宮 「ん....随分寝たかな?つか、寝苦しいな。なんだ?」
大宮は体を起こし、ベッド真上の小さなライトをつけた。
女が寝ていた。
大宮 「.....だれ?」 |