第十章
大宮らは火計により、形勢を逆転させた。
大宮 「さて、あとは辛抱だな。」
小川 「う〜ん、僕も闘いたいなぁ。」
川原 「無茶を言うな。」
井ノ原 「案外疲れるわよ。」
向池 「私はもう少しイケました。」
凌統 「俺もだ。」
菫 「なに強がってんの?」
大宮 「とにかく、陸遜たちに任せるしかないよ。今は。」
―前線
陸遜 「敵の勢いは衰えました。前線を少し押し上げましょう。」
キョウ維 「分りました!」
大宮 「ん? 前線が少し押し上がったな。どうしようか?」
川原 「そうだな。一応俺たちも出た方がいいと思うが。」
小川 「にしても、水計しかけてこないね。」
大宮 「まぁ、いいや。小川はなにかのときすぐ対処できるようにす---」
男の子 「それはこういう事態のことかな?」
大宮 「な!? 後ろに...」
男の子 「井ノ原 慶っていうんだ。よろしく。」
小川 「あれ?君は....まぁ、今はそんなこと言ってらんないね。」
川原 「さて、一人で来るというならそこそこ腕があるんだろうな。」
慶 「大丈夫。すぐ終わるよ。」
そう言って慶は笛を吹いて。と、同時に大宮たちのいるあたりに地割れがはしった。
そして、その地割れから次々と兵士?がでてきた。
大宮 「なんだあいつら!?首がない....つぅか黒い!?」
川原 「バカか!?よく見ろ!人なわけねぇだろ!人形かなにかだ!」
慶 「まぁまぁだね。んじゃ、準備もととのったし、行くよ!」
地割れの中から一斉に飛び上がった兵士たちは大宮達に襲いかかる。
大宮 「カツキは前に!ここは俺たちが押さえる。」
大宮は素早い動きで兵士を次々と斬り伏せた。
小川 「了解〜♪任せたよ。」
川原 「菫も前だ。あの脳天気を守ってやれ。」
菫 「まかせて!」
―前線
陸遜 「な!?後方に敵?」
キョウ維 「今大宮殿から連絡がありました。心配は無用だそうです。」
星彩 「なら大丈夫ね。私たちは私たちの仕事に専念する。」
―後方
大宮 「なんだ。そこまでたいしたことは....」
凌統 「油断禁物だっつの。数が多い。」
川原 「その通りだ。俺たちはこいつら押さえるのが今の役割だ。」
大宮 「まぁな。」
そして、そこから少し離れたところ。
井ノ原 「コラー!!待ちなさーい!!!」
慶 「うわわわわ、なんでこんな所にねぇちゃんが!!?」
井ノ原 「待ちなさいって言ってるでしょ〜!!」
井ノ原は炎弾を乱発した。
それらは慶のギリギリをかすめていく。
慶 「あちちちちっ!」
そのときに、慶の足に炎弾が当たった。
慶 「あつっ!つか痛いっ!」
井ノ原 「もらった。束縛陣・炎---」
そのときに、井ノ原は後ろからなにかにつかまれ、金縛りになった。
慶 「かかったね。ただ逃げてるだけなわけないじゃん。」
井ノ原は心臓を兵士の針状に変化した腕により貫かれた。
と同時に、爆発した。
慶 「ガッ....ハ...」
慶は爆風に巻き込まれ、吹っ飛んだ。
そしてそこには...
大宮 「いらっしゃい。」
大宮たちがいた。 |