7.高校生物 -小さなことでも、大事な役割を担っている-
私達の知っている通り、動物は呼吸によって酸素を吸い、二酸化炭素を吐き出しています。
僕は高校生物の参考書で、その呼吸の仕組みについて詳しく勉強したことがあります。
酸素は呼吸のありとあらゆる場面で役に立っているのだろうと思っていたら、意外な事実が明らかになりました。
実際は、数え切れないたくさんの化学反応の一番最後、呼吸によって燃えカスのように残った水素と結合して水になるという、たった1箇所だけでした。
一見すると、その水素さえ何とか出来れば酸素なんて必要なさそうな感じでした。
それでもそのたった1箇所がなければ呼吸作用は完結出来ず、結果、動物は生きていくことが出来ないのです。
(酸素なしでも生きられる生物は少数ながらいますが…。)
世の中でも、スポットライトの当たらない地味な仕事や裏方を担当していたり、または大きな機械の中のほんの一部の部品をひたすら製造していたりする人は多いと思います。
自動車の場合、大手の会社が注目を浴びてしまい、ボルトやナット、ネジなどを製造している下請け業者に注目することは少ないと思います。
しかし、自動車はそのボルト1個が欠けただけでも大事故につながる恐れがあります。
大型機械でも、部品1個が正常動作しなくなっただけで、大事故につながる恐れがあります。
つまり、一見他人が軽視しがちなことであっても、ちゃんと大事な役割を果たしているのです。
仕事でスポットライトの当たらない、窓際族のような感じで働いていたとしても、あなたがいなくなったら困るという存在になってみましょう。 |