1.食事 -まわりへの感謝を忘れずに-
日本では、私達の身の回りには、生きていくのには十分な量の食料があります。
1日3食たべていくことは当たり前のことでしょう。
では、常日頃から、その食べ物にありつけたことに、あなたは感謝をしていますか?
その食べ物は自分で働いて稼いだお金で買ったものだから、自分で手に入れたものだという感覚になっていませんか?
それではいけません。
ここでちょっと食べ物について考えてみましょう。
自給自足でない限り、あなたは他の誰かの生産した食料を買い取って、手に入れています。
その買い物のために使ったお金も、ただふってわいたわけではありません。
あなたの会社のためにお金を払ってくれる人がいたからこそ、手に入ったのです。
今やっている仕事が農業でなかったとしても、世の中に農業がなかったら人は生きていくことが出来ません。
もし、どんなにたくさんの札束があっても、無人島で一人だったら、それはただの紙切れです。
つまり、今あなたが当たり前のように今日を生きていられるのは、全ては農業があって、食料を生産してくれる人がいるからこそ成り立つものなのです。
自分で食べ物を手に入れていくことは、実はとても大変なことです。
僕は一人暮らしをしている時に植木鉢と土を買ってきて、自分で貝割れ大根を栽培したことがあります。
また、春の七草を自分で集めて七草粥を自分で作ったことがあります。
しかし、集めても集めてもそれだけでは腹を満たすことは出来ませんでした。
本当に自分で食料を手に入れることは大変なんだということを身にしみて実感しました。
僕は食事をする前に、食料を提供してくれた人達に感謝の気持ちを表して、手を合わせて「いただきます。」と言っています。
食べ終えると、手を合わせて「ごちそうさま。」と言っています。
当たり前に思えることにも、感謝の心を忘れないようにしましょう。
一見、一人で何かしているように見えても、それは誰かの支えがあってこそ成り立つものなのです。 |