ここらで三六九!(4/9)縦書き表示RDF


楽しんで読んで頂ければ・・・・
もっと漢字べんきょうするぞぉ!
ここらで三六九!
作:ウラノス



第三撃:暴れて三六九!


 ・・・ここは廃墟のホテル内。偽の三六九が大演説。陰の中からね。

「・・・明日、仕掛けるぞ」

 包帯まいた男たちは、揃ってうなずく。

 どうやら明日、仕掛けるらしい。ってかもぉ深夜だから今日なんすけど・・・・それよりどこに?

「無明道場だ・・・って誰だっ?」

 いや、ナレーターですが?えぇ〜声聞こえるんだ・・・・なんかうれしい♪

「・・・?空耳かぁ?」

 おいおいおい!期待させといて、残念・・・。

「まぁいい。いくぞ!この、【不動明王】三六九さまについて来い!」

 かっこよく勢い付けて叫んだはいいものの・・・偽者なんでね。

「おおっ!」

 ん〜包帯男軍団もかっこつけたいんだろうけど・・・つかないよなぁ。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


 ここは【無明道場】。鳥のさえずりが聞こえる爽やかな早朝。
 
 本物の三六九さんは結局信じてもらえずじまい。外見小学生クラスだしね。・・・美少年なんだけどなー♪

 一方麗さんは塞ぎこんでしまい、部屋からでてきません。美人(激烈スーパー)なのに・・・

純情すぎんだなぁ〜。そこがいいんだ。そこが。

 まぁでも三六九さん、謝ろうにも麗さんからうけた折檻いきすぎだのせいで動けません。

 って、こんどは鎖でグルグルまきされちゃって、道場に幽閉されちゃってんだけどさ。

「むぅ!もぉ一晩こうしておるのだが・・・・腹が空いたのだがなぁ」

 中身は18歳なんだけど、どっちかというとオッサンだ。ってか一晩も?

「それに、麗殿の親御さんは帰ってこないのであろうか?」

≪ガラガラガラガラ≫

 戸の開く音

「離婚したんだ、三年まえに。」

 ヒヤァッ!れ、麗さんかぁ・・・。びっくりしたぁ!

「れ、麗殿・・・それは・・・その、すまん」

「べつにいいよ。まぁ母さんはアメリカでバリバリ稼いでるし、父さんは武者修行の旅だし」

「なっ!女子を一人置いて?」

 もっともだな。三六九!

「んなわけねーだろ?ルームメイト?じゃねぇ、間借りって言うーのか?がいんだよ!今は里帰りしてっけどな!」

 へぇ〜っ!そいつは初耳!

「む?そんなのがいるんでございまするか?。」

「まぁ、な。ってか腹減ったんだろ?」

 ん?麗さんご機嫌がもどってる?

「れ、麗殿!さっきは・・・」

「あぁ、いいって!じ、事故だったんだろ?ならさっさと忘れろ!それより、悪かった。

一晩も閉じこめといて」

 そう思うんなら、なぜあんな折檻を??たしか○●○●で三六九さんを何発も・・・・

「いや、某はなぜこのように繋がれておるのでございまするか?某、昨日の昼からの記憶が・・・」

 おぉっと!やっぱりあんだけ殴られたらねぇ?記憶も吹っ飛ぶわなぁ。

「おいおい!マジかよ?」

 まぁ切れて加減なかったしなぁ。

(まぁ覚えてねーならいっか。)

「ん〜なんとなくでございまするが、白いものと柔らかいものがッッッグボファ!!!」

「思い出すんじゃねぇ!!」

 あらあら麗さん、まぁ〜だ殴るんですくわぁ?(ぶらり途中下車の旅風)

「なんだかなぁーって!なにやらせんだよ!」

≪ゲシッガシッ≫

「そ、某何も知らぬぞぉぉぉ・・・・・」

 立て!立つんだ三六九ぅ〜〜〜!

「かってにしてろ!」

(・・・まぁでも、もう昼飯のじかんだしな。しょうがねぇ、いっちょ作るか!)

 ちなみに、麗さんの作ったご飯を食べたことがある人にとっては、「毒盛るか!」と同義です。

あしからず。

 ・・・なんとゆーか、麗さんも壮絶な料理の腕だったが、三六九さんも相当な味音痴だった。

が、二時間後、見事に腹を壊すのは・・・当然っちゃぁ当然。しかし三六九さん、東京の空気に

慣れてないせいかなぁーっと、適当に考えます。晩飯も食べるのか・・・。

 でも、これに麗さんが気をよくしたのもつかの間。三六九さんが本気で偶然に風呂場に居合わせ

てしまい・・・。まぁ裸は見られなかったんだけどさ・・・またやっちゃったわけで・・・。

≪ドッカーーーン(やっぱり効果音多すぎ♪)≫

 結果、鎖にまたつながれてしまいましたとさ♪しかーーっし!麗さんは、初めて自分の
料理を完食してくれたことに感動し、結局晩御飯もつくっちゃってます。ここらへんが純情

なんだなぁ〜。
 
 そんな、幸せそうな日曜日の夕暮れのなか、迫り来る黒い影!そう、ついに偽三六九の登場です!

「む?なんだか変な気が近づいてくるぞ?」

 あ、起きたんすね!三六九さん!

(これは・・・、間違いない!某か麗殿がねらいである!)

「麗殿!危険にございまする!鎖を解いてくだされ!麗殿!麗殿!・・・・・」

 麗さん、鼻歌まじりに鍋をくるくる。

「・・・やっぱ味噌汁だよなぁ〜」

 あちゃー聞こえないみたいです。・・・えぇっ!それ味噌汁?緑色してるよ?ドロっとしてるよ?

 って!そんなことしてるうちに・・・・

「おい!無明道麗の家はここか?」

「へい!たしかにここであってます!」

 きちゃいました・・・偽者が。

「いいか、ソッコーに決めるぞ?」

≪ドンッドンッドガッシャーーーーーーーン≫

 ドアを壊して、ついに進入〜〜〜!破片が三六九(本物)さんにヒ〜〜〜ット!!気絶ゥゥゥ〜!

「な、なんだ?道場か?ったく!あのバカガキが!」

 だめだ!麗さん行っちゃだめー!

「俺の名前は三六九!【不動明王】の三六九さまよぉ!」

 偽者が嘘つきながら道場前に侵入!

≪ガラガラガラガラ≫

「おい!無明道麗!てめぇを倒しに来たもんだ・・・・ってあれ?」

 そこにいたのは・・・・・鎖で巻かれた美少年。一応本物の三六九さん。気絶中。

「なんだぁ?何でガキがいんだ?しかも鎖って・・・」

≪ダッダッダッダッダ!ガラガラガラガラ!≫

「おい!エロガキィ!・・・って、なんだぁ?てめーら!」

 麗さん登場〜〜〜〜〜〜!

「おうおうおうおうおう!【鬼夜叉】!てめぇに復讐しに来たぜぇ」

 包帯軍団の一人がしゃしゃり出る。

「このまえはよくもやってくれたなぁ?」

 キョトンとした顔の麗さん。今まで相当の数を殴ってきたので、いつのことだかさっぱり。

「へっ!ビビッて声も出ねぇってか?」

 いや、違うぞ包帯軍団!

「おまえら誰だ?」

 まぁそぉなるわな!

「な!

「このおかたの名前、聞いておどろくな?あの、【不動明王】の三六九様だぞぉ?」

 ・・・・嘘つきになるんだろうか?この場合・・・。被害者?

「ったく次から次へと・・・。こんの偽もんがぁ〜!!」

 ビクッとなる偽三六九さん。ヤバイねぇ〜

「な、何言ってやがる!俺は!て、天下の三六九さまよぉ!」

 あくまでも、言い張るんですね・・・。

「うるせぇ!本物の三六九さんはもっと細くて小さい。髪も長ぇ。それに・・・」

 それに?

「三六九さまはこんなちんけなチンピラの真似事は絶対にしねぇ!」

 おぉ!三六九さん、そんなに信頼された人なんだ!・・・今気絶して鎖に巻かれて後ろに転がってる

けどさぁ〜。

 って、さま付けなんだよな。麗さん。あやしいのぉ〜♪

「うるせぇ!この刀を見ても、まだ俺様を偽者と言えるかぁ?ぁあ?」

 そう言って偽三六九が出したのは・・・・一本のきちゃない木刀だった。

「そ・・・それは・・・【越天楽】!?なぜそれをお前が!!!」

 なにぃ!【越天楽】と言えば、【大地賛唱】などと共に大宝剣のひとつであり、通称

【音光雅越】、【虚空瞬天】と呼ばれている【スピード】を追求した木刀のことで

ある!!わかんない人にはわかんない!分かる人少ない!

「この刀は三六九の所有物だったはずだ・・・ろ?」

 あぁ〜なるほどね♪なになに?偽者はこのタイミング待ってました!みたいな顔してんね?

あいかわらず遠まわしに言うと不細工の部類のど真ん中の顔だけど。なんか毒舌♪

「わかったか?あぁん?このおかたは三六九さまに間違いはねぇんだよ!」

 包帯がすごむ。でもお前がすごいんじゃないぞ♪このスネ●♪

「・・・それでも、アタシは信じない。アンタは三六九さまじゃない」

「なら・・・この俺がぶっ殺す!それで証明してやんよ!」

 おぉ!ついにメンチを切った!ゴングならしまーっす!いいっすか?カーーーーーァァァッッン

≪ズダダッ!≫

 勝負は一瞬!煌く金髪がハジケル!つっこんでいく偽者!木刀【越天楽】ふりかぶり、

そして交錯する!!

≪バキィィィィィィッッッ≫

「そ、そんな・・・ほ、ほん・・・・」

 吹っ飛ばされる人影!息を呑む包帯軍団・・・!









 勝者はただニヤリと笑うのみ・・・。









 「俺の勝ちだ!」









 どっち?


漢検受けます。準二級です。正直無理だって・・・・











ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう