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今回はマコ、智博、竜揮の馴れ合いがメインになっております。多少、汚い表現も交じっておりますので苦手な方はご遠慮下さい。飛ばして読んで頂いても大丈夫な様に書き上げました。
僕の宝物
作:バックハイ



31男同士


「マコちん?明日は何食べる?お寿司?焼肉?」


美咲がクスクスと笑いながら僕に聞いてくる

「…美咲ちゃんになら寿司でも何でも奢るけど…」


智博が悔しそうな顔で答える

「トモ!お前が足引っ張ったんだから二人分奢れよ!」

竜揮が元子を庇うように口を開く

「いいよ…私も下手くそだったし…」

元子が気まずそうに言うが智博は

「…いや…二人分と元子ちゃんの分も払うよ…お詫びに…」

 
と渋々答える
それに皆で笑いながら竜揮が

「俺と由恵ちゃんは?」

と調子よく答える

「…二人分ってのは、美咲ちゃんと由恵の分だし…あとは元子ちゃんだけ…」

…ちょっと待て…

「智博!僕、勝っただろ?」
僕の言葉をまるっきり無視するかの様に

「…お前らは飯くらい自分で食え!」

と答える智博
…こ…この野郎…

そんな僕の顔を見て、皆声を上げて笑い出す

「…じゃあ、そうゆう事でお風呂でも入りに行こうよ」

笑いながら話をまとめる元子

「っ!?僕の飯は!?」

慌てて声を出すが、皆笑いながら卓球場を後にする

…皆…ヒデエ…


************

「気持ちいいー眺めも最高だし!」

そう声を上げながら露天風呂の岩に捕まり足をバタバタさせる智博

…僕はそんな智博の足を掴み引っ張り上げる
途端に頭が湯舟に沈み、今度は手をバタバタさせている

竜揮がそれを見ながら声を出して笑う

「殺す気かっ!」

僕が手を離すと智博が必死に湯舟から顔を上げて叫んだ

僕はそんな智博を無視して湯舟に浸かる

ドンッ

…突然、何か柔らかい物が顔に当たり途端に僕は湯舟に沈む

慌てて顔を上げるとそこにあったのは…
…汚い…
僕の怒りに満ちた表情を余所に智博が声を上げる

「トモくん必殺、尻ボンバー!」





…ふざけやがって…

そんな僕等の様子を笑いながら見ている竜揮…

バシャン!

僕は竜揮に向かってお湯をかける
大口を開けて笑っていた竜揮は、口の中にお湯が入った様子で、慌てて湯舟の外の排水溝に唾を吐くと直ぐさまお湯で流していた。

そしてすぐに僕等の方へ向き直り

「たっちゃんスプリングー!!」

と両手を広げて回転を始めた。
途端に露天風呂は竜揮の巻き起こした水しぶきで息も出来ない程になる。…夕食前の時間帯だからなのか、僕等の他にお客さんがいないから出来る行為である…


竜揮の水しぶきが少し弱まってくると途端に、今度は智博が背泳ぎのように身体を浮かせて足をバタつかせる。

…これも中々の水しぶき具合で、僕も負けじと竜揮と智博にお湯を掛けまくる。

せっかくの露天風呂は僕等の水しぶきで台なしになっている。
…こいつらに風情も何もあったもんじゃない…


僕はそう思いながらも水掛け遊びを楽しんでいた。

さっきの悶々とした気持ちを掻き消すように。


…ガラッ!

しかし、他のお客さんが来たのを見て途端に水掛け対決は中止となった。

僕等は全身ずぶ濡れになりながら、静かに腰を降ろし端っこの方へと移動するとお互いに目をやる。

「「あはははっ…」」

途端に皆で笑いが込み上げる。「決着は明日プールで着けようぜ!」

竜揮がニヤリと笑いながら答える。

「今度は晩御飯でも賭ける?」

智博も笑いながら続けるのを見て、僕はベシッと智博の頭を叩いて

「…飯の怨みは怖いぞ?」

と言ってやった。
竜揮はそれを見てまた笑い出し、智博は小さく

「…絶対、次は負けないから…」

と呟いた。


その後、僕等は髪を洗うのも身体を洗うのも、三人で大騒ぎだった。


三人で輪の様に並び、お互いの頭を洗いながら泡だらけの髪の毛で、やれウルトラマンだ、やれモヒカンだと勝手に人の髪の毛で遊んでいた。


洗い流すのもこれまた同じく、竜揮が桶のお湯を勢いよく僕等に掛ければ、僕は桶に水を溜めて二人に掛ける。あまりの冷たさに智博はシャワーの冷水を僕に掛けたり…。


…まぁ、これも後から来たお客さんが僕等より先に出てしまったから出来た事なのだが…


…そんなこんなで僕達は僕達なりのやり方で温泉を楽しむ事が出来たのだ…












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