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この作品はラジオドラマです。読みにくいでしょうがよろしくお願いします。
女神湖新伝説
(カズのN)「それから1週間後。俺たち4人は御礼を持って
更なるデータを収集すべく女神湖へ向かった」

車の加速の音。爆音。
カーブをきしむタイヤの音。
シフトダウンのギアの音。
サードで上る音。

(ヒデ)「かなりきつい坂だ」
(カズ)「もうちょっとで女神湖だ」

ターボのトップに入る。
(ヒデ)「見えてきた、見えてきた」
(アキ)「そこの車止めに止めて」

ブレーキ、止まる音。
ドアが開いて下りる音。
(トラ)「今日は匂わないなあ」
(カズ)「そう毎日は匂わないさ」
(アキ)「ほら、おみやげもって、ヒデ」
(ヒデ)「あいよ。もっと一杯聞きださなきゃな」

ドアを閉める音。
4人歩く砂利の音。
(アキ)「ボート乗り場の受付が売店につながってる」

戸を開ける音。ギイ。
(アキ)「ごめんください」
(皆)「ごめんください!」

奥から女の人の声。
(女)「はーい。今開けたばかりなのですみません」

足音と声、近づく。
(女)「はい、いらっしゃいませ」
(アキ)「あのう、おじいちゃんいらっしゃいますか?」
(女)「おじいちゃん?ここにはおじいちゃんなんていませんよ」

(ヒデ)「ええっ、うそー?」
(女)「いいえ、ほんとです。私が週末だけ開けてるだけですから」
(カズ)「1週間前の夕方と早朝、ここで庭を掃いておられる仙人
のような白ひげのおじいさんに合いました」

(女)「おかしいえすね?1週間前のその時間にはここは閉まってて
誰もいないはずです。この近辺にはペンションが10軒ありますが、
そのようなおじいさんはおられません」

(トラ)「どっかからフラッとやってきたんだ」
(ヒデ)「そうかもな?」
(アキ)「とてもお世話になったんです、そのおじいさんに」

(女)「そうですか」
(アキ)「とりあえずお土産、ご家族で食べてください。ね、みんな、お礼言って!」
(皆)「どうもありがとうございました」
(女)「それは、どうも」

4人砂利を歩む音。
(アキ)「なんだったんだろうね?」
(カズ)「わからん?」

4人、アスファルトを歩む音。
車のドアを開け乗り込む音。
ドアを閉める音。
(トラ)「あっ、見て、湖の底!」
(ヒデ)「あっ、ひかってる!」

3Sが浮上する音。ウィーン、ピポパピポパピポパ。
仙人のエコーの聞いた笑い声が、
3Sの音と共に遠ざかり消えていく。
(仙人)「ワッハッハッハ(エコー)・・・・」

ウィーン…と消えていく。

(カズのN)「そしてまた、新たなる女神湖伝説が生まれた」


                       ー完ー
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