【番外編】 ノベルゲーム/β版『HENTAI勇者に転生したのでダイスをふります。―抜身の勇者への道―』~「サキュバスに転生したのでミルクをしぼります。」第二部より~
えーと唐突ですが、今回はちょっと趣向を変えて番外編となります……っていうかエッセイですらありません(汗)
読者の皆さんの中には既にお気付きの方もおられるかも知れませんが、筆者が今「小説家になろう」でもっともイチオシしている小説……そのうちの一本こそ、木野裕喜様・作「サキュバスに転生したのでミルクをしぼります。」なのです。
で表題でもお分りの通り今回掲載したモノは、本作を題材とした「二次創作」となっております。
筆者はちょっと前に、木野裕喜様の活動報告欄にて「二次創作を自身の作品として公開する気はない」と明言したばかりであり、そのポリシー自体は今も変わりはありません。
ですが「今回のネタ」は内容がかなり特殊であり、また文章量もかなり多くなってしまったこともあり、それらを勘案した結果、もっとも読むのに適した環境は普通に投稿されるべきこの場で公開するのこそが、やはり最適であろうと判断致しました。
あとぶっちゃけ、執筆に要した労力を考えると「自作として公開」した方が、何か報われたような気がすると言いますか(汗)
そんな訳で本作は正式公開に当たって、原作者である木野裕喜様には掲載の快諾をきちんと得ております。無断掲載ではないのでご安心ください。
★原作「サキュバスに転生したのでミルクをしぼります。」
http://ncode.syosetu.com/n2100di/
さてここからは内容の説明に入ります。
本作は「サキュバスに転生したのでミルクをしぼります。」の第二部の01~08話をベースに構成された、懐かしのゲームブック風のマルチエンド型ノベルゲームもどき……となっています。
また本作では原作の設定に関する詳細な説明は省かれており、ネタバレも盛り込まれいます。
原作を第一部から全話既読済みであることが前提となっていますので、未読の方は最低でも原作第二部の01~08話までを先に読まれてから、本作をプレイすることをお薦めします。
とは言ってみたものの……この連載エッセイを読んでいるという数少ない物好きな皆さんも全員、原作のサキュミルを読んでいると強く確信していたりする訳ですが(笑)
本作は選択肢を任意で選ぶ方式ではありません。サイコロを用いた運任せのゲームとなっています。 なのでプレイするに当たって「サイコロを一個」必ず用意して下さい。しかも選択肢は出目が「1かそれ以外」「5かそれ以外」「奇数か偶数」の三種類しかありません(笑)
そんな訳で、皆さんも原作の主人公になったつもりになって、アナタの運を試してみませんか?
なお本作はワンプレイ三分弱となっており、シンプルな内容となっていますので、お暇な時にでも気軽にプレイなさってみて下さい。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〖OPENING〗
★ある日――ラーメン屋で『友達』と共にラーメンを食べていた最中、突如店にトラックが突っ込んできて、不運にもアナタは『友達』と共に死んでしまいました……ご愁傷様。
――ですが心配無用です。『テンプレ通り』の展開で異世界へ転生して、アナタは人生の続きを出来ることになったのですから!
早速その手続きを行う為、アナタは『天界の死役所』の『転生支援課』の窓口に送られました。
⓪――その『転生支援課』でアナタを担当したのは……
●[1]が出たら……まともな職員だった→⑰へ
●[1]以外全部……『オネエサン』だった!→②へ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
①上司の乱入のドサクサで、『愛玩人形』ボディでしかも『裸』のままの姿で、アナタは異世界に転生させられるハメになりました。転移先で最初にしたことは……
●[奇数]が出たら……ムスコを握ってしまった!→⑩へ
●[偶数」が出たら……ムスコを握らなかった→【E】END
②面倒くさい『オネエサン』の卑猥な愚痴に適当につき合った後、アナタは転生特典としてスキルを貰えることになりました。最初に選んだのは条件付で発動する『肉体強化』でした。
次に選択した戦闘スキルは『武極羅神剣』でしたが……
●[5]が出たら……『武極羅神剣』がちゃんと登録された→⑪へ
●[5]以外全部……『局部裸身拳』を間違って登録されてしまった!→③へ
③この時アナタはまだ、『局部裸身拳』を間違って登録されてしまったことに気が付いていませんでした……手続きを済ませた後、一緒に死んだ『友達』が先に異世界へ転生したことを知って、『友達』の情報を得る為、アナタは『オネエサン』の誘いに……
●[5]が出たら……渋々誘いに乗った→⑬へ
●[5]以外全部……きっぱり断った!→⑮へ
④なんとかオークから逃げ切ることに成功し、その後どうにか人間の住む街に辿り着いたアナタは、得意のコミュ能力の高さを生かしてとんとん拍子で街に溶け込むことに成功しました。次にアナタがしたことは……
●[1]が出たら……冒険者になって『友達』を探す!→【O】END
●[1]以外全部……冒険者になって依頼をこなす→【H】END
⑤『特級悪魔』が天井に張り付いて隠れていたことに気がついたアナタは、『騎士団』に声をかけて迎え撃つことに。敵がアナタのいる方向に向かって溶解液を吐き出しました! その時アナタは……
●[1]が出たら……咄嗟にマントを脱いで防いだ!→【A】END
●[1]以外全部……咄嗟に回避した→【C】END
⑥誰に邪魔されることなく『脱童貞』をしてしまったアナタは、結局時間が差し迫ってしまい、『友達』の情報は聞き出せませんでした。その後、アナタは問題なく無事に異世界に転生しました。転移先で最初にしたことは……
●[5]が出たら……ムスコを握ってしまった!→【D】END
●[5]以外全部……ムスコを握らなかった→⑯へ
⑦『オネエサン』に誘われるがまま個室に入ったアナタは、天界謹製『愛玩人形』の中に入ってエッチをするよう強要されましたが、その時……
●[1]が出たら……上司が乱入して阻止された!→①へ
●[1]以外全部……邪魔されることなく、そのまま致した→⑥へ
⑧『オネエサン』の誘惑を跳ね除けて、その後、アナタは問題なく無事に異世界に転生出来ましたが、転移先で最初にしたことは……
●[奇数]が出たら……ムスコを握ってしまった!→【L】END
●[偶数]が出たら……ムスコを握らなかった→⑲へ
⑨アナタは転移先の洞窟で『騎士団』と遭遇し、マントを貸して貰い身を包みました。その時、『特級悪魔』の強襲を受けたアナタは、側にあった『剣』を握ったことで『肉体強化』の発動条件が登録されました! 次に敵に対してアナタがとった行動は……
●[1]が出たら…受けに徹した!→【B】END
●[1]以外全部……果敢に攻めた!→【C】END
⑩アナタは転移先の洞窟で『騎士団』と遭遇し、マントを貸して貰い身を包みました。その時『特級悪魔』が奇襲を仕掛けて来ました。アナタはそれに対して『剣』を手に取って……
●[奇数]が出たら……受けに徹した!→【G】END
●[偶数]が出たら……果敢に攻めた!→【F】END
⑪『武極羅神剣』がちゃんと登録されました。手続きを済ませた後、一緒に死んだ『友達』が先に異世界へ転生したことを知って、『友達』の情報を得る為、アナタは『オネエサン』の誘いに……
●[5]が出たら……きっぱり断った!→⑧へ
●[5]以外全部……渋々誘いに乗った→⑦へ
⑫不運にも『勃起』が『肉体強化』の発動条件として登録されてしまいました。アナタは転移先の洞窟で『騎士団』と遭遇し、マントを貸して貰い身を包みました。その時アナタはふと上を……
●[5]が出たら……見上げた!→⑤
●[5]以外全部……見上げなかった→【C】END
⑬『オネエサン』に誘われるがまま個室に入ったアナタは、天界謹製『愛玩人形』の中に入ってエッチをするよう強要されましたが、その時……
●[1]が出たら……上司が乱入して阻止された!→⑭へ
●[1]以外全部……邪魔されることなく、そのまま致した→⑱へ
⑭上司の乱入のドサクサで、『愛玩人形』ボディでしかも『裸』のままの姿で、アナタは異世界に転生させられるハメになりました。転移先で最初にしたことは……
●[5]が出たら……ムスコを握ってしまった!→⑫へ
●[5]以外全部……ムスコを握らなかった→⑨へ
⑮結局時間が差し迫ってしまい、『友達』の情報は聞き出せませんでした。その後、アナタは種族『人間』として『局部裸身拳』と『肉体強化』を身に付け異世界に転生しましたが、転移先で最初にしたことは……
●[奇数]が出たら……ムスコを握ってしまった!→【P】END
●[偶数]が出たら……ムスコを握らなかった→【K】END
⑯アナタが送られたのは『ルブブの森』と言う、生存率五〇%以下の危険な場所でした!
不運にも早速オークと遭遇してしまったアナタは……
●[5]が出たら……全力で逃げる!→④へ
●[5]以外全部……無謀にも戦いを挑む!→【M】END
⑰転生特典としてスキルを貰えることになりました。選んだのは条件付で発動する『肉体強化』と『武極羅神剣』でした。さらに詳しくは教えてくれなかったものの、一緒に死んだ『友達』が先に転生したことを知り、異世界で『友達』を探そうと決意しました。
その後、アナタは問題なく無事に異世界に転生出来ましたが、転移先で最初にしたことは……
●[奇数]が出たら……ムスコを握ってしまった!→【L】END
●[偶数]が出たら……ムスコを握らなかった→⑲へ
⑱誰に邪魔されることなく『脱童貞』をしてしまったアナタは、結局時間が差し迫ってしまい、『友達』の情報は聞き出せませんでした。
アナタは種族『人間』として『局部裸身拳』と『肉体強化』を身に付けて異世界に転生しましたが、転移先で最初にしたことは……
●[奇数]が出たら……ムスコを握ってしまった!→【H】END
●[偶数]が出たら……ムスコを握らなかった→【I】END
⑲アナタが送られたのは『ルブブの森』と言う、生存率五〇%以下の危険な場所でした!
不運にも早速オークと遭遇してしまったアナタは……
●[奇数]が出たら……全力で逃げる!→⑳へ
●[偶数]が出たら……無謀にも戦いを挑む!→【M】END
⑳なんとかオークから逃げ切ることに成功し、その後どうにか人間の住む街に辿り着いたアナタは、得意のコミュ能力の高さを生かしてとんとん拍子で街に溶け込むことに成功しました。次にアナタがしたことは……
●[1]が出たら……冒険者になって『友達』を探す!→【N】END
●[1]以外全部……冒険者になって依頼をこなす→【J】END
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〖ENDING〗
【A】――――――
敵が吐き出した溶解液を咄嗟にマントを脱いで防いだ事が幸いして、『局部裸身拳』の特性を知る事が出来ました。
その後、捕まった『女騎士』が触手責めされるように敵を言葉巧みに誘導し、ラッキースケベのイベントを発生させました。そのお陰で『勃起』して『肉体強化』のスキルを発動させることに成功し、さらにフルチンになったアナタは、『特級悪魔』を圧倒的な攻撃力で倒す事が出来ました。
異世界で種族『天界人』として転生し、『局部裸身拳』と『勃起』による『肉体強化』と言う戦闘スキルを身に付けてしまったアナタは、こうして『抜身の勇者』としての第一歩を踏み出す事になってしまったのです!
ですが心配は無用です。天元突破の勢いでひらき直りさえすれば、相手が『魔王』であろうとも負けないハズです! たぶんおそらくきっと『友達』とだってすぐに再会出来るでしょうし、好みドストライクな女性とだって巡り会えるかも知れません! アナタの異世界生活に天界神の加護のあらんことを!
【B】――――――
敵が吐き出した溶解液を咄嗟にマントを脱いで防いだ事が幸いして、『局部裸身拳』の特性を知る事が出来ました。しかも側にあった『剣』を『肉体強化』の発動条件として登録することにも成功。その後、フルチンになったアナタは『特級悪魔』を圧倒的な攻撃力で倒す事が出来ました。
異世界で種族『天界人』として転生し、『局部裸身拳』と『肉体強化』と言う戦闘スキルを身に付けたアナタはその後、不幸にも残念な戦闘スタイルから『裸の騎士』と呼ばれるようになりはしたものの、まずまずの人生の再出発を果たすことが出来たのです。
騎士としての仕事の傍ら『友達』の手掛かりを探していたある日、宿場町のメイロークと言う街のある酒場で、『牛乳』という珍しい飲み物を提供していると言う噂を耳にして……アナタの異世界生活に天界神の加護のあらんことを!
【C】――――――
『局部裸身拳』の特性を知る機会がないまま、『特級悪魔』の奇襲を受けた結果、アナタはいきなり殺されてしまいました。 もう二度と転生出来ません。迷う事無く成仏して下さい…
【D】――――――
異世界で種族『人間』として転生し、『武極羅神剣』と『肉体強化』と言う戦闘スキルを身に付けたアナタは、不運にも『勃起』を『肉体強化』の発動条件として登録してしまい、第二の人生の始まりからいきなり躓いてしまいました。
テンプレ通りに冒険者となった後、不幸にもその残念な戦闘スタイルから『スーパー勃起剣士』の異名で呼ばれるようになってしまったせいで、女性に敬遠されてしまい、逆にそのスジでは有名な存在になってしまいました。
ですが『初体験』がトラウマになっていたこともあり、最近では「男もいいかも」と思い始めた今日この頃。そんなアナタの前にある日、変態紳士が現れて……
【E】――――――
異世界で種族『天界人』として転生し、『武極羅神剣』と『肉体強化』と言う戦闘スキルを身に付けたアナタは、『剣』を『肉体強化』の発動条件として登録しました。
ここまで最高のチートが揃った今、アナタに恐れるものなど何もありません。テンプレ『王道勇者』として着実に成功の人生を歩めるハズです。きっと『魔王』だって倒せるでしょう! アナタの異世界生活に天界神の加護のあらんことを!
【F】――――――
特級悪魔の奇襲を受けて、『武極羅神剣』で勇ましく応戦したものの、『勃起』する余裕がないまま、最後まで大したダメージを与えられずに、アナタは騎士団と共に全滅してしまいました。もう二度と転生出来ません。迷う事無く成仏して下さい…
【G】――――――
敵が吐き出した溶解液を咄嗟にマントを脱いで防いだ後、捕まった『女騎士』が触手責めされるように敵を言葉巧みに誘導し、ラッキースケベのイベントを発生させました。そのお陰で『勃起』して『肉体強化』のスキルを発動させることに成功し、アナタは特級悪魔を倒す事が出来ました。
異世界で種族『天界人』として転生し、『武極羅神剣』と『肉体強化』と言う戦闘スキルを身に付けたアナタはその後、残念な戦闘スタイルから『勃起騎士』と呼ばれるようになりはしたものの、まずまずの人生の再出発を果たすことが出来た訳です。
騎士としての仕事の傍ら『友達』の手掛かりを探していたある日、宿場町のメイロークと言う街のある酒場で、『牛乳』という珍しい飲み物を提供していると言う噂を耳にして……アナタの異世界生活に天界神の加護のあらんことを!
【H】――――――
異世界で種族『人間』として転生したアナタは、『肉体強化』を『勃起』を発動条件として登録されてしまうと言う残念な結果に……その後、調子に乗ってテンプレ通りに冒険者になりましたが、肝心の戦闘スキル『局部裸身拳』の真髄に気付かないままだったので、その真価を発揮することなく過ごすことに。
しかし平凡な実力ながら、その残念な戦闘スタイルから『勃起戦士』の異名で呼ばれるようになってしまったせいで、女性に敬遠されてしまい、逆にそのスジでは有名な存在になってしまいました。
ですが『初体験』がトラウマになっていたこともあり、最近では「男もいいかも」と思い始めた今日この頃。そんないきなりしくじりまくって人生の選択を間違えたアナタの前にある日、変態紳士が現れて……
【I 】――――――
異世界で種族『人間』として転生したアナタは、なんとか『剣』を手に入れて『肉体強化』の発動条件を登録しました。
その後、調子に乗ってテンプレ通りに冒険者になりはしたものの、肝心の戦闘スキル『局部裸身拳』の真髄に気付かないままだったので、実力は至って平凡と言う有様……しかも『初体験』がトラウマになっていたこともあり、女性不信になってしまい…そんな微妙な人生の再出発をしたアナタの前に、変態紳士が現れて…
【J】――――――
異世界で種族『人間』として転生し、『武極羅神剣』と『肉体強化』と言う戦闘スキルを身に付けたアナタは、『剣』を『肉体強化』の発動条件として登録し、テンプレ通りに冒険者となって派手に活躍しました。そんな順風満帆な第二の人生を始めたアナタの前にある日、変態紳士が現れて……
【K】――――――
異世界で種族『人間』として転生し、『剣』を『肉体強化』の発動条件として登録したものの、肝心の戦闘スキル『局部裸身拳』の真髄に気付きませんでした。テンプレ通りに冒険者となりはしたが実力は至って平凡、と言う有様……そんな微妙で地味な第二の人生を始めたアナタの前にある日、変態紳士が現れて……
【L】――――――
異世界で種族『人間』として転生し、『武極羅神剣』と『肉体強化』と言う戦闘スキルを身に付けたアナタは、不運にも『勃起』を『肉体強化』の発動条件として登録してしまい、第二の人生の始まりからいきなり躓いてしまったのです。
テンプレ通りに冒険者になったアナタは、その残念な戦闘スタイルから『スーパー勃起剣士』の異名で呼ばれるようになり、そのスジでは有名な存在になりました。そんなアナタの前にある日、変態紳士が現れて……
【M】――――――
武器も無いのにそんなことをしてしまったアナタは、返り討ちに合ってあっさり死んでしまいました。もう二度と転生出来ません。迷う事無く成仏して下さい…
【N】――――――
異世界で種族『人間』として転生し、『武極羅神剣』と『肉体強化』と言う戦闘スキルを身に付けたアナタは、『剣』を『肉体強化』の発動条件として登録し、テンプレ通りに冒険者となったものの、目的はあくまで先に転生した『友達』を探すこと。
手掛かりを求めて旅をしていたアナタはある日、宿場町のメイロークと言う街のある酒場で、『牛乳』という珍しい飲み物を提供していると言う噂を耳にして……アナタの異世界生活に天界神の加護のあらんことを!
【O】――――――
異世界で種族『人間』として転生し、『武極羅神剣』と『肉体強化』と言う戦闘スキルを身に付けたアナタは、『剣』を『肉体強化』の発動条件として登録し、テンプレ通りに冒険者となったものの、目的は大成することではなく、優先すべきは先に転生した『友達』を探すこと。
手掛かりを求めて旅をしていたアナタはある日、とある宿場町のある酒場では、サキュバスが正体を隠して働いていると言う怪しい噂を耳にするが、『初体験』がトラウマになっていた為、サキュバスに対しても勝手に悪印象を抱いてしまい、アナタは「その街には絶対に近づくまい」と心に固く誓いスルーしました。『友達』探しの旅は続く……
【P】――――――
異世界で種族『人間』として転生し、不運にも『勃起』を『肉体強化』の発動条件として登録してしまい、第二の人生の始まりからいきなり躓いてしまいました。
その後、調子に乗ってテンプレ通りに冒険者になりましたが、肝心の戦闘スキル『局部裸身拳』の真髄に気付かなかった為、その真価を発揮することなく過ごすことに。
ですが実力は平凡ながら、その残念な戦闘スタイルから『名も無き勃起戦士』の異名で呼ばれるようになってしまったせいで、女性に敬遠されてしまい、逆にそのスジでは有名な存在になってしまいました。そんないきなりしくじりまくった人生の再出発をしたアナタの前にある日、変態紳士が現れて……
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
さて如何だったでしょうか?
ご覧のようにロクなオチがありませんし(原作があんな感じですので、これは仕方ないこと)、基本的に出オチ的な内容となっています(笑)
原作者である木野裕喜様には「リーチと出会ってなんやかんやでラブラブちゅっちゅ! みたいにはっきりとしたHAPPY ENDがあってもいいかな」という要望を頂いたのですが、原作の未踏域部分にまで勝手に踏み込みたくはなかったので、申し訳ないのですが敢えてヒロインENDは設けませんでした。
本作は「β版」と銘打っている通りパイロット版であり、原作の方で区切りのいいところ(リーチちゃんとの再会)まで進めば、拡張版を書くのもいいかなとか思案中です。またその時にはここの連載での間借りと言うカタチではなく、単独作品として公開したいと考えています。
っていうか、ぶっちゃけこんなの書くのメチャクチャ面倒くさいだけです。筆者の代わりに本作をベースにした拡張版を是非書きたいと言う方がいらっしゃれば、木野裕喜様と自分に御一報下さい。その時には喜んでお譲りしますので(笑)
最後に……木野裕喜様には執筆でお忙しい中、誤字や設定に関する内容の確認及び監修、形式に関する助言をして頂きました。この場を借りてお礼を申し上げます。有難うございました。