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怪しい設定だと思うので12禁ぐらいかもしれません。文章が御粗末ですが、お楽しみください\(^O^)/
大人の時間
作:ランデブー


時刻は八時丁度。
後一時間で寝る時間だ。

何で子供は九時に寝ないといけないんだろう?

僕はそう思い、友達と話した事があった。

……

「皆はどう思う? 子供だけが、九時に寝ないとイケない事」
「九時から先は、大人の時間だからしょうがないよ」
「大人の時間は、子供が見ちゃイケない世界が広がってるんだって」
「今度皆で、大人の時間まで起きてみる?」
「それは無理だよ。眠たくなくても、九時になれば自然に瞼が閉じるんだから」
「そうだよね〜。アレはまるで、魔法だよね」

僕と友達二人は、大人の時間に興味を持っていた。
大人の時間には一体何があるんだろう? どんな世界が広がってるんだろう?


今思えば、大人の時間になんて興味を持たなければ良かった……。




今日の夕食はステーキだ。とても美味しい……だけど、愛情なんて伝わらない。僕の家族は今、バラバラになろうとしてるんだ。 お母さんは知らない男の人とイチャイチャしてて、お父さんは知らない女の人とイチャイチャしてるって話だ。ただの噂だから、僕は信じてないけど。

「……ティッシュ取って」
「……はい」

会話はそれだけだ。コレが会話って言えるのかは分からないけど、たったコレだけなんだ。

その時、中学二年生のお兄ちゃんがーー

「お前らホント最悪だな! 大人の時間は子供は起きてないから、何でも出来るんだな? カメラでお前らの不様な姿撮ったから、言い訳したって無駄だよ」

崩壊へと導くスイッチを、押してしまった。

「良介、お前は何をやっているのか理解しているのか? 子供が大人の時間に起きていてはイケない、知っているな?」
お父さんは、鬼のように怖い顔で言った。
「貴方は悪い事をしたんだから、反省しないと筋違いよ。だから、覚悟しなさいね……良介」
お母さんは、まるで悪魔のようだ。

お父さんとお母さんは、大人の時間に起きていた事を怒ってるのか? ソレとも、日頃のストレスを子供にぶつける気なのか?

「ウルサイんだよ! お前らがいつも、あんな態度をしてるから悪いんだろ?」
お兄ちゃんは、壁を思い切り殴り怒鳴った。

「おとなしくしろ」
お父さんは静かにそう言うと、お兄ちゃんの腹部を力一杯殴った。

そして、おとなしくなったーー

「お前は、良介みたいに大人の時間に起きてちゃイケないよ。大人の時間ってのは、とても危険な世界なんだ……一度迷い込んだら、二度と出られない」

怖いよ……逃げなきゃ……

「ハハハ……。ソイツも殴っておけば? そして、手枷足枷を付けて放置プレイとかしちゃったら〜」


「ワァァァーー!!」
僕は叫び、助けを呼んだ。


「アハハ、怖がらなくても大丈夫よ〜。お前は、変態雌豚野郎に飼われるんだからさ〜、アハハハハ」
お母さんは、怒れていた。

「許してくれ。大人の時間に迷い込んでしまった、哀れな大人を許してくれ」
お父さんは、涙を流しながら僕に近付く。

ドスッ……

目の前が真っ暗になった。




僕はどうなったんだろう? 死んだのか、生きているのか。多分生きてるとは思うけど、僕を待っているのは生き地獄だと思う。 いっそこのまま死にたい。天使が僕を迎えに来てくれると、願いたい……。

するとその時、
「……しろ! ……覚ませ!」
微かに声が聞こえた。

「しっかりしろ! 目を覚ませ!」
ハッキリ声が聞こえた。

ーー

「みんな……」
「よかった、目を覚まして。心配したよ」
「死んだと思ったじゃんか〜!」

友達は、僕の事を心配してくれている。

「みんなアリガトウ。それで、ここは何処?」

僕と友達がいる部屋は、何に使うのかワカラナイ道具が沢山あった。

「……拷問部屋かな? それとも、処刑部屋かな?」
「怖いよ……」

二人は、ブルブルと震えていた。

「……」

カチッ……カチッ……

「もう、九時だ」

カチッ……ゴーン……

「大人の時間ーー」

九時になると同時にゴーンという鐘の音が鳴り、何処からか霧が出てきた。

そして、右往左往から悲鳴が聞こえてきた。

『キャァァァーー!』

『来ないで!』

僕は怖くなり、両耳を手で塞いだ。

「君、怖いの?大丈夫よ、お姉さんが優しくしてあげるから」

「えっーー?」

目の前に、お姉さんが立っていた。ドアが開いた音なんてしなかったのに、どうやってココに入ったんだ?

「フフフ……大人の時間が、何をする時間なのか分かる? 楽しい楽しい遊戯をする時間なのよ」

ドクドクーー

「泣かないで笑ってよ。だって、今から皆で遊ぶんだからさぁ」

ドクドクドクーー

「さあ、さっさと立ちなさい。そして、そこのテーブルに寝転がりな」

ドクドクドクドクーー

鼓動が激しくなっていく。




「わあっ!」
僕は、突然目が覚めた。

「さっきのは夢なのかな? ……怖かった」
胸に手を当てて、ホッと息をつく。

「……ん? 何かお尻が冷たいなぁ。まさか……」
少年は、布団を恐る恐る触ってみた。案の定冷たい。
「おねしょしちゃった。どうしよう、コレ?」

カーテンの隙間から、陽光が射し込んだ。














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