第参 『レウクレスト』
そのころ、西のギルド『レウクレスト』もギルド会議をしていた。
『レウクレスト』(今後RK)も同じリーダーを含めて四人と言う少人数ギルドだ。
しかし、そのギルドも新人隊員が三人やってくるという。
「では、これで本日のギルド会議を終える。では解散。」
RKのリーダー『アルダイ』は隊員たちにゆっくりと言い伝えた。
会議を終え、一人のゴーグル少年が背伸びをし、ほっと一息ついた。
その時、黒いコートの男が近寄り、面白がって少年の髪の毛をひっぱった。
「そろそろ特訓を始めるぞ。」
男はにっこりと笑顔で少年の顔を見た。
少年はイライラと男の手をたたきつけた。
「キラ先輩いきなりなんすかっ!俺の髪の毛をひっぱりたいほどそんなにイジリキャラになったのですか?!」
キラはくすくすと笑いながら少年に言い返した。
「失敗坊主のライアン君には言われたくないね。」
ライアンはキラの答えに腹立ち、鞭を取り出し、持ち手にあるボタンを押した。
そして鞭に電流を流し込み始めた。
青い電流が完全にムチにたまり、彼はキラに勢いよく叩きつけようとした。
しかし、キラは大量のトランプカードを取り出し、大きな盾を取り出す。
ムチが大きな盾に直撃し跳ね返された。
「君は年上に対して暴力を振るうようになったのかな?」
キラはトランプを全て手に戻し、もう一度ライアンに微笑んだ。
ライアンは舌打ちをし鞭を静かに片付けた。
その後、キラとライアンはギルド基地から出てある公園についた。
「・・・なんでこの俺が特訓しまくんなきゃだめなんだよぉ・・・3年も続いてるのに・・。」
ライアンは物々を言い始めた。
キラはトランプを一枚一枚地面に落としながら言った。
「仕方がない。ら違反は三年続きで実績最下位だから。ライアンがいつも頑張っている事はこの俺だってわかっている。でもいつも依頼を失敗しているじゃないか。」
「依頼のことだろ?俺は強さじゃあ一番じゃないか!!
キラは繭を上げ、ライアンに言った。
「強さだけでは全て上手くいくとはいかない。そんな事の為に特訓していたのかい?」
ライアンの我慢もついに限界だった。
キラを鞭で叩きつけながらライアンは言った。
「キラは良いよな!強くて実力も良くて・・・それに綺麗事まで言えて!!」
「別に綺麗事までだなんて・・」
ライアンはもう一発キラに叩きつけてから走り去った。
「・・・ライアン。」
キラはどうしようもなくライアンが闇夜の中に消えるまで見続けているだけだった。 |